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登山その後 仙骨捻挫と写真集

 黒部ダムから下の廊下に抜ける道で、尾てい骨近辺をしたたかに打ったくうみん。
 そのまま歩きとおしたが、帰ってからかなり痛いことに気付く。今までは気が張っていたので気づかなかったらしい。家に帰ると速攻で近所の整形外科に行った。
 こういう時は普通、くうみんの場合整骨院に行くのだが、今回は「ひょっとして尾てい骨骨折しているかも」と思ったのだ。レントゲン撮ってもらわなきゃ。

 近所のその医院は、先生が優しくて年寄りの話を聞いてくれるので、年寄りであふれている。以前は隣町で開業していたのだが、その先生がこちらに転勤になると、そこに通っていた年寄り患者の金持ちが、こちらに来るようになった。なぜ金持ちだけ来るかというと、歩いて来られないので、通院にタクシーを使える患者のみこちらに来ているのだ。

 待っている間、しまった!もっと空いている医院に行けばよかったと思ったが、後の祭り。2時間近く待った。診察の結果、尾てい骨の上の、仙骨捻挫。骨は折れていない。リハビリをして安静にしていればいいでしょうとのこと。
 運動はどうか、と聞きそびれたが痛くてそれどころではなかった。起きるときも両ひざをついて、そろそろと起きる。布団の上げ下げにもお尻が痛む。

 よくこの体で歩けたものだと思う。力や持久力よりも、バランス感覚が悪くなっていると気付いた。バランス感覚も体力のうちだ。帰って来たのが10月29日、11月3日現在、かなり良くなったとも言えるが、まだまだ布団の上げ下げがきつい。
 出かけるときに掃除をして行って良かった。少し埃が目立ってきたけど、もうちょっと良くなってから掃除しよう。

 阿曽原温泉小屋に着いた時は、
「もう、山やめた!!」
 と思ったが、体力をつけて来年もチャレンジしてみたい。今度は室堂から仙人池を通って、阿曽原温泉小屋に行く「裏剣」に行きたい。
 他にいい山があったら、もっともっと行きたい。

 登山写真集

楽しみのお弁当
 これからの悲劇を何も知らずにお弁当に夢中。幸せだった

ロッジくろよんが見えて来た
 お助け山小屋 ロッジくろよん

トンネルを歩く人影
 トンネルを抜けると、そこは山道だった。なんちて

ここを登れというのか
 ここを登りましたとも!

ここは難所だった
 うわ~ん、怖いよ~

ここはほとんど道がなかった
 道なき道とはこのこと

ここで落ちたら助からない
 ここで落ちたら一巻の終わり

クチベニタケ
 クチベニタケ 食べられないけどかわいい

紅葉がきれいだなあ!
 紅葉はきれいだった

天気は良かったんだけどね
 天気も良かった

ここは滝じゃなくて道です
 ここを通れなんて滝の荒行ですがな

この梯子を下って来た
 どこまで続く梯子なんだ!!

道があるのがわかるかな2
 横に走る細い線が道

長くて真っ暗なトンネル
 真っ暗で水浸しのトンネル。照明は必携

道があるのがわかるかな1
 これが本当の奥の細道

祖母谷温泉小屋が見えた
 山降りた後はやっぱ温泉。祖母谷温泉は最高

「おれはもう山は行かない。お前だけ行って来い。俺はふもとの温泉で待っている」
って、おじさんは生前言っていた。もしおじさんが生きていたら、おじさんはこの温泉で待っているんだろうな。

夕暮れの祖母谷温泉
 夕暮れの祖母谷温泉

男湯1 
 おじさんはバスやトロッコ電車でここまで来て、温泉とビール三昧。
「いい湯だぞ、早く来い。でも、カメムシがいるんだよ」

黒薙温泉近くの橋
 黒薙温泉近くの橋

トロッコの中
 トロッコの中

紅葉です

橋が二つあるのがわかるかな?

宇奈月温泉駅前の温泉噴水

富山の地ビール2
 富山の地ビール 新幹線の中では400円だったけど、酒屋で買うといくらだろ?

