ひねくれくうみんが煙草をやめた訳
気の強い女、いきがりひねくれくうみんは誰に何と言われても煙草をやめませんでした。 おじさんが、
「お前煙草やめろよ」
と言っても、
「私をマラソンで負かしたら止める」
と言うと、おじさんは、
「無理言うなよ」
と言って引き下がります。当時、おじさんはとっくに煙草をやめていました。
そんなくうみんが煙草をやめたのはオランダのアムステルダムに旅行した時に見た光景が元でした。
かの地ではドラッグは合法です。そういうのを嗜む喫茶店もあります。
アムステルダムの駅前で、幸せそうな顔をして倒れている黒人男性をみたのです。
(たぶんドラッグだ…あの人幸せそうな顔しているけど、本当に幸せのはずはないよね。止めればいいのに)
くうみんは思いました。でもその人がドラッグを止められないのと同じく、くうみんも煙草をやめられないのに気付きました。
(なんだ、この人と同じじゃないか)
そうは思いましたが、やっぱりその時は止めませんでした。
しかし、旅行から帰って数ヵ月後、とんでもないことが決まったのです。
煙草の値上げ!その一部は旧国鉄職員の年金の財源になる!
単なる値上げではありません。何で旧国鉄の年金まで負担せにゃならんのだ!国民年金の財源と言うならまだ判る。しかし、なぜ一企業の見知らぬおやぢどものために金を出さねばならんのだ!嫌だ!びた一文払うものか!どケチくうみんは禁煙を決意します。
煙草を手元に残した方がいつでも吸えると思うのでやりやすい、と言う人もいます。手持ちの煙草は水につけて思い切りよく捨てたほうがいいという人もいます。でも、くうみんは未練たらたら、手持ちの煙草をすべて吸ってから禁煙決行です。守護神ニ〇レットも用意しました。
煙草をやめるに当たって一番つらいのははじめの3日間だといいますが全くそのとおりです。
ロッククライミングしている自分をイメージ、今はニ〇レットと言う補助具を着けています。吸いたくなったらニ〇レットを噛みます。すると吸いたい気持ちがすっとなくなるのです。煙草が吸いたいのではなく、ニコチンを体に入れたいのです。
3日たつとそんなに辛くなくなります。図書館で禁煙のハウツー本を借りました。
「ニコチンガムや、パッチを続けるのは、苦しみを長引かせるだけ」
とあったので、それもそうだと思い、ニコチンガムをやめました。ちょうどそのとき、くうみんと同じくらいに禁煙をしたおぢがいたので、残りの二〇レットをあげました。ちなみにそのおぢはニ〇レットがやめられなくなり、ついに煙草も復活してしまいました。
くうみんは補助具無しでロッククライミングに挑戦だぁ!行くぞ!
吸いたくなったら
「煙草は薬物。国鉄おやぢの年金なんか払わないぞ!」
とぶつぶつ言います。
禁煙して3日ほど経ったとき、ひどい咳、痰にも見舞われました。悪い風邪を引いたのかと思いましたが、そうではなく、肺の繊毛がよみがえり、大掃除をしているのだそうです。咳と痰は2、3ヶ月も続きました。
煙草をやめて良かったことは、お肌の色つやが良くなったこと、そして毎年秋の終わりごろにひどい咳を伴う風邪を引いていたのに、引かなくなったこと、歯が冷たい水にしみなくなったことです。
マラソンは速くなったのかといえば、煙草をやめて栄養の吸収が良くなったのか5キロも太ってしまい、どうもいけません。ダイエットもなかなかうまく行かず、そのうちこの病気が見つかりました。
煙草をやめてからマラソンを走れなくなったのはなんとも皮肉なものです。人生こんなものかしら。
今の世の中、愛煙家には住みにくくなりました。飛行機はもとより、電車もバスも禁煙です。くうみんは喫煙所までなんて我慢できないと思います。くうみんがまだ煙草を吸っていたら、さぞかしストレスが溜まっただろうと思います。
だから、煙草をやめて良かったんだろうなあ、と思っています。少なくとも一企業の年金は負担せずに済んでいます。
禁煙のポイントはドけち!です。
クリックいただければ幸いです。

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「お前煙草やめろよ」
と言っても、
「私をマラソンで負かしたら止める」
と言うと、おじさんは、
「無理言うなよ」
と言って引き下がります。当時、おじさんはとっくに煙草をやめていました。
そんなくうみんが煙草をやめたのはオランダのアムステルダムに旅行した時に見た光景が元でした。
かの地ではドラッグは合法です。そういうのを嗜む喫茶店もあります。
アムステルダムの駅前で、幸せそうな顔をして倒れている黒人男性をみたのです。
(たぶんドラッグだ…あの人幸せそうな顔しているけど、本当に幸せのはずはないよね。止めればいいのに)
くうみんは思いました。でもその人がドラッグを止められないのと同じく、くうみんも煙草をやめられないのに気付きました。
(なんだ、この人と同じじゃないか)
そうは思いましたが、やっぱりその時は止めませんでした。
しかし、旅行から帰って数ヵ月後、とんでもないことが決まったのです。
煙草の値上げ!その一部は旧国鉄職員の年金の財源になる!
