税務署のバカ~!!
亡くなった人の確定申告を準確定申告と言う。しなくてもいいが、する場合は亡くなってから4カ月以内にすることになっている。
税務署が「しなくてもよい」と言うのは気を付けなくてはならない。あちらさんにはその方が有利で、こちらは損をすることが多い。普通、確定申告をすると、税金が戻ってくるが、死んだ人の「準確定申告」も、税金が戻ってくる。
面倒くさいから、しなくていいならするのはやめた、と思っていたが、税金が戻って来るなら話は別だ。税務署に電話をして、聞いてみた。
Q「申告用紙はどこで手に入るか?」
A「国税局のホームページからダウンロードするのが簡単」
Q「亡くなってから4カ月以内と言うが、きっかり4カ月か、それとも4か月後の末日になるのか?」
A「きっかり4カ月である」
ありがとうございます、と礼を言って用紙をダウンロード、ここまでは簡単だが次がなかなか進まない。
「こんなことは本当に、まったく、完璧に、おじさんの仕事じゃないの?!」
と、遺影にぶつぶつ文句を言いながら、申告書類を完成させていった。
もう嫌だ!そう思うこともあったが、
「金、金のためだ!!」
と、自らを鼓舞した。おじさんが亡くなったのは7月だから11月亡くなった日と同日までに申告しなければならない。途中嫌になって放っておいたこともあったが、10月半ば、申告書はようやく完成した。
早く出せば早くお金が戻って来るかも知れないと、さっそく返信用封筒を同封の上、郵送した。申告書控えはすぐに戻ってきた。後はお金が指定口座に振り込まれるのを待つだけだ。
ことあるごとに口座を確認するが、待てど暮らせど、還付金の入金はない。
「まさか、おじさんが何か悪事を働いて、それが問題になっているのかも?!」
そう思うと問い合わせるのも気が引けた。
しかしある日、しびれを切らして恐る恐る税務署に問い合わせた。
「あの、還付金の入金がないんですけど」
出てきた職員に言うと、
「少しお待ちください」
と言って何か調べている。
「お待たせしました」
職員が言うには、書類に不備があった。これこれの書類を郵送されたし。
くうみんの場合はちょっと一般と違うところがあったので、それを証明するための書類が必要だったらしい。それは「申告の手引き」にも書いていないので、門外漢のくうみんでは、言われなければわからない。
それに、こちらから連絡したからよかったものの、ずっと待っていたらどうなっていただろう?それっきり還付金は返されなくなってしまうのか?
お上に逆らっても仕方ないので、すぐに必要書類を郵送した。
「年末年始に間に合えばいいな~。年越し資金、欲しいもんな~」
しかし、還付金は年末になっても戻ってこなかった。
「仕方ない、年末年始の支払いはカードにしよう」
まったく綱渡りだ。ホテルなんか取らなければよかった。でも、一人の年末年始は寂しいし…
で、年末は懐の心配をしながら、埼玉の「リゾートホテル」に泊まったのだ。
1月4日、税務署が仕事始めになるのを待って、また連絡してみた。
「あの、10月に申告した分の還付金がいまだ戻って来ないんですが」
「お調べします」
何やらごそごそしていたが、やけに高ビーな態度で言って来た。
「あの~、必要書類がなかったんですよね?送っていただけましたか?」
「あの、言われてすぐに郵送しましたが」
「えっ、そうですか、ちょっと調べてみます」
その後一度連絡はあったが、どうなったという回答はない。
またまたしびれを切らして、こちらから電話してみた。
「どうなりましたか?」
「あの~、今から手続きをしますので」
「今から?!」
くうみんは頭が痛くなった。今からって今まで何をしていたのか?
「すみませんが、なるべく早くしていただけますか?当てにしているんですよ、そのお金。何しろ主人が亡くなりましたので、余裕はないんです」
「はい、今からします」
すみませんの一言もない。
それから2、3日経って手続き完了のはがきが届いた。こいつら言わなきゃやらんのか?
