これは絶対に瞑眩(めんげん)だと思った唯一のこと 食事中には読まないでください
最近体調が悪い。風邪をひいて熱は出るし、太もも裏の痛みもなかなかひかない。「冷え取り」をしてからろくなことがない。
「冷え取り」は主に下半身を温める健康法で、絹と木綿の5本指靴下を2枚から4枚履き、その上に普通の靴下をはくと言う超色気ない格好をしたり、湯船にはみぞおちまで(肩まで入ってはいけない)15分以上浸かる、という方法で行う。
舌の裏に、2本の黒い筋、これは血の巡りが悪いとでると言うが、それがくっきり出ていたのが、冷え取りをしたら筋の色が薄くなった。
うわ~い、血の巡りが良くなった!と、喜んでいたのだが、この体調の悪さ…瞑眩(めんげん)ではないかと言う指摘もあった。瞑眩とは、東洋医学で言う好転反応のことで、体が良くなろうとする前に、一時的に体調が悪くなることだ。
瞑眩と、単に体調が悪いのと、術者の方針の間違いで体調が悪くなったのとは素人では非常に見分けが難しいらしい。
しかし!くうみん一億年の人生の中でこれは瞑眩であると断定できるものがたった一つある。
禁煙した時のことだ。
今から十数年前の夏、タバコが値上がりした。その中には何と払い切れない旧国鉄じじいの年金まで入っていると言う。
今のJR職員は皆感じがいいが、昔の国鉄職員はまあ、感じの悪いこと…と言うのも、昔の国鉄は陸軍の輸送機関が前身だったので接客と言う意識が乏しく、お客を怒鳴るなんて日常茶飯事、通学に国鉄を使っていた若き日のくうみんは何度泣かされたかわからない。
「バッカヤロ、おめ~らの年金なんて、だれが払うよ!」
タバコ値上げの内訳を新聞で読んだくうみんは、わなわなと怒りに燃え、禁煙を決意したのだった。
高校生の時、好奇心から一本吸ったのをはじめに、徐々に立派なスモーカーになっていった。おじさんはもうすでに禁煙に成功して数年経っていたが、くうみんは一人、吸っていたのだ。
禁煙初めはおじさんの実家に行ったときに決行した。さすがに舅、姑の前ではタバコを吸えない。なるべく吸い辛い環境を選び、二日、三日と禁煙日数を稼いでいった。
吸いたいと思った時は「ニコレッ〇」を噛んでやり過ごした。これが効く。吸いたい気持ちがすっとなくなる。しかし、こんなものに頼っていると、苦しみを長引かせるだけと禁煙指南書に書いてあったので、ともに禁煙に励んでいたフィットネスクラブでよく会うおぢさんにあげた。ちなみにこのおぢさんはニコレッ〇をやめることができなくなり、噂では禁煙にも失敗したと言う。
禁煙して3日目のことだ。酷い咳と痰がくうみんを襲った。みんながびっくりしてしまうような酷さだ。
「ゴホッ、ゴホゴホッ…」
出てくるのは真っ黒なきったね~痰。一日中咳が出て、たちの悪い風邪を引いたのだとばかり思っていた。酷い咳が治まるまでは3か月くらいかかっただろうか?
この咳と痰は、後から知ったが肺の繊毛が元気になって、肺の中をお掃除してくれたということなのだそうだ。
その間、いいこともあった。お肌の色つやが良くなったことと、知覚過敏の歯があまり沁みなくなったこと。11月になると必ず一か月間、悩まされた酷い咳の出る風邪をひかなくなったこと。
栄養の吸収が良くなったのか、2キロほど太ったけれど。
タバコを吸う夢も見た。もちろんタバコが吸えないがためのイライラ、只でさえ良くない頭の回転がさらに鈍る。
これらの症状は昔は禁断症状、今は離脱症状と言うそうだが、これこそ瞑眩と言うものではないかい?!体が良くなる前に一時的に体調が悪くなるなんて、信じられないけれど、本当にそういうことってあるものだ。
今の体調の悪さも、瞑眩だ…と思う。
女がタバコを吸う、人それぞれかもしれないが、くうみんにとっては人が見たら眉をしかめるようなことを敢えてして、自分を誇示していたように思う。
今の自分を誇示するもの?
