ハズレの風呂屋としばらくお休みのお知らせ
くうみんは家のお風呂にはほとんど入りません。普段はフィットネスクラブのお風呂に入り、そこが休みの時はスーパー銭湯に行きます。
でも、たま~に近くの銭湯に行くことがあります。
フィットネスクラブは休み、だけどスーパー銭湯まで行くのは面倒だし、スーパー銭湯は高いなど思ったとき。或いは夕方から飲み会だから、あまりゆっくりもしていられない時など。
先日夕方から飲み会だったので、おじさんの置き餌を作り、スーパー銭湯ではなく近くの銭湯に行くことにしました。
銭湯は3軒あり、いつも一番近いところに行くのですが、たまには違うところに行ってみようと思いました。
これが間違いのもとでした。
外からちょっと見た目にはいつも行く銭湯と変わりません。どこの銭湯も古くて、情緒があるといえば言えます。大きさも似たようなもの。
履いてきたサンダルを下駄箱に入れ、女湯の戸を開けると、暖簾が傾いて下がっています。
中に入ると、ここの女将さんがお客さんらしいおばあさんと話をしています。
「いらっしゃい」
話を中断してこちらに向かってきました。
小銭が出せなくてまごまごしていると、値段がわからないのかと思ったのか、
「380円です」と教えてくれました。
お金を払って中を見ると、
「なんじゃこりゃ!」
の世界が広がっています。
銭湯とは関係のない子供の雑誌や教材がそこらじゅうに積んであります。それだけでなく、普段使わないものを脱衣所に置いてあるのか、脱衣所の半分近くはガラクタが積まれ、物置状態です。
ロッカーの鍵の付いているのを開けると、そこには先客の荷物がいれてありました。
「入れたら鍵かけろよな…」
そう思いつつ別のロッカーに荷物を入れ、鍵をかけようとすると、ダメだ!鍵がかからない!
一人でガチャガチャやっていると、おかみさんが来て、鍵をかけてくれました。
「ちょっとコツがいるもので」
浴室に入ると、ババがふたり、並んで体を洗っていました。わざわざ混んだところに行くのも、と思い、別の列のカランでお湯を出そうとしていると、ずっと冷たいままです。
どうしたのかしらと待っていると、
「そっちはお湯が出ないのよ、この列だけよ、お湯が出るの」
と、一人のババが教えてくれました。
なんとお客があまりにも少ないので、お湯が出るのは一列にしているようなのです。
「ありがとうございます」
そう言って、体を洗い、湯船に入りました。湯船のお湯はさすがに綺麗です。しかし、あまり長居する気にもならずすぐに上がりました。
このあと家に帰ってビールをいっぱい引っ掛けて、それから出かけよう。など考えていると、おかみさんが薬缶からぬるい麦茶を注いで、
「どうぞ」
と勧めてくれます。
いや~、このあとビール飲むし…と思いましたが、断るのも悪いので、礼を言ってから麦茶の湯のみを取りました。
ぬるくて薄い麦茶です。このあとのキンキンに冷えたビールの味が落ちる…
おかみさんは相変わらず一人のババとお喋りし続けます。
「ありがとうございました」
と言いましたが、気づいてくれませんでした。くうみんはその場を立ち去りました。
ボロボロのチャチャメチャの風呂屋でしたが、くうみんの心にほのぼのとした暖かさが…
感じられるはずがありませ~ん!でした。
さて、みなさん。中途半端といえば言えますが、ちょっとお休みしようと思います。このあと年末年始にかけて忙しくなったり、旅行に行ったりで休むのは見えていますが、敢えてこの時期。
2、3日で頭をポリポリかいて、
「いや~」
と出てくるかもしれないし、間欠的に出てくるかもしれない。はたまた年始まで休むかもしれない。
自分でもわかりません。なんとなく充電したくて…
4年前の10月は手術が終わって、病理結果を待っている、ある意味知らぬが仏の時期でした。
11月になると大変だったんで、話したいこと満載、その頃に復帰するかもしれません。
それでは、別れのサンバを皆様に捧げます。
最近ユーチューブの貼り方を覚えたので、うれしくて仕方ありません。