家までついてきたカメムシ
 無事帰った。やれやれ




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テーマ : 登山・ハイキング
ジャンル : 旅行

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非公開コメント

こんばんわ

うちの近所の外科(内科も診る)にもおじいさんおばあさんいっぱいいます。んで、その先生、ついに駅前にデイケアセンター作っちゃった(°∇°;) !!

骨折しなくてよかったですね。私も滑って転んで恥骨骨折したものの、入院が嫌だとゴネたら、どうせ入院してても特に治療がないから、ということでおうちに帰りました(((◞( ´▿`)、♪←一晩だけ入院したけれど、それでもう勘弁!と思ったのです。

ご主人様と心の交流はあったのでしょうか(・∇・)ン?交流というか、師匠がご主人様を近くに感じるって感じかな♪

しばらくはおとなしくしておけということです、怪我は(ΦωΦ)フフフ…

Re: こんばんわ

phiro様

> うちの近所の外科(内科も診る)にもおじいさんおばあさんいっぱいいます。んで、その先生、ついに駅前にデイケアセンター作っちゃった(°∇°;) !!
>
 それは素晴らしい!医院より、デイケアセンターの方がジジババには必要と言うことです。ただし、信頼も必要。だから信頼できる先生が作るのがよろし。

> 骨折しなくてよかったですね。私も滑って転んで恥骨骨折したものの、入院が嫌だとゴネたら、どうせ入院してても特に治療がないから、ということでおうちに帰りました(((◞( ´▿`)、♪←一晩だけ入院したけれど、それでもう勘弁!と思ったのです。
>
 入院は嫌だよね。恥骨骨折は痛いだろうな。

> ご主人様と心の交流はあったのでしょうか(・∇・)ン?交流というか、師匠がご主人様を近くに感じるって感じかな♪
>
 おじさんの夢を見ました。ちょっとだけ交流があったと思います。

> しばらくはおとなしくしておけということです、怪我は(ΦωΦ)フフフ…

 そもそもおじさんが山に行けと言ったんだよ!!

No title

こんばんは。
凄いところに行っておられたんですね。

以前、山田べに子さんが温泉番組で訪れておられていたところですね、阿曽原温泉に祖母谷温泉。


数年前、うちの母親も山登りでお尻の骨を痛めてしまって、今は元気にしてますが、まだ完治してないようです。
お体大切に・・・

Re: No title

 rrr様

> こんばんは。
> 凄いところに行っておられたんですね。
>
 そうなんですよ。

> 以前、山田べに子さんが温泉番組で訪れておられていたところですね、阿曽原温泉に祖母谷温泉。
>
>
 阿曽原はテレビに出たと自慢していたが、祖母谷温泉はそんなこと言っていなかった。なんと奥ゆかしい。しかしテレビに出ても、あまりの奥地なので人が押し寄せるということもない。
 もっとすごいのは阿曽原の上にある仙人温泉なんだけど、ここはテレビさえも来ない。

> 数年前、うちの母親も山登りでお尻の骨を痛めてしまって、今は元気にしてますが、まだ完治してないようです。
> お体大切に・・・

 えっ、数年前に痛めてまだ治らない?大変ですね。私もそうならないようにしないと。

No title

くうみんさん、仙骨の捻挫ですんでよかったです。
仙骨って、確か尾てい骨の上の部分だったっけ?

気が張っている時は、あまり痛みを感じなくても、気が緩むと猛烈に痛くなったりするよね。

私も今、整骨院で腰回りのインナーマッスルのマッサージと背骨の矯正をして貰うために通院してます。

寒いと身体に変に力が入るので、無理しないで身体を労わってあげて下さいね。

それにしても、山の紅葉といい、景色は素晴らしいですね。
あんな崖をロープを伝って登るなど、すごいですよ。

ご主人もヒヤヒヤ、ドキドキしながら、くうみんさんの捻挫が大した事にならないように、きっと見守ってくれているでしょう。

No title

大丈夫ですか?お大事に。

黒部峡谷には、サル専用の橋があるのだけど、気が付いた?
トロッコ電車からも見ることのできる、手スリのない、簡易な橋です。
ほんとにサルがいた!

