青天の霹靂
今年の初め、母から電話がありました。
「珍太郎が結婚するって!」
「えっ、本当?信じられないわ。めでたいことだわ」
そう言いましたが、全く信じられません。
くうみんとはずいぶん歳の離れた弟ですが、もういい年です。結婚するつもりはないのであろうと思っていました。
と言うのも、妹のマキロンとくうみんは、この弟をずいぶんいぢめたからです。
一 アイスクリームだと言って塩を舐めさせた
二 風呂から上がって体を拭いた頃を見計らって羽交い絞めにし、全裸で外に出した。
三 夏休みの絵日記用紙をコピー、すごいバカな絵日記を書いて「これを提出するように」
と言って、弟が泣いて激怒するのを見て楽しんだ。
こんなことをしたので絶対にこいつは女嫌いになってホモになったであろうと睨んでいました。
今は、某離島に住んでいます。きっとここで休みの日には知る人ぞ知るゲイビーチに行ってふんどしいっちょになって、ボーイハントをしているのではないか、そう信じていました。
すまない。弟よ。いぢわるな姉達を許しておくれ。そう思っていました。
早速おじさんに報告です。
「おじさん、珍が結婚するんだって」
「えっ、珍太郎君が?」
おじさんも信じられないようです。
「誰に聞いたんだ」
「おかあから」
「おかあから?」
おじさんは目を斜め上に向けて、少し考えるような顔をしました。
「それ、おっかさんの妄想じゃないのか?」
最近母は頭がピヨピヨしてきて頭にいろいろなモウソウタケを栽培しています。
「あの保険屋が私のハンコを勝手に使って保険の契約をした」
「私の貯金を下ろしたのに、自分の貯金を使われたと中傷された」
そのたびに真に受けて、銀行その他に確認に行くと、母の勘違いでした。
「あれもこれも皆おっかあの被害モウソウタケだっただろ。今度も、息子の結婚願望モウソウタケじゃないのか?」
そう言われればそうかも知れません。
「そうだね。本人に確認した方がいいかも」
珍太郎にメールを送りました。
「おっかあが、珍が結婚すると言っていましたが本当ですか?」
返事はなかなか来ませんでした。
クリックいただければ幸いです。

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「珍太郎が結婚するって!」
「えっ、本当?信じられないわ。めでたいことだわ」
そう言いましたが、全く信じられません。
くうみんとはずいぶん歳の離れた弟ですが、もういい年です。結婚するつもりはないのであろうと思っていました。
と言うのも、妹のマキロンとくうみんは、この弟をずいぶんいぢめたからです。
一 アイスクリームだと言って塩を舐めさせた
二 風呂から上がって体を拭いた頃を見計らって羽交い絞めにし、全裸で外に出した。
三 夏休みの絵日記用紙をコピー、すごいバカな絵日記を書いて「これを提出するように」
と言って、弟が泣いて激怒するのを見て楽しんだ。
こんなことをしたので絶対にこいつは女嫌いになってホモになったであろうと睨んでいました。
今は、某離島に住んでいます。きっとここで休みの日には知る人ぞ知るゲイビーチに行ってふんどしいっちょになって、ボーイハントをしているのではないか、そう信じていました。
すまない。弟よ。いぢわるな姉達を許しておくれ。そう思っていました。
早速おじさんに報告です。
「おじさん、珍が結婚するんだって」
「えっ、珍太郎君が?」
おじさんも信じられないようです。
「誰に聞いたんだ」
「おかあから」
「おかあから?」
おじさんは目を斜め上に向けて、少し考えるような顔をしました。
「それ、おっかさんの妄想じゃないのか?」
最近母は頭がピヨピヨしてきて頭にいろいろなモウソウタケを栽培しています。
「あの保険屋が私のハンコを勝手に使って保険の契約をした」
「私の貯金を下ろしたのに、自分の貯金を使われたと中傷された」
そのたびに真に受けて、銀行その他に確認に行くと、母の勘違いでした。
「あれもこれも皆おっかあの被害モウソウタケだっただろ。今度も、息子の結婚願望モウソウタケじゃないのか?」
そう言われればそうかも知れません。
「そうだね。本人に確認した方がいいかも」
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