バネ指その後と意外な原因
関係ありませんが、恵方巻、食べましたか?私は食べませんでした。関東ではここ何年かで広まりましたが、もともとは大阪の遊郭での習慣だとどこかに書いてありました。
そう言えばなんかエロいですね。
さて。
くうみんは去年の8月くらいからバネ指に悩んでいる。バネ指と言うのは指を曲げると開こうと思っても開かず、ぐっと力を入れると、ぴょこんとばねのように開くのでこう言う。
右薬指がなることが多いらしい。
バネ指で苦しみはじめた頃 灰汁だしが長すぎると…悩む
原因は腱鞘炎だそうだ。腱鞘炎を起こした筋肉は、その先に延びた掌の筋肉にまで伸びている。掌の筋肉は「鞘(さや)」に包まれていて、この中に入った筋肉が炎症を起こして太くなり、さやの中でうまく動かなくなるので、このような「バネ指」になるのだそうだ。
近所で評判のクリニックへ行って、レーザーでリハビリしたものの良くならず、行きつけの整骨院に行って相談したのだけれど、そこの院長に言われた。
「こうなったら手術した方がいいです」
こういう人が言うならもう手術しようかと思って、フィットネスクラブのオバ仲間に話した。
「もう手術するわ」
オバ仲間は言った。
「ダメよ、手術はいつでもできるわ。マッサージしたり、動かしたりしていればそのうち良くなるわよ。私、治ったもの」
「そうですか?それじゃもうちょっと様子を見ようかな」
と言って、しばらく様子を見る日々が続いた。
オバヤの言う通り、動かしたりマッサージしたりしていたが、悪くなるばかりだ。そのうち薬指の伸びるあたりの掌が熱を持って、炎症を起こしているのが判った。
いろいろ調べたが、マッサージや手を動かすのがいいというのはガセだった。手のひらや指はなるべく安静にしているのが正しく、ひじから手首まではマッサージするなどして筋肉を良い状態にするのが正解らしい。
痛くて日常生活に影響をきたすようになった。
雑巾どころかフキンも絞れない。ペットボトルの栓も外せない。包丁を持つのが不安定。
いきなり手術と言うのは穏やかではない。その前段階にステロイド注射があるという。ステロイドなどと言えばオバヤ達の反対があるのは判り切っている。なので黙って名医のいるクリニックに行くことにした。
おじさんも数年前から腱鞘炎に悩んでいるというので去年の暮れに、一緒に行った。
クリニックはそんなに混んでいなかった。おじさんは初診だったが、なぜかくうみんより早く診察室に呼ばれた。おじさんが診察室から出てきたが、なんとなく結果を聞きづらい雰囲気だったので、先に帰ってもらった。
次にくうみんの番。
「レーザーのリハビリをしていましたが、良くなりません。ステロイドの注射を試したいんですけど」
「ステロイドね、やってみましょう」
注射の用意をしている間、先生はおじさんのことを話してくれた。
「お話伺うと酒の飲み過ぎですね。脳神経から来ているのかも知れませんよ」
「えっ、脳神経?」
脳神経から腱鞘炎様の症状が出るというのは聞いたことがある。何年も腱鞘炎に悩まされた人が、名医と言われる先生方何人も訪ねて、やっとわかった原因…その方の場合は、頸椎を手術したら治ったそうだ。
くうみんのステロイド注射は薬指の付け根より少し手のひら側に施された。
「ちくっとしますよ」
う~ん、痛い。
「今日よりは2、3日たった頃に効いてきます」
「ありがとうございました」
家に帰るとおじさんと腱鞘炎の話になったが、おじさんは元気がなかった。
「酒が原因かもしれないって」
誰だって驚くわ、おじさんの一日の酒量は半端ない。
しかし、さすが名医の誉れ高い先生だ。これが普通の医者なら、
「リハビリして様子を見ましょう」
と言われて終わりだもの。先生の言うように、脳神経内科に行って、必要であれば脳神経外科で手術、これがおじさんにとっての正しい腱鞘炎治療だろう。
ただ、脳神経から来ている腱鞘炎と言うのは、酒の飲み過ぎだけが原因ではなく、他にもいろいろな原因が考えられるので、「酒飲まないから大丈夫」とはならないそうだ。
いつまでも腱鞘炎の治らない人は、一度脳神経内科で見てもらうといい。
くうみんのバネ指は、ステロイドのおかげで炎症が治まり、ほぼ普通に動かせるようになった。雑巾も思いきり絞れる。ひじから手首にかけては少し筋肉疲労があるようなので、セルフマッサージやサロンパスでほぐすようにしている。
くうみんは酒の飲み過ぎが原因じゃない…と思う。