長谷川きよし様 別れのサンバ
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でも、たま~に近くの銭湯に行くことがあります。
フィットネスクラブは休み、だけどスーパー銭湯まで行くのは面倒だし、スーパー銭湯は高いなど思ったとき。或いは夕方から飲み会だから、あまりゆっくりもしていられない時など。
先日夕方から飲み会だったので、おじさんの置き餌を作り、スーパー銭湯ではなく近くの銭湯に行くことにしました。
銭湯は3軒あり、いつも一番近いところに行くのですが、たまには違うところに行ってみようと思いました。
これが間違いのもとでした。
外からちょっと見た目にはいつも行く銭湯と変わりません。どこの銭湯も古くて、情緒があるといえば言えます。大きさも似たようなもの。
履いてきたサンダルを下駄箱に入れ、女湯の戸を開けると、暖簾が傾いて下がっています。
中に入ると、ここの女将さんがお客さんらしいおばあさんと話をしています。
「いらっしゃい」
話を中断してこちらに向かってきました。
小銭が出せなくてまごまごしていると、値段がわからないのかと思ったのか、
「380円です」と教えてくれました。
お金を払って中を見ると、
「なんじゃこりゃ!」
の世界が広がっています。
銭湯とは関係のない子供の雑誌や教材がそこらじゅうに積んであります。それだけでなく、普段使わないものを脱衣所に置いてあるのか、脱衣所の半分近くはガラクタが積まれ、物置状態です。
ロッカーの鍵の付いているのを開けると、そこには先客の荷物がいれてありました。
「入れたら鍵かけろよな…」
そう思いつつ別のロッカーに荷物を入れ、鍵をかけようとすると、ダメだ!鍵がかからない!
一人でガチャガチャやっていると、おかみさんが来て、鍵をかけてくれました。
「ちょっとコツがいるもので」
浴室に入ると、ババがふたり、並んで体を洗っていました。わざわざ混んだところに行くのも、と思い、別の列のカランでお湯を出そうとしていると、ずっと冷たいままです。
どうしたのかしらと待っていると、
「そっちはお湯が出ないのよ、この列だけよ、お湯が出るの」
と、一人のババが教えてくれました。
なんとお客があまりにも少ないので、お湯が出るのは一列にしているようなのです。
「ありがとうございます」
そう言って、体を洗い、湯船に入りました。湯船のお湯はさすがに綺麗です。しかし、あまり長居する気にもならずすぐに上がりました。
このあと家に帰ってビールをいっぱい引っ掛けて、それから出かけよう。など考えていると、おかみさんが薬缶からぬるい麦茶を注いで、
「どうぞ」
と勧めてくれます。
いや~、このあとビール飲むし…と思いましたが、断るのも悪いので、礼を言ってから麦茶の湯のみを取りました。
ぬるくて薄い麦茶です。このあとのキンキンに冷えたビールの味が落ちる…
おかみさんは相変わらず一人のババとお喋りし続けます。
「ありがとうございました」
と言いましたが、気づいてくれませんでした。くうみんはその場を立ち去りました。
ボロボロのチャチャメチャの風呂屋でしたが、くうみんの心にほのぼのとした暖かさが…
感じられるはずがありませ~ん!でした。
さて、みなさん。中途半端といえば言えますが、ちょっとお休みしようと思います。このあと年末年始にかけて忙しくなったり、旅行に行ったりで休むのは見えていますが、敢えてこの時期。
2、3日で頭をポリポリかいて、
「いや~」
と出てくるかもしれないし、間欠的に出てくるかもしれない。はたまた年始まで休むかもしれない。
自分でもわかりません。なんとなく充電したくて…
4年前の10月は手術が終わって、病理結果を待っている、ある意味知らぬが仏の時期でした。
11月になると大変だったんで、話したいこと満載、その頃に復帰するかもしれません。
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