皆さん!医者も信用ならんが、税務署も信用なりません!
おっと、腹黒い税理士も信用しちゃならんわ!

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税務署が「しなくてもよい」と言うのは気を付けなくてはならない。あちらさんにはその方が有利で、こちらは損をすることが多い。普通、確定申告をすると、税金が戻ってくるが、死んだ人の「準確定申告」も、税金が戻ってくる。
面倒くさいから、しなくていいならするのはやめた、と思っていたが、税金が戻って来るなら話は別だ。税務署に電話をして、聞いてみた。
Q「申告用紙はどこで手に入るか?」
A「国税局のホームページからダウンロードするのが簡単」
Q「亡くなってから4カ月以内と言うが、きっかり4カ月か、それとも4か月後の末日になるのか?」
A「きっかり4カ月である」
ありがとうございます、と礼を言って用紙をダウンロード、ここまでは簡単だが次がなかなか進まない。
「こんなことは本当に、まったく、完璧に、おじさんの仕事じゃないの?!」
と、遺影にぶつぶつ文句を言いながら、申告書類を完成させていった。
もう嫌だ!そう思うこともあったが、
「金、金のためだ!!」
と、自らを鼓舞した。おじさんが亡くなったのは7月だから11月亡くなった日と同日までに申告しなければならない。途中嫌になって放っておいたこともあったが、10月半ば、申告書はようやく完成した。
早く出せば早くお金が戻って来るかも知れないと、さっそく返信用封筒を同封の上、郵送した。申告書控えはすぐに戻ってきた。後はお金が指定口座に振り込まれるのを待つだけだ。
ことあるごとに口座を確認するが、待てど暮らせど、還付金の入金はない。
「まさか、おじさんが何か悪事を働いて、それが問題になっているのかも?!」
そう思うと問い合わせるのも気が引けた。
しかしある日、しびれを切らして恐る恐る税務署に問い合わせた。
「あの、還付金の入金がないんですけど」
出てきた職員に言うと、
「少しお待ちください」
と言って何か調べている。
「お待たせしました」
職員が言うには、書類に不備があった。これこれの書類を郵送されたし。
くうみんの場合はちょっと一般と違うところがあったので、それを証明するための書類が必要だったらしい。それは「申告の手引き」にも書いていないので、門外漢のくうみんでは、言われなければわからない。
それに、こちらから連絡したからよかったものの、ずっと待っていたらどうなっていただろう?それっきり還付金は返されなくなってしまうのか?
お上に逆らっても仕方ないので、すぐに必要書類を郵送した。
「年末年始に間に合えばいいな~。年越し資金、欲しいもんな~」
しかし、還付金は年末になっても戻ってこなかった。
「仕方ない、年末年始の支払いはカードにしよう」
まったく綱渡りだ。ホテルなんか取らなければよかった。でも、一人の年末年始は寂しいし…
で、年末は懐の心配をしながら、埼玉の「リゾートホテル」に泊まったのだ。
1月4日、税務署が仕事始めになるのを待って、また連絡してみた。
「あの、10月に申告した分の還付金がいまだ戻って来ないんですが」
「お調べします」
何やらごそごそしていたが、やけに高ビーな態度で言って来た。
「あの~、必要書類がなかったんですよね?送っていただけましたか?」
「あの、言われてすぐに郵送しましたが」
「えっ、そうですか、ちょっと調べてみます」
その後一度連絡はあったが、どうなったという回答はない。
またまたしびれを切らして、こちらから電話してみた。
「どうなりましたか?」
「あの~、今から手続きをしますので」
「今から?!」
くうみんは頭が痛くなった。今からって今まで何をしていたのか?
「すみませんが、なるべく早くしていただけますか?当てにしているんですよ、そのお金。何しろ主人が亡くなりましたので、余裕はないんです」
「はい、今からします」
すみませんの一言もない。
それから2、3日経って手続き完了のはがきが届いた。こいつら言わなきゃやらんのか?
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おっと、腹黒い税理士も信用しちゃならんわ!


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