年寄り騙す悪い奴
6月3日の読売新聞によると、日興社員がほかの大手証券会社で契約していた認知症女性の証券5千万円を、勝手に、解約していたといいます。そして解約したお金は、自分の会社の証券に買い直し。なんじゃこりゃー。
ここまで悪丸出しでなくても、あったんですよ、くうみん母も。
保険です。年金保険とか、なんだかわからない保険。
「あんたのために、保険に入ったのよ」
かなり以前、実家に泊まりに行った時です。くうみん母、西太后陛下はいいました。
「5年後満期になったらあんたたちに500万円入るのよ」
「えっ、ほんと、うれしいな」
喜ぶくうみんの横で疑い深いおじさんが言いました。
「お義母さん、証券見せてください」
「これよ」
おじさんは既に老眼が進んでいましたが、メガネをかけたり外したり、非常な苦労をして証券を解読しました。
「お義母さん、これは5年後満期になったら500万円は入るのではなく、くうみんが5年以内に死んだら500万円が入るのです」
「私が5年以内に死ぬわけないでしょ!」
まだ乳がん発覚以前のことです。今なら、うまく行けば5年以内に死ぬかもしれませんが。
「あら、そうだったの~」
「こんなもの早いとこ解約するように」
「わかった~」
数日後、くうみんはくうみん母西太后陛下に電話をかけました。
「保険解約した?!」
「した」
くうみんはとりあえずホッとしました。
「でもね、この解約したお金、すぐ使うのって言われたの」
「えっ」
「使わないって言ったら、いい保険があるからって、それに入ったの」
「なによ、また入っちゃったの?!」
「だっていい保険だって言うから」
「ちょっと、明日行くから、保険証券用意して待っててよ」
さて、この先どうなるでしょうか?
ここまで悪丸出しでなくても、あったんですよ、くうみん母も。
保険です。年金保険とか、なんだかわからない保険。
「あんたのために、保険に入ったのよ」
かなり以前、実家に泊まりに行った時です。くうみん母、西太后陛下はいいました。
「5年後満期になったらあんたたちに500万円入るのよ」
「えっ、ほんと、うれしいな」
喜ぶくうみんの横で疑い深いおじさんが言いました。
「お義母さん、証券見せてください」
「これよ」
おじさんは既に老眼が進んでいましたが、メガネをかけたり外したり、非常な苦労をして証券を解読しました。
「お義母さん、これは5年後満期になったら500万円は入るのではなく、くうみんが5年以内に死んだら500万円が入るのです」
「私が5年以内に死ぬわけないでしょ!」
まだ乳がん発覚以前のことです。今なら、うまく行けば5年以内に死ぬかもしれませんが。
「あら、そうだったの~」
「こんなもの早いとこ解約するように」
「わかった~」
数日後、くうみんはくうみん母西太后陛下に電話をかけました。
「保険解約した?!」
「した」
くうみんはとりあえずホッとしました。
「でもね、この解約したお金、すぐ使うのって言われたの」
「えっ」
「使わないって言ったら、いい保険があるからって、それに入ったの」
「なによ、また入っちゃったの?!」
「だっていい保険だって言うから」
「ちょっと、明日行くから、保険証券用意して待っててよ」
さて、この先どうなるでしょうか?
- 関連記事
-
- 年寄り騙す悪い奴 その2 (2013/06/04)
- 年寄り騙す悪い奴 (2013/06/03)
- 浅草寺へ先祖供養に行ったこと そしてお知らせがあります (2012/11/14)
スポンサーサイト