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そう言えばなんかエロいですね。
さて。
くうみんは去年の8月くらいからバネ指に悩んでいる。バネ指と言うのは指を曲げると開こうと思っても開かず、ぐっと力を入れると、ぴょこんとばねのように開くのでこう言う。
右薬指がなることが多いらしい。
バネ指で苦しみはじめた頃 灰汁だしが長すぎると…悩む
原因は腱鞘炎だそうだ。腱鞘炎を起こした筋肉は、その先に延びた掌の筋肉にまで伸びている。掌の筋肉は「鞘(さや)」に包まれていて、この中に入った筋肉が炎症を起こして太くなり、さやの中でうまく動かなくなるので、このような「バネ指」になるのだそうだ。
近所で評判のクリニックへ行って、レーザーでリハビリしたものの良くならず、行きつけの整骨院に行って相談したのだけれど、そこの院長に言われた。
「こうなったら手術した方がいいです」
こういう人が言うならもう手術しようかと思って、フィットネスクラブのオバ仲間に話した。
「もう手術するわ」
オバ仲間は言った。
「ダメよ、手術はいつでもできるわ。マッサージしたり、動かしたりしていればそのうち良くなるわよ。私、治ったもの」
「そうですか?それじゃもうちょっと様子を見ようかな」
と言って、しばらく様子を見る日々が続いた。
オバヤの言う通り、動かしたりマッサージしたりしていたが、悪くなるばかりだ。そのうち薬指の伸びるあたりの掌が熱を持って、炎症を起こしているのが判った。
いろいろ調べたが、マッサージや手を動かすのがいいというのはガセだった。手のひらや指はなるべく安静にしているのが正しく、ひじから手首まではマッサージするなどして筋肉を良い状態にするのが正解らしい。
痛くて日常生活に影響をきたすようになった。
雑巾どころかフキンも絞れない。ペットボトルの栓も外せない。包丁を持つのが不安定。
いきなり手術と言うのは穏やかではない。その前段階にステロイド注射があるという。ステロイドなどと言えばオバヤ達の反対があるのは判り切っている。なので黙って名医のいるクリニックに行くことにした。
おじさんも数年前から腱鞘炎に悩んでいるというので去年の暮れに、一緒に行った。
クリニックはそんなに混んでいなかった。おじさんは初診だったが、なぜかくうみんより早く診察室に呼ばれた。おじさんが診察室から出てきたが、なんとなく結果を聞きづらい雰囲気だったので、先に帰ってもらった。
次にくうみんの番。
「レーザーのリハビリをしていましたが、良くなりません。ステロイドの注射を試したいんですけど」
「ステロイドね、やってみましょう」
注射の用意をしている間、先生はおじさんのことを話してくれた。
「お話伺うと酒の飲み過ぎですね。脳神経から来ているのかも知れませんよ」
「えっ、脳神経?」
脳神経から腱鞘炎様の症状が出るというのは聞いたことがある。何年も腱鞘炎に悩まされた人が、名医と言われる先生方何人も訪ねて、やっとわかった原因…その方の場合は、頸椎を手術したら治ったそうだ。
くうみんのステロイド注射は薬指の付け根より少し手のひら側に施された。
「ちくっとしますよ」
う~ん、痛い。
「今日よりは2、3日たった頃に効いてきます」
「ありがとうございました」
家に帰るとおじさんと腱鞘炎の話になったが、おじさんは元気がなかった。
「酒が原因かもしれないって」
誰だって驚くわ、おじさんの一日の酒量は半端ない。
しかし、さすが名医の誉れ高い先生だ。これが普通の医者なら、
「リハビリして様子を見ましょう」
と言われて終わりだもの。先生の言うように、脳神経内科に行って、必要であれば脳神経外科で手術、これがおじさんにとっての正しい腱鞘炎治療だろう。
ただ、脳神経から来ている腱鞘炎と言うのは、酒の飲み過ぎだけが原因ではなく、他にもいろいろな原因が考えられるので、「酒飲まないから大丈夫」とはならないそうだ。
いつまでも腱鞘炎の治らない人は、一度脳神経内科で見てもらうといい。
くうみんのバネ指は、ステロイドのおかげで炎症が治まり、ほぼ普通に動かせるようになった。雑巾も思いきり絞れる。ひじから手首にかけては少し筋肉疲労があるようなので、セルフマッサージやサロンパスでほぐすようにしている。
くうみんは酒の飲み過ぎが原因じゃない…と思う。
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