これツアーなんですか?

探検隊みたいですね。車じゃいけないですね。すごいハード。

私の亡くなった兄は定年55歳、そこから年金もらったような気がしますが間違いかもしれません。70歳というとそこまでたどり着けない人にはバクチのようなものですね。一生懸命貢いで来てパーということもあるわけで。

そもそも年金を発案した人の大きなミスは医学の進歩によって平均寿命が伸びることを考えられなかったことではないでしょうか。79歳以前に亡くなる方には死亡給付金をつけないと不平等ですよね。

Re: No title

おばば様

> くうみんさん、仙骨の捻挫ですんでよかったです。
> 仙骨って、確か尾てい骨の上の部分だったっけ?
>
 そうです。仙骨は尾てい骨の上です。尾てい骨は折れやすいらしいです。

> 気が張っている時は、あまり痛みを感じなくても、気が緩むと猛烈に痛くなったりするよね。
>
 今でも痛いです、トホホ。

> 私も今、整骨院で腰回りのインナーマッスルのマッサージと背骨の矯正をして貰うために通院してます。
>
 若いときはわからなかったけど、歳とともに体にガタが来るのってわかりますよね。

> 寒いと身体に変に力が入るので、無理しないで身体を労わってあげて下さいね。
>
 はい、気を付けます。

> それにしても、山の紅葉といい、景色は素晴らしいですね。
> あんな崖をロープを伝って登るなど、すごいですよ。
>
 紅葉は素晴らしかった。でも、あの崖、どうしようと思った。以前来た時、あんなところあったかなと。

> ご主人もヒヤヒヤ、ドキドキしながら、くうみんさんの捻挫が大した事にならないように、きっと見守ってくれているでしょう。

 ふもとの温泉で♪チョイナチョイナ♪とやっていたのではないかと思う。

Re: No title

 キララ様

> 大丈夫ですか?お大事に。
>
 ありがとう。

> 黒部峡谷には、サル専用の橋があるのだけど、気が付いた?
> トロッコ電車からも見ることのできる、手スリのない、簡易な橋です。
> ほんとにサルがいた!

 見た時は何だろう、あんなの渡れないじゃんと思いましたが、そのうち説明が始まって、猿の橋だと。さすがおサル、あんな橋でも渡れるんだ!

Re: これツアーなんですか?

 delica様

> 探検隊みたいですね。車じゃいけないですね。すごいハード。
>
 ツアーもあって、この場合添乗員もつきますが、この添乗員のスキルがどの程度かわからないし、参加者の中には非常に安易に参加する人もいるので、あえてソロで行きました。きつかったです。

> 私の亡くなった兄は定年55歳、そこから年金もらったような気がしますが間違いかもしれません。70歳というとそこまでたどり着けない人にはバクチのようなものですね。一生懸命貢いで来てパーということもあるわけで。
>
> そもそも年金を発案した人の大きなミスは医学の進歩によって平均寿命が伸びることを考えられなかったことではないでしょうか。79歳以前に亡くなる方には死亡給付金をつけないと不平等ですよね。

 うちのおじさんがそのよい例です。年金と、割増の200円払っていたのに、ほとんどパーです。私は遺族年金貰っていますけど、微々たるものです。
 かく言う私も70まで生きているかどうかわかりません。不平等のないようにしてもらいたいものです。
 

No title

尾てい骨の上の、仙骨捻挫とは!痛いでしょうに。可哀そう。お大事にして早く治して、また山へレッツゴーだわよ。
しかし、すんごいところ登ったんだねぇ。尊敬するわよ。アタシには無理。景色はきれいで爽快になれそうだけれど、体力がついていきませんです。

Re: No title

きたあかり様

> 尾てい骨の上の、仙骨捻挫とは!痛いでしょうに。可哀そう。お大事にして早く治して、また山へレッツゴーだわよ。

 痛いっす。早く治したいっす。

> しかし、すんごいところ登ったんだねぇ。尊敬するわよ。アタシには無理。景色はきれいで爽快になれそうだけれど、体力がついていきませんです。

 はっは、何を言う。きたあかり様なら大丈夫。
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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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