おじさんからの伝言
旅行に行こう!山に行こう!おじさんに対して何も予備知識のないミディアムさんの口から、こんなおじさんっぽいことを聞いた。やはりあの時来たのはおじさんだったとくうみんは確信している。
しかし、その中に何でこんなこと…と思うこともいくつかあった。そのいくつかの中の一つに、
「何人かの男性のことを気にかけています。年下の、仕事関係のような人達です」
というのがある。
おじさんは会社員ではない。一匹狼で税理士事務所を切り盛りしていた。よそ様のように従業員を雇うこともなく、一人黙々と仕事をしていた。
くうみんはその時はわからなかったので、
「さあ?」
というばかりだった。仕事じゃなければプライベートか?確かにかわいがっている年下の従弟や甥はいるけど、もうみんな大した大人だし、そんなに気にかけるというほどのものでは…
ということでそのことは何かの間違いであろうと思っていた。しかしこういうことは忘れていると思っても心の片隅に残っているもの。何をしているときだっただろう。思い当たる人達に気付いた。
そうだ!おじさんと最後に旅行に行った人達のことだ!
おじさんは旅先で亡くなった。以前同じ事務所で働いていた3人と一緒に行ったのだ。遠足を楽しみにしている小学生のようにおじさんはその日を指折り数えて待っていた。
そして帰らぬ人になったのだが、3人のうちの一人がその時の状況を話してくれた。
おじさんは夜10時頃一人で風呂に行った。他の人は部屋で歓談していたのだが、おじさんの帰りがあまりにも遅いと心配になって風呂場に行くと、そこで倒れているのが見つかったのだ。
自分達がもっと早く見つけていれば…一緒に風呂に行っていたら…自分達を責めることもあったと思う。
くうみんは葬式に来て泣いている3人に、
「最後まで楽しかったと思います。あなた達のせいではありません」
と、声をかけた。
お姉さん達と一緒のときも
「あの人達ショックだったろうね」
と話し合った。
おじさんもあの3人が気がかりだったのだ。さっそくその3人と親しくしている人に連絡をした。直接くうみんが言うと、またつらい気持ちを思い出してしまうと考えたからだ。
その人に伝えてくれるように頼んだ。
私はおじさんに会いに行きました。ミディアムさんという、霊との交信をしてくれる人を通じて、おじさんと話をしました。おじさんは旅行に一緒に行った人達のことを大変気にかけているようです。あなた方のことを今でも大変心配しています。
今は旅の途中ですが、毎晩のように私の所に来ているそうです。大変朗らかで楽しそうでした。今は幸せそうです。だからおじさんのことは何も気にしないでください。
伝言をお願いしたその方も、快く伝言を引き受けてくれた。
意味の分からないおじさんからのメッセージはまだ他にもある。これもきっと、大切なおじさんからのメッセージに違いない。
おじさん、何を言いたかったの?これは何のメッセージなの?
まだまだおじさんを理解する上で、くうみんは修行が足りない。
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しかし、その中に何でこんなこと…と思うこともいくつかあった。そのいくつかの中の一つに、
「何人かの男性のことを気にかけています。年下の、仕事関係のような人達です」
というのがある。
おじさんは会社員ではない。一匹狼で税理士事務所を切り盛りしていた。よそ様のように従業員を雇うこともなく、一人黙々と仕事をしていた。
くうみんはその時はわからなかったので、
「さあ?」
というばかりだった。仕事じゃなければプライベートか?確かにかわいがっている年下の従弟や甥はいるけど、もうみんな大した大人だし、そんなに気にかけるというほどのものでは…
ということでそのことは何かの間違いであろうと思っていた。しかしこういうことは忘れていると思っても心の片隅に残っているもの。何をしているときだっただろう。思い当たる人達に気付いた。
そうだ!おじさんと最後に旅行に行った人達のことだ!
おじさんは旅先で亡くなった。以前同じ事務所で働いていた3人と一緒に行ったのだ。遠足を楽しみにしている小学生のようにおじさんはその日を指折り数えて待っていた。
そして帰らぬ人になったのだが、3人のうちの一人がその時の状況を話してくれた。
おじさんは夜10時頃一人で風呂に行った。他の人は部屋で歓談していたのだが、おじさんの帰りがあまりにも遅いと心配になって風呂場に行くと、そこで倒れているのが見つかったのだ。
自分達がもっと早く見つけていれば…一緒に風呂に行っていたら…自分達を責めることもあったと思う。
くうみんは葬式に来て泣いている3人に、
「最後まで楽しかったと思います。あなた達のせいではありません」
と、声をかけた。
お姉さん達と一緒のときも
「あの人達ショックだったろうね」
と話し合った。
おじさんもあの3人が気がかりだったのだ。さっそくその3人と親しくしている人に連絡をした。直接くうみんが言うと、またつらい気持ちを思い出してしまうと考えたからだ。
その人に伝えてくれるように頼んだ。
私はおじさんに会いに行きました。ミディアムさんという、霊との交信をしてくれる人を通じて、おじさんと話をしました。おじさんは旅行に一緒に行った人達のことを大変気にかけているようです。あなた方のことを今でも大変心配しています。
今は旅の途中ですが、毎晩のように私の所に来ているそうです。大変朗らかで楽しそうでした。今は幸せそうです。だからおじさんのことは何も気にしないでください。
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