美人に似ているからと言って美人だとは限らない
最近ブスブスと言われることがある。どうでもいいやつに言われたところでカエルの面にナントカだが、ちょっと気になっている人から言われると青菜に塩、しゅん。
くうみん母は「職場の2大美女」と言われていた程の美女であった(かつて)。古い写真に、幼いころのくうみん、妹のマキロン、母が写っていた。
「このきれいな人誰?」
と、おじさんが聞くので、
「おかん」
と答えたら、
「えっ、これが今、あれ?!」
「うん」
あとでくうみん母に言った。
「お母さんの古い写真見て、おじさんがこのきれいな人は誰って言ってたよ」
くうみん母は、
「まあ!」
と言って喜んでいた。円満な家族関係のため、余計なことは言わない。
くうみんは母に似ている。だから子供の頃、
「お母さんそっくりだから、きっときれいになるね」
と、周りの大人たちから言われた。妹のマキロンは父親似だったので、何も言われなかった。
美人の期待を担って、くうみんはすくすくと成長した。しかし、年ごろになっても美人になる気配は全くなかった。
確かに母に似ている。しかし顔と言うのはバランスだから、少しでもそのバランスが崩れると、それは美人ではなくなるのだ。
代わりに美人と騒がれるようになったのは、父親似のダークホース、妹のマキロンだった。くうみん父の母、私たちの祖母に当たる人は「〇〇美人3姉妹」と言われていたそうなので、こっちだって相当な美形の素質があったのだ。
おじさんに言わせると、マキロンは「プチ美人」で、すごい美人ではないけれど、親しみがあって声をかけやすい程度の美人なのだそうだ。
マキロンは高校生くらいからモテ始め、くうみんはそれを指をくわえて見ていた。こんなはずではなかった。
くうみんはおじさんに言った。
「でも私、自分のことはそんなにブスだとは思っていないんだよね」
「お前とマキロンの写真持って、どちらが美人ですか。美人と思う方に磁石をつけてください、と言ったらどっちが多いと思うよ」
「まあ、それもそうだが…」
マキロンの圧勝に違いない。
一億歳の今になっても自分の容貌は気になる。
女は灰になっても、ってこのことか。
そこにいる素敵なあなた、ブスと言わないで。
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くうみん母は「職場の2大美女」と言われていた程の美女であった(かつて)。古い写真に、幼いころのくうみん、妹のマキロン、母が写っていた。
「このきれいな人誰?」
と、おじさんが聞くので、
「おかん」
と答えたら、
「えっ、これが今、あれ?!」
「うん」
あとでくうみん母に言った。
「お母さんの古い写真見て、おじさんがこのきれいな人は誰って言ってたよ」
くうみん母は、
「まあ!」
と言って喜んでいた。円満な家族関係のため、余計なことは言わない。
くうみんは母に似ている。だから子供の頃、
「お母さんそっくりだから、きっときれいになるね」
と、周りの大人たちから言われた。妹のマキロンは父親似だったので、何も言われなかった。
美人の期待を担って、くうみんはすくすくと成長した。しかし、年ごろになっても美人になる気配は全くなかった。
確かに母に似ている。しかし顔と言うのはバランスだから、少しでもそのバランスが崩れると、それは美人ではなくなるのだ。
代わりに美人と騒がれるようになったのは、父親似のダークホース、妹のマキロンだった。くうみん父の母、私たちの祖母に当たる人は「〇〇美人3姉妹」と言われていたそうなので、こっちだって相当な美形の素質があったのだ。
おじさんに言わせると、マキロンは「プチ美人」で、すごい美人ではないけれど、親しみがあって声をかけやすい程度の美人なのだそうだ。
マキロンは高校生くらいからモテ始め、くうみんはそれを指をくわえて見ていた。こんなはずではなかった。
くうみんはおじさんに言った。
「でも私、自分のことはそんなにブスだとは思っていないんだよね」
「お前とマキロンの写真持って、どちらが美人ですか。美人と思う方に磁石をつけてください、と言ったらどっちが多いと思うよ」
「まあ、それもそうだが…」
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