初めての四国路
4月5日金曜日、くうみんとおじさんを乗せた14時発JAL1489便は羽田から高知龍馬空港へと飛び立ちました。
「お飲み物はいかがですか~」
CAが、ドリンクサービスに来ました。
「おじさんにはコーヒー、私はスープをください」
くうみんが初めて飛行機に乗ったのは学生の時だけど、あの頃は国内線でもサンドイッチの機内食が出たなあ。いかん、歳がバレる。
高知が近づいてきます。
「わあ、おじさん!田んぼだ~」
「田んぼの中に家が建っている~」

おお!高知だ!
周りの景色は成田に似ています。高知龍馬空港には15時30分ころ到着しました。バスで高知市内のはりまやばしで下車。
今宵の宿はこの近くのサンライズホテルです。
なぜここにしたかというと、大浴場があるからです。
くうみんがホテルを決める絶対条件は
・冷蔵庫があること(空なら尚良し。コンピュータ式は△)
・シャワートイレがあること(特におじさんのリクエスト)
・コンビニが近いこと
・値段が手頃なこと
大浴場があれば尚可ということで、ここ、サンライズホテルはバッチリの条件だったのです。
「いらっしゃいませ」
「お世話になります。大浴場、ありますよね」
「そんなに大きくはありませんが、あります」
「そんなに大きくなくていいです」
くうみんは鷹揚にうなづくと部屋に向かいました。
早速近くのローソンでビールを購入、冷蔵庫に収納した後、おじさんとくうみんはお風呂に行きました。
女湯はステンレスの浴槽で、4、5人入れる程度の大きさですが、なかなかいい湯です。風呂から上がってビールを飲んで、今日は初ぴょん子さんと対面です。どんな人だろう?楽しみです。
6時ちょっと過ぎた頃、携帯がなりました。
「今ホテルに着いたん。部屋まで行くから待っててくれる?」
高知の言葉は関西弁に似ています。
「うん、わかった」
しかし、待てど暮らせどぴょん子さんは来ません。
「どうしたんだろう?」
「ここ、本館と別館に分かれているから、違う方いったんじゃないか?」
「それじゃ、こっちから行ってみようか?」
結構マヌケな人だなと思いつつ、エレベータを一階まで降りると、そこに背の高いほっそりした女性がただずんでいました。
「ぴょん子さん?」
「くうみんちゃん?」
いつも不思議に思うのは、ブロ友と初めて会うときは、なぜかすぐにわかります。目隠し写真すら見ていなくても、まず間違えません。
ブログでは自分の考え、思いを文章にしますが、見た目も自分の考え、思いに影響されているのかも知れません。
「今日はうるさいだけのところだけど、ひろめ市場に行こうと思うんよ」
「あー、地元の人で賑わってるという、かの有名なひろめ市場!」
「ううん、あそこは観光客しか行かへんの」
「えっ、そうなの?」
「観光客が大きな声で話すところなんよ」
でも、ま、話のタネに。
しかし、今日は金曜日だからか、もう席がありません。
「もう席がないな。他にしよ」
「どこでもいいです」

かの有名なひろめ市場

6時過ぎでこの賑わい
ぴょん子さんの案内で「帯屋」という居酒屋に行ったけれど、ここも満員、この姉妹店の二十四万石というところに入りました。
ここでは、禁断の「カツオのタタキにんにくスライス添え」や、「うつぼの唐揚げ」を食べました。
初めてのウツボは酔っ払っている上、唐揚げなので抵抗なく食べられました。ほかにも「鯨のさえずり」とか、名前は忘れたけど、巻貝を煮たものとか、初めての味が満載でした。
二人の健康に対する考えは、一致しているのでうんうんと頷くことが多く、いつものように
「そんなんじゃダメだ!」
「検査、治療を嫌がるとは何事!」
と叱られてトホホ状態になることもなく、酒がどんどん入りました。
「次行ってみよう」
なんとハシゴです。かなり酔っていますが、もうこの際じゃんじゃん行ってみよう。
この近辺では若い人が歌を歌ったり、マジックを披露していました。

マジックを披露するお兄さん。重い水晶玉が、お兄さんの手にかかると、重力をなくしてしまう。
次に行ったのは路地裏の小さな居酒屋です。ここは観光客にはちょっと入りづらい。高知の美味しい日本酒をマスターに選んでもらって、飲みました。
もうベロベロで、くうみんは次第に記憶を失いつつありました。気がつくともう11時を過ぎています。
ぴょん子さんは車で来たはず、どうするのかと思ったら、運転代行を頼むんですと。
「また会おうね」
「それじゃね」
初顔合わせはこうして終了したのでありました。
しかし。ぴょん子さん、酒強いなあ。繰り返しますが、ぴょん子さんはスラリと背の高いほっそりした人です。白いレースの服がよく似合って、白百合のようです。このお方があんなに大酒を飲むとは…高知弁で「たっすいがはいかん」のです。「中途半端はいかん」という意味です。
ぴょんこさんは白百合。くうみんを花に例えると?
ぺんぺん草だと思っていましたが、最近親分が、「くうみんおおたぬき」と、言っています。
という事でオオタヌキモかな?