この美貌に決まってますわ、オホホ。
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「冷え取り」は主に下半身を温める健康法で、絹と木綿の5本指靴下を2枚から4枚履き、その上に普通の靴下をはくと言う超色気ない格好をしたり、湯船にはみぞおちまで(肩まで入ってはいけない)15分以上浸かる、という方法で行う。
舌の裏に、2本の黒い筋、これは血の巡りが悪いとでると言うが、それがくっきり出ていたのが、冷え取りをしたら筋の色が薄くなった。
うわ~い、血の巡りが良くなった!と、喜んでいたのだが、この体調の悪さ…瞑眩(めんげん)ではないかと言う指摘もあった。瞑眩とは、東洋医学で言う好転反応のことで、体が良くなろうとする前に、一時的に体調が悪くなることだ。
瞑眩と、単に体調が悪いのと、術者の方針の間違いで体調が悪くなったのとは素人では非常に見分けが難しいらしい。
しかし!くうみん一億年の人生の中でこれは瞑眩であると断定できるものがたった一つある。
禁煙した時のことだ。
今から十数年前の夏、タバコが値上がりした。その中には何と払い切れない旧国鉄じじいの年金まで入っていると言う。
今のJR職員は皆感じがいいが、昔の国鉄職員はまあ、感じの悪いこと…と言うのも、昔の国鉄は陸軍の輸送機関が前身だったので接客と言う意識が乏しく、お客を怒鳴るなんて日常茶飯事、通学に国鉄を使っていた若き日のくうみんは何度泣かされたかわからない。
「バッカヤロ、おめ~らの年金なんて、だれが払うよ!」
タバコ値上げの内訳を新聞で読んだくうみんは、わなわなと怒りに燃え、禁煙を決意したのだった。
高校生の時、好奇心から一本吸ったのをはじめに、徐々に立派なスモーカーになっていった。おじさんはもうすでに禁煙に成功して数年経っていたが、くうみんは一人、吸っていたのだ。
禁煙初めはおじさんの実家に行ったときに決行した。さすがに舅、姑の前ではタバコを吸えない。なるべく吸い辛い環境を選び、二日、三日と禁煙日数を稼いでいった。
吸いたいと思った時は「ニコレッ〇」を噛んでやり過ごした。これが効く。吸いたい気持ちがすっとなくなる。しかし、こんなものに頼っていると、苦しみを長引かせるだけと禁煙指南書に書いてあったので、ともに禁煙に励んでいたフィットネスクラブでよく会うおぢさんにあげた。ちなみにこのおぢさんはニコレッ〇をやめることができなくなり、噂では禁煙にも失敗したと言う。
禁煙して3日目のことだ。酷い咳と痰がくうみんを襲った。みんながびっくりしてしまうような酷さだ。
「ゴホッ、ゴホゴホッ…」
出てくるのは真っ黒なきったね~痰。一日中咳が出て、たちの悪い風邪を引いたのだとばかり思っていた。酷い咳が治まるまでは3か月くらいかかっただろうか?
この咳と痰は、後から知ったが肺の繊毛が元気になって、肺の中をお掃除してくれたということなのだそうだ。
その間、いいこともあった。お肌の色つやが良くなったことと、知覚過敏の歯があまり沁みなくなったこと。11月になると必ず一か月間、悩まされた酷い咳の出る風邪をひかなくなったこと。
栄養の吸収が良くなったのか、2キロほど太ったけれど。
タバコを吸う夢も見た。もちろんタバコが吸えないがためのイライラ、只でさえ良くない頭の回転がさらに鈍る。
これらの症状は昔は禁断症状、今は離脱症状と言うそうだが、これこそ瞑眩と言うものではないかい?!体が良くなる前に一時的に体調が悪くなるなんて、信じられないけれど、本当にそういうことってあるものだ。
今の体調の悪さも、瞑眩だ…と思う。
女がタバコを吸う、人それぞれかもしれないが、くうみんにとっては人が見たら眉をしかめるようなことを敢えてして、自分を誇示していたように思う。
今の自分を誇示するもの?
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