単なる値上げではありません。何で旧国鉄の年金まで負担せにゃならんのだ!国民年金の財源と言うならまだ判る。しかし、なぜ一企業の見知らぬおやぢどものために金を出さねばならんのだ!嫌だ!びた一文払うものか!どケチくうみんは禁煙を決意します。
煙草を手元に残した方がいつでも吸えると思うのでやりやすい、と言う人もいます。手持ちの煙草は水につけて思い切りよく捨てたほうがいいという人もいます。でも、くうみんは未練たらたら、手持ちの煙草をすべて吸ってから禁煙決行です。守護神ニ〇レットも用意しました。
煙草をやめるに当たって一番つらいのははじめの3日間だといいますが全くそのとおりです。
ロッククライミングしている自分をイメージ、今はニ〇レットと言う補助具を着けています。吸いたくなったらニ〇レットを噛みます。すると吸いたい気持ちがすっとなくなるのです。煙草が吸いたいのではなく、ニコチンを体に入れたいのです。
3日たつとそんなに辛くなくなります。図書館で禁煙のハウツー本を借りました。
「ニコチンガムや、パッチを続けるのは、苦しみを長引かせるだけ」
とあったので、それもそうだと思い、ニコチンガムをやめました。ちょうどそのとき、くうみんと同じくらいに禁煙をしたおぢがいたので、残りの二〇レットをあげました。ちなみにそのおぢはニ〇レットがやめられなくなり、ついに煙草も復活してしまいました。
くうみんは補助具無しでロッククライミングに挑戦だぁ!行くぞ!
吸いたくなったら
「煙草は薬物。国鉄おやぢの年金なんか払わないぞ!」
とぶつぶつ言います。
禁煙して3日ほど経ったとき、ひどい咳、痰にも見舞われました。悪い風邪を引いたのかと思いましたが、そうではなく、肺の繊毛がよみがえり、大掃除をしているのだそうです。咳と痰は2、3ヶ月も続きました。
煙草をやめて良かったことは、お肌の色つやが良くなったこと、そして毎年秋の終わりごろにひどい咳を伴う風邪を引いていたのに、引かなくなったこと、歯が冷たい水にしみなくなったことです。
マラソンは速くなったのかといえば、煙草をやめて栄養の吸収が良くなったのか5キロも太ってしまい、どうもいけません。ダイエットもなかなかうまく行かず、そのうちこの病気が見つかりました。
煙草をやめてからマラソンを走れなくなったのはなんとも皮肉なものです。人生こんなものかしら。
今の世の中、愛煙家には住みにくくなりました。飛行機はもとより、電車もバスも禁煙です。くうみんは喫煙所までなんて我慢できないと思います。くうみんがまだ煙草を吸っていたら、さぞかしストレスが溜まっただろうと思います。
だから、煙草をやめて良かったんだろうなあ、と思っています。少なくとも一企業の年金は負担せずに済んでいます。
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