診療報酬不正受給事件
近頃診療報酬の不正受給が報道されている。
お医者さんにかかるときは保険証を持って行けば、1割、あるいは3割負担で診療を受けることができる。あとの9割、7割は健保組合や市町村が出してくれる。
不正受給と言うのは、、健保組合や市町村が負担してくれる分、診療なんかしていないのにしたことにして請求するのだ。
これを美人の女医さんが、しかもヤ○ザ屋さんの指導のもと、やらかしたからこんなにも大騒ぎになったのだろう。
しかも、あの女医さんはええとこのお嬢で、しかも東京女子医大卒。東京女子医大と言えば、医大のお嬢様大学だ。学生は美人ぞろいで有名だそうだ。
くうみんは以前、市役所の国保年金課でパートをしていた。その時たまに不正受給が発覚したのを見たことがある。
ある日、スーツを着て、がちがちに硬くなった男性が、課長を訪ねてきた。スーツ姿が様になっていない。たぶん普段はスーツなんて着ないんだろう。
「少々お待ちください」
そう言って課長に取り次ぐと、課長、課長補佐、主任がその男性を連れて会議室に入って行った。しばらくたつと、4人が会議室から出てきた。
「申し訳ございませんでした!」
と言って、男性は帰って行った。
「まったくバカにしているわ!これからはあまりしないようにしますなんて!」
「二度としてはいけないって言ってやったら、大汗かいていたわね」
課長以下は、そんな会話をしていた。そうか、不正受給して、おおめだまを食らったのか。
ある人が、ハワイで診療を受けたのでその診療代を戻してもらうべく手続きにやってきた。
海外で医者にかかると、その診療を日本で受けたとしたら全額いくらであるかを算定し、その7割を返してくれると言う制度がある。その手続きに来たのだよ。
「手続きは以上で~す。振り込みは来月末になりま~す」
と、くうみんは窓口業務を終えた。
それから別の仕事にとりかかった。整骨院の診療をチェックする仕事だ。整骨院や針きゅうはお医者さんと同じように1割、あるいは3割負担だが、その診療明細を健保組合でチェックしてから、9割、あるいは7割を整骨院に支払う。
「む」
おかしなことに気付いた。さっき、ハワイに行ったと言って、手続きをした人の整骨院の診療明細があるではないか。それによると、その人がハワイに行っているまさにその時、診療を受けたことになっている。
「これ、おかしいです!」
正職員に申し出た。はじめは時差のせいかと思ったが、どう考えても診療をしたと言うこの日は患者はハワイだ。複数の職員で指折り数えて計算しても、絶対この人はハワイだ。
「何かの間違いではありませんか?」
正職員がそういう電話を整骨院にすると、
「アハハ、ま、間違えました!それはうちの勘違いで~す!」
「こほん、間違いなんですね?」
「は、はい、へへ~」
このように、割とよくバレる。怪しいと思ったら、患者の家に電話して確認することもある。なぜバレるかは、言わんでおこう。
今回は元タレント、美人女医だったので、目立ってしまい、多く報道されることになったのだろう。しかし、美人…ほよよ、確かに化粧バッチリした顔はすご~くかわいいけど、逮捕されたときの素顔は?
ひえ~~~!こんなに化けられるものなのか!
だったら私も、1時間くらい化粧に時間をかければ、まだまだイケるかも。そう思った一件であった。
名古屋ウィメンズマラソンまであと2日!!今日は30分ジョグ。
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お医者さんにかかるときは保険証を持って行けば、1割、あるいは3割負担で診療を受けることができる。あとの9割、7割は健保組合や市町村が出してくれる。
不正受給と言うのは、、健保組合や市町村が負担してくれる分、診療なんかしていないのにしたことにして請求するのだ。
これを美人の女医さんが、しかもヤ○ザ屋さんの指導のもと、やらかしたからこんなにも大騒ぎになったのだろう。
しかも、あの女医さんはええとこのお嬢で、しかも東京女子医大卒。東京女子医大と言えば、医大のお嬢様大学だ。学生は美人ぞろいで有名だそうだ。
くうみんは以前、市役所の国保年金課でパートをしていた。その時たまに不正受給が発覚したのを見たことがある。
ある日、スーツを着て、がちがちに硬くなった男性が、課長を訪ねてきた。スーツ姿が様になっていない。たぶん普段はスーツなんて着ないんだろう。
「少々お待ちください」
そう言って課長に取り次ぐと、課長、課長補佐、主任がその男性を連れて会議室に入って行った。しばらくたつと、4人が会議室から出てきた。
「申し訳ございませんでした!」
と言って、男性は帰って行った。
「まったくバカにしているわ!これからはあまりしないようにしますなんて!」
「二度としてはいけないって言ってやったら、大汗かいていたわね」
課長以下は、そんな会話をしていた。そうか、不正受給して、おおめだまを食らったのか。
ある人が、ハワイで診療を受けたのでその診療代を戻してもらうべく手続きにやってきた。
海外で医者にかかると、その診療を日本で受けたとしたら全額いくらであるかを算定し、その7割を返してくれると言う制度がある。その手続きに来たのだよ。
「手続きは以上で~す。振り込みは来月末になりま~す」
と、くうみんは窓口業務を終えた。
それから別の仕事にとりかかった。整骨院の診療をチェックする仕事だ。整骨院や針きゅうはお医者さんと同じように1割、あるいは3割負担だが、その診療明細を健保組合でチェックしてから、9割、あるいは7割を整骨院に支払う。
「む」
おかしなことに気付いた。さっき、ハワイに行ったと言って、手続きをした人の整骨院の診療明細があるではないか。それによると、その人がハワイに行っているまさにその時、診療を受けたことになっている。
「これ、おかしいです!」
正職員に申し出た。はじめは時差のせいかと思ったが、どう考えても診療をしたと言うこの日は患者はハワイだ。複数の職員で指折り数えて計算しても、絶対この人はハワイだ。
「何かの間違いではありませんか?」
正職員がそういう電話を整骨院にすると、
「アハハ、ま、間違えました!それはうちの勘違いで~す!」
「こほん、間違いなんですね?」
「は、はい、へへ~」
このように、割とよくバレる。怪しいと思ったら、患者の家に電話して確認することもある。なぜバレるかは、言わんでおこう。
今回は元タレント、美人女医だったので、目立ってしまい、多く報道されることになったのだろう。しかし、美人…ほよよ、確かに化粧バッチリした顔はすご~くかわいいけど、逮捕されたときの素顔は?
ひえ~~~!こんなに化けられるものなのか!
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