河津の河津桜と野獣
野獣はもう、若くはない。年経た雌猿のようだ。もう雄猿は相手にしてくれない。だから自活するしかない。つやのない毛並、そぎ落とされたような痩せた肉体…
19日、伊豆稲取に行ってきた。独断と偏見のくうみん母、西太后陛下の招集である…
「KKR稲取っていう公共の宿があるの。そこがすごくいいのよ」
河津桜も見頃かも知れない。行ってみる気になった。
東京13時ちょうど発のスーパービュー踊り子。二人で行くなら偶数席がいい。帰りは逆に奇数席。窓が大きく切ってある席だ。さらに、4人で行くなら、1と2、3と4のように、奇数をはじめに取るように。4と5、のような取り方はせっかくの窓の間に柱が立つことになる。意味の分からない人はわざとそうしてみるがよい。さらに行きも帰りもAB席が海側である。
熱海で西太后陛下をひらって、稲取には15時29分着。今頃はつるし雛祭りをしている。(3月31日まで)
なかなか見ごたえがある。昔からのお雛様を飾っている。



太り過ぎではないか?

お雛様だけでなく、端午の節句もこんな感じ
今宵の宿は超高級銀水荘…ではなく
お値打ちの宿KKR稲取
今時トイレがない部屋が主流などいけてないが、空の冷蔵庫はあるし、家族風呂は空いていれば適当に使える。大浴場も小さいがいい湯だ。
何より食事がおいしい。

メバルの刺身

ホウボウの刺身

キンメの煮つけ あまり味が濃くなくてうまい
この他、多くの料理がこれでもか!と出てきた。キンメの釜めしはそっと、持ってきたビニール袋に入れて持ち帰った。
もっとも、陛下によると、料理はいいのを頼んだと言っていた。
翌日は河津まで行って桜を見てきた。木によって違うが、3分咲きから7分咲き。早いと言えば早いが、桜見物は楽しめる。平日にもかかわらず、大勢の人が来ていた。


2月20日現在こんな感じです。
そこには仲間がいた。男で、「つくし君」という名前らしい。彼は労働していた。


野獣は去年の10月から太もも裏、ハムストリングスを痛めていた。もうほとんど運動らしい運動もせずに養生しているが、良くならない。
整体に通っているが、そこの整体師に、言われた。
「ここまでして治らないのはおかしい。筋肉ではなく、骨に異常があるかも知れない。整形外科で詳しく検査するのをお勧めする」
それを聞いて野獣は、ちらりと「骨転移」を思った。しかし、それがなんであろう。走れなくなる、それだけが野獣には怖かった。
野獣はもう、若くはない。年経た雌猿だ。もう雄猿は相手にしてくれない。だから自活するしかない。つやのない毛並、そぎ落とされたような痩せた肉体。
若くはないが、その身体能力ゆえ、憧れのまなざしで見るものもいれば、妬みの目で見るものもいる。
野獣は、日々切磋琢磨してきた。トレーニングしてきた。
それなのに今は何をすることもできず、坂道をズルズルと降りて行くあせりだけがある。
いつまでも休んでいる訳にはいかない。早く結論を出そう。結論を出した上で自分らしくあるための、最良のことをしよう。
自分らしくあるために…それだけだ。

河津名物かじやの桜
ランキングに参加しています。おもしろいと思ったらクリックしてください。

にほんブログ村
19日、伊豆稲取に行ってきた。独断と偏見のくうみん母、西太后陛下の招集である…
「KKR稲取っていう公共の宿があるの。そこがすごくいいのよ」
河津桜も見頃かも知れない。行ってみる気になった。
東京13時ちょうど発のスーパービュー踊り子。二人で行くなら偶数席がいい。帰りは逆に奇数席。窓が大きく切ってある席だ。さらに、4人で行くなら、1と2、3と4のように、奇数をはじめに取るように。4と5、のような取り方はせっかくの窓の間に柱が立つことになる。意味の分からない人はわざとそうしてみるがよい。さらに行きも帰りもAB席が海側である。
熱海で西太后陛下をひらって、稲取には15時29分着。今頃はつるし雛祭りをしている。(3月31日まで)
なかなか見ごたえがある。昔からのお雛様を飾っている。



太り過ぎではないか?

お雛様だけでなく、端午の節句もこんな感じ
今宵の宿は超高級銀水荘…ではなく
お値打ちの宿KKR稲取
今時トイレがない部屋が主流などいけてないが、空の冷蔵庫はあるし、家族風呂は空いていれば適当に使える。大浴場も小さいがいい湯だ。
何より食事がおいしい。

メバルの刺身

ホウボウの刺身

キンメの煮つけ あまり味が濃くなくてうまい
この他、多くの料理がこれでもか!と出てきた。キンメの釜めしはそっと、持ってきたビニール袋に入れて持ち帰った。
もっとも、陛下によると、料理はいいのを頼んだと言っていた。
翌日は河津まで行って桜を見てきた。木によって違うが、3分咲きから7分咲き。早いと言えば早いが、桜見物は楽しめる。平日にもかかわらず、大勢の人が来ていた。


2月20日現在こんな感じです。
そこには仲間がいた。男で、「つくし君」という名前らしい。彼は労働していた。


野獣は去年の10月から太もも裏、ハムストリングスを痛めていた。もうほとんど運動らしい運動もせずに養生しているが、良くならない。
整体に通っているが、そこの整体師に、言われた。
「ここまでして治らないのはおかしい。筋肉ではなく、骨に異常があるかも知れない。整形外科で詳しく検査するのをお勧めする」
それを聞いて野獣は、ちらりと「骨転移」を思った。しかし、それがなんであろう。走れなくなる、それだけが野獣には怖かった。
野獣はもう、若くはない。年経た雌猿だ。もう雄猿は相手にしてくれない。だから自活するしかない。つやのない毛並、そぎ落とされたような痩せた肉体。
若くはないが、その身体能力ゆえ、憧れのまなざしで見るものもいれば、妬みの目で見るものもいる。
野獣は、日々切磋琢磨してきた。トレーニングしてきた。
それなのに今は何をすることもできず、坂道をズルズルと降りて行くあせりだけがある。
いつまでも休んでいる訳にはいかない。早く結論を出そう。結論を出した上で自分らしくあるための、最良のことをしよう。
自分らしくあるために…それだけだ。

河津名物かじやの桜
ランキングに参加しています。おもしろいと思ったらクリックしてください。


にほんブログ村
- 関連記事
-
- 潜入!鬼怒川御苑 そして地獄の一丁目に潜入している二人 (2014/04/19)
- 河津の河津桜と野獣 (2014/02/21)
- 潜入ルポ!さらにお安い小涌園 (2013/07/20)
スポンサーサイト