オオタヌキモの花。結構きれい。親分、ありがとう
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「お飲み物はいかがですか~」
CAが、ドリンクサービスに来ました。
「おじさんにはコーヒー、私はスープをください」
くうみんが初めて飛行機に乗ったのは学生の時だけど、あの頃は国内線でもサンドイッチの機内食が出たなあ。いかん、歳がバレる。
高知が近づいてきます。
「わあ、おじさん!田んぼだ~」
「田んぼの中に家が建っている~」

おお!高知だ!
周りの景色は成田に似ています。高知龍馬空港には15時30分ころ到着しました。バスで高知市内のはりまやばしで下車。
今宵の宿はこの近くのサンライズホテルです。
なぜここにしたかというと、大浴場があるからです。
くうみんがホテルを決める絶対条件は
・冷蔵庫があること(空なら尚良し。コンピュータ式は△)
・シャワートイレがあること(特におじさんのリクエスト)
・コンビニが近いこと
・値段が手頃なこと
大浴場があれば尚可ということで、ここ、サンライズホテルはバッチリの条件だったのです。
「いらっしゃいませ」
「お世話になります。大浴場、ありますよね」
「そんなに大きくはありませんが、あります」
「そんなに大きくなくていいです」
くうみんは鷹揚にうなづくと部屋に向かいました。
早速近くのローソンでビールを購入、冷蔵庫に収納した後、おじさんとくうみんはお風呂に行きました。
女湯はステンレスの浴槽で、4、5人入れる程度の大きさですが、なかなかいい湯です。風呂から上がってビールを飲んで、今日は初ぴょん子さんと対面です。どんな人だろう?楽しみです。
6時ちょっと過ぎた頃、携帯がなりました。
「今ホテルに着いたん。部屋まで行くから待っててくれる?」
高知の言葉は関西弁に似ています。
「うん、わかった」
しかし、待てど暮らせどぴょん子さんは来ません。
「どうしたんだろう?」
「ここ、本館と別館に分かれているから、違う方いったんじゃないか?」
「それじゃ、こっちから行ってみようか?」
結構マヌケな人だなと思いつつ、エレベータを一階まで降りると、そこに背の高いほっそりした女性がただずんでいました。
「ぴょん子さん?」
「くうみんちゃん?」
いつも不思議に思うのは、ブロ友と初めて会うときは、なぜかすぐにわかります。目隠し写真すら見ていなくても、まず間違えません。
ブログでは自分の考え、思いを文章にしますが、見た目も自分の考え、思いに影響されているのかも知れません。
「今日はうるさいだけのところだけど、ひろめ市場に行こうと思うんよ」
「あー、地元の人で賑わってるという、かの有名なひろめ市場!」
「ううん、あそこは観光客しか行かへんの」
「えっ、そうなの?」
「観光客が大きな声で話すところなんよ」
でも、ま、話のタネに。
しかし、今日は金曜日だからか、もう席がありません。
「もう席がないな。他にしよ」
「どこでもいいです」

かの有名なひろめ市場

6時過ぎでこの賑わい
ぴょん子さんの案内で「帯屋」という居酒屋に行ったけれど、ここも満員、この姉妹店の二十四万石というところに入りました。
ここでは、禁断の「カツオのタタキにんにくスライス添え」や、「うつぼの唐揚げ」を食べました。
初めてのウツボは酔っ払っている上、唐揚げなので抵抗なく食べられました。ほかにも「鯨のさえずり」とか、名前は忘れたけど、巻貝を煮たものとか、初めての味が満載でした。
二人の健康に対する考えは、一致しているのでうんうんと頷くことが多く、いつものように
「そんなんじゃダメだ!」
「検査、治療を嫌がるとは何事!」
と叱られてトホホ状態になることもなく、酒がどんどん入りました。
「次行ってみよう」
なんとハシゴです。かなり酔っていますが、もうこの際じゃんじゃん行ってみよう。
この近辺では若い人が歌を歌ったり、マジックを披露していました。

マジックを披露するお兄さん。重い水晶玉が、お兄さんの手にかかると、重力をなくしてしまう。
次に行ったのは路地裏の小さな居酒屋です。ここは観光客にはちょっと入りづらい。高知の美味しい日本酒をマスターに選んでもらって、飲みました。
もうベロベロで、くうみんは次第に記憶を失いつつありました。気がつくともう11時を過ぎています。
ぴょん子さんは車で来たはず、どうするのかと思ったら、運転代行を頼むんですと。
「また会おうね」
「それじゃね」
初顔合わせはこうして終了したのでありました。
しかし。ぴょん子さん、酒強いなあ。繰り返しますが、ぴょん子さんはスラリと背の高いほっそりした人です。白いレースの服がよく似合って、白百合のようです。このお方があんなに大酒を飲むとは…高知弁で「たっすいがはいかん」のです。「中途半端はいかん」という意味です。
ぴょんこさんは白百合。くうみんを花に例えると?
ぺんぺん草だと思っていましたが、最近親分が、「くうみんおおたぬき」と、言っています。
という事でオオタヌキモかな?

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