節約、節約
つましい年金暮らしのくうみんなので、入ってくるお金は限られている。安心して暮らすためには出て行く方をしめるしかない。そう、節約だ。
節約してもなんぼのもんだと思っていたが、電気代に関してはずいぶん大幅にカットできた。
おじさんがいた時は、夏でも冬でもエアコンをガンガン利かせていた。石油ストーブはおじさんの気に入っている白い壁が汚れるからと使わない。一人と二人では電気代なんかそんなに変わることはあるまいと思うのは大きな間違いで、ずいぶんと違うことを発見した。
それはなぜかと尋ねたら、おじさんが事務所として使っていた部屋の電気代が要らなくなったのが大きい。今ではその部屋は、年に一度か二度、誰かが泊まりに来たときだけ使っている。
おじさんは暑がりの寒がりだった。夏は26度くらいの設定にしていたし、冬は22度くらいにしていた。
くうみんも一人になってそこまで行かなくても、冬の温度は20度くらいにしていたが、フィットネスクラブのおばちゃん仲間と話していたら、その中の一人は17、8度に設定しているという。
「寒くないの?!」
「寒いから厚着するのよ」
「ご主人は文句言わない?!」
「うちの主人は寒いのは平気」
その人のご主人はオーストラリア出身の白人で、白人と言うのは寒さにメチャクチャ強いらしい。
ふ~ん。おじさんもいないことだし、私もそれくらいの温度設定にしてみようか。
ということで1年前あたりから、家の気温は17、8度と決めている。家の中では今までなら信じられないものすごい厚着だ。上はセーターの上にフリース、下はズボンの上にユニクロのオーバーパンツ。フリースもオーバーパンツもおじさんの着ていたものなのでぶかぶかだ。オーバーパンツはウエストを縫い縮めた。
不思議なもので慣れると18度になると暑く感じる。
外に出るときはオーバーパンツを脱がなければいけないので、外に出る格好の方が薄着だ。家の中ではあまり動かないから、寒さもより感じるかも。
これでどれくらい違うかと言うと、おじさんがいた頃の電気代と比べると、半分くらいになった。1月の電気代は、1万円を軽く超えていたけれど、今年は4千円ちょっとだ。これでも他の月よりかなり多い。12月は3500円くらい、11月は2800円くらいと、大体3千円前後だ。
この差は大きい。
水道も、花瓶の水は取っておいて鉢植えに撒いたり、トイレの水に使ったりしている(流した後のタンクに入れる)。こんなのは微々たるものだろうが、気は心。ガスも無駄のないように心がけている。
今までの日常の買い物は、安いと思ったら買ってしまっていた。この傾向は女性に多い。
しかし先日、年配の夫婦が買い物をしている場面に出会った。奥さんは安いからと、ある商品を買い物かごに入れた。それをご主人が見咎めた。
「それ、家にまだあるだろう」
奥さんは言い返す。
「だって安いんだもの」
「いくら安くてもあるものは買うな!!」
若い夫婦も同じようなことをしていた。奥さんが特売のエノキを見て言った。
「あ、エノキが安い、買おうかな」
それをすかさず、ご主人、
「買わないのが一番安いの!!」
なるほどね~、使いもしないものを安いからと言って買うのは無駄なこと。おじさん亡き後、男性のこういった意見を聞くのは勉強になる。
という訳で最近くうみんは「底値ハンター」は止めて、なるべく買い物に行かないようにした。あるもので済ます。なくなったら買いに行く。買うか買わないか、迷ったら買わない。
とは言っても、日常の買い物って結構楽しいからね。あまりキツキツにするのもなんだし、そこは適当に。
部屋の温度はおじさんがいれば、こんなに低くしないだろう。 くうみん一人だから、どうでもいいと思ってやっている。おじさんにはこんな寒い思いはさせられない。
今となっては、テーブルの上でほほ笑んでいるおじさんは寒さなんか感じないだろうけど。
こんな厚着しています。

似合うかしら、オホホ
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節約してもなんぼのもんだと思っていたが、電気代に関してはずいぶん大幅にカットできた。
おじさんがいた時は、夏でも冬でもエアコンをガンガン利かせていた。石油ストーブはおじさんの気に入っている白い壁が汚れるからと使わない。一人と二人では電気代なんかそんなに変わることはあるまいと思うのは大きな間違いで、ずいぶんと違うことを発見した。
それはなぜかと尋ねたら、おじさんが事務所として使っていた部屋の電気代が要らなくなったのが大きい。今ではその部屋は、年に一度か二度、誰かが泊まりに来たときだけ使っている。
おじさんは暑がりの寒がりだった。夏は26度くらいの設定にしていたし、冬は22度くらいにしていた。
くうみんも一人になってそこまで行かなくても、冬の温度は20度くらいにしていたが、フィットネスクラブのおばちゃん仲間と話していたら、その中の一人は17、8度に設定しているという。
「寒くないの?!」
「寒いから厚着するのよ」
「ご主人は文句言わない?!」
「うちの主人は寒いのは平気」
その人のご主人はオーストラリア出身の白人で、白人と言うのは寒さにメチャクチャ強いらしい。
ふ~ん。おじさんもいないことだし、私もそれくらいの温度設定にしてみようか。
ということで1年前あたりから、家の気温は17、8度と決めている。家の中では今までなら信じられないものすごい厚着だ。上はセーターの上にフリース、下はズボンの上にユニクロのオーバーパンツ。フリースもオーバーパンツもおじさんの着ていたものなのでぶかぶかだ。オーバーパンツはウエストを縫い縮めた。
不思議なもので慣れると18度になると暑く感じる。
外に出るときはオーバーパンツを脱がなければいけないので、外に出る格好の方が薄着だ。家の中ではあまり動かないから、寒さもより感じるかも。
これでどれくらい違うかと言うと、おじさんがいた頃の電気代と比べると、半分くらいになった。1月の電気代は、1万円を軽く超えていたけれど、今年は4千円ちょっとだ。これでも他の月よりかなり多い。12月は3500円くらい、11月は2800円くらいと、大体3千円前後だ。
この差は大きい。
水道も、花瓶の水は取っておいて鉢植えに撒いたり、トイレの水に使ったりしている(流した後のタンクに入れる)。こんなのは微々たるものだろうが、気は心。ガスも無駄のないように心がけている。
今までの日常の買い物は、安いと思ったら買ってしまっていた。この傾向は女性に多い。
しかし先日、年配の夫婦が買い物をしている場面に出会った。奥さんは安いからと、ある商品を買い物かごに入れた。それをご主人が見咎めた。
「それ、家にまだあるだろう」
奥さんは言い返す。
「だって安いんだもの」
「いくら安くてもあるものは買うな!!」
若い夫婦も同じようなことをしていた。奥さんが特売のエノキを見て言った。
「あ、エノキが安い、買おうかな」
それをすかさず、ご主人、
「買わないのが一番安いの!!」
なるほどね~、使いもしないものを安いからと言って買うのは無駄なこと。おじさん亡き後、男性のこういった意見を聞くのは勉強になる。
という訳で最近くうみんは「底値ハンター」は止めて、なるべく買い物に行かないようにした。あるもので済ます。なくなったら買いに行く。買うか買わないか、迷ったら買わない。
とは言っても、日常の買い物って結構楽しいからね。あまりキツキツにするのもなんだし、そこは適当に。
部屋の温度はおじさんがいれば、こんなに低くしないだろう。 くうみん一人だから、どうでもいいと思ってやっている。おじさんにはこんな寒い思いはさせられない。
今となっては、テーブルの上でほほ笑んでいるおじさんは寒さなんか感じないだろうけど。
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