実は怒涛の一週間であった
ここを売って引っ越すことにした。明日、便利屋さんが来て荷物を捨てる見積もりをする。
母からそういう電話がかかってきたのが16日の月曜日。
「えっ、そんな急に?何でいきなり荷物を捨てるの?まず家を売るのに不動産屋さんに見積もり取らなきゃ」
ということでくうみんは大手の不動産屋さんに見積もりをお願いすることにした。
「こんな感じで家を売りたいと思っています。次に住む家は、駅近で生活に便利なところがいいわね。猫もいるからペットが飼える物件。これもお願いします。ゆくゆくは私が住んでもいいし、売ってもいいし…」
などと胸算用しているうちに、不動産屋さんからも見積もりが。大した金額じゃないけど、まあこんなものか。そのことを伝えにくうみん母に電話をすると、
「近所の人が買ってくれるというので仲介なしでこのまま売る」
という。
冗談じゃない。以前、くうみん母の姉に当たる人が認知症になって永遠の入院ということに。で、住んでいたマンションが空室になったので、知り合いに貸すことになったのだが、3カ月もしないうちに成年後見人であるくうみん母が、
「やっぱり出て行って欲しい」
と言い放って弁護士を交えて大ごとになった前科があるのだ。また受け取った受け取らない、言った言わないで騒ぎになるのは目に見えている。
という訳で、不動産屋さんに仲介をお願いするのは近所の人にも了解してもらい、今度は不動産屋さんに実際に来てもらって詳しい見積もりを取ることにした。
それから1日後、連絡があった。
「高専賃に入居を決めてきた」
「えっ、もう?猫はどうするの?」
「猫は引き取ってくれる人がいるから大丈夫」
それから1、2日のうち、
「明日引っ越すことになった」
その日は不動産屋さんが見積もりに来る日だ。
「不動産屋さんはどうするの?!」
「来たときにカギを預ける」
「何でそんなに急ぐのよ!!」
今まで家に執着して、「絶対に売らない!!」と言っていたのに、何の風の吹きまわしだろう。
この怒涛のような展開に、不動産屋さんもたまげたらしく、うちに電話をしてきた。
「私が見積もりに伺った時、お母様はもう出ていく準備をしていて、後は頼んだと鍵を渡されまして」
彼が現場で目が点になっているのが目に浮かぶ。
「そうですか、ご迷惑をおかけしまして。もう認知入っているんですよ」
「はあ、それでは今度の日曜日は仮契約をしますので、ぜひ同席お願いします」
「はい、わかりました」
○井のリハウスの海千山千の彼もこのばあさん相手では思いやられると思ったのだろう。しかし、くうみんの住む町から母の入居先には新幹線を使っても2時間半はかかる。日曜日は大変だった。
くうみん母のこれから住む町は、以前は駅前に大手スーパーがあったのだが、今ではそのスーパーも撤廃してしまった。
「毎日コンビニ弁当で済ませているの」
小さなちゃぶ台の上に、コンビニで買った小さなアジフライとカボチャのサラダ、パン。
こんなはずじゃなかった。何で勝手なことするのよ。私がそんなに信用できんのか。
おじさん、こんな時、いてくれればいいのに。
という訳で怒涛の一週間が終わった。ち○ことチチばかりではなかったのだよ。

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母からそういう電話がかかってきたのが16日の月曜日。
「えっ、そんな急に?何でいきなり荷物を捨てるの?まず家を売るのに不動産屋さんに見積もり取らなきゃ」
ということでくうみんは大手の不動産屋さんに見積もりをお願いすることにした。
「こんな感じで家を売りたいと思っています。次に住む家は、駅近で生活に便利なところがいいわね。猫もいるからペットが飼える物件。これもお願いします。ゆくゆくは私が住んでもいいし、売ってもいいし…」
などと胸算用しているうちに、不動産屋さんからも見積もりが。大した金額じゃないけど、まあこんなものか。そのことを伝えにくうみん母に電話をすると、
「近所の人が買ってくれるというので仲介なしでこのまま売る」
という。
冗談じゃない。以前、くうみん母の姉に当たる人が認知症になって永遠の入院ということに。で、住んでいたマンションが空室になったので、知り合いに貸すことになったのだが、3カ月もしないうちに成年後見人であるくうみん母が、
「やっぱり出て行って欲しい」
と言い放って弁護士を交えて大ごとになった前科があるのだ。また受け取った受け取らない、言った言わないで騒ぎになるのは目に見えている。
という訳で、不動産屋さんに仲介をお願いするのは近所の人にも了解してもらい、今度は不動産屋さんに実際に来てもらって詳しい見積もりを取ることにした。
それから1日後、連絡があった。
「高専賃に入居を決めてきた」
「えっ、もう?猫はどうするの?」
「猫は引き取ってくれる人がいるから大丈夫」
それから1、2日のうち、
「明日引っ越すことになった」
その日は不動産屋さんが見積もりに来る日だ。
「不動産屋さんはどうするの?!」
「来たときにカギを預ける」
「何でそんなに急ぐのよ!!」
今まで家に執着して、「絶対に売らない!!」と言っていたのに、何の風の吹きまわしだろう。
この怒涛のような展開に、不動産屋さんもたまげたらしく、うちに電話をしてきた。
「私が見積もりに伺った時、お母様はもう出ていく準備をしていて、後は頼んだと鍵を渡されまして」
彼が現場で目が点になっているのが目に浮かぶ。
「そうですか、ご迷惑をおかけしまして。もう認知入っているんですよ」
「はあ、それでは今度の日曜日は仮契約をしますので、ぜひ同席お願いします」
「はい、わかりました」
○井のリハウスの海千山千の彼もこのばあさん相手では思いやられると思ったのだろう。しかし、くうみんの住む町から母の入居先には新幹線を使っても2時間半はかかる。日曜日は大変だった。
くうみん母のこれから住む町は、以前は駅前に大手スーパーがあったのだが、今ではそのスーパーも撤廃してしまった。
「毎日コンビニ弁当で済ませているの」
小さなちゃぶ台の上に、コンビニで買った小さなアジフライとカボチャのサラダ、パン。
こんなはずじゃなかった。何で勝手なことするのよ。私がそんなに信用できんのか。
おじさん、こんな時、いてくれればいいのに。
という訳で怒涛の一週間が終わった。ち○ことチチばかりではなかったのだよ。


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