抗癌剤の後遺症 ああ、心肺が…
くうみんの趣味はランニングです。20代の終わり頃、腰が痛くなって整骨院に行ったら先生に言われました。
「貴方は背骨を支える筋肉すらない。ラジオ体操でもいいから毎日するように」
そのレベルだったのです。毎日ラジオ体操にいそしみました。
そのうち、もうちょっとしたほうが痩せられるのではないかとスケベ心を出しました。その頃エアロビが流行りだしたのですが、そんな高度なことはできないので、走ることくらいはできようと、ランニングを始めたのでした。
はじめのうちは道路を走るのは恥ずかしいことでした。一人で走りはじめた人はわかると思いますが、
「カッコわり~走り方~」
「痩せようと必死なんだ」
と、皆が見ているような気がするのです。
でも、皆そんなに暇じゃない、ジミ~な女が走っていた所で誰も見てくれないと言うことはすぐにわかりました。
てってこてってこ毎日ジミ~に走っているうちに主人と走るようになり、マラソン大会に出るようになり、そのうち主人よりずっと早く走れることに気付きました。
はじめは悔しがっていた主人もとてもかなわないと悟り、
「いや~、こいつは早いんだよ」
と言うようになりました。フルは4時間を切れるようになり、ハーフではレベルの低い市民大会なら入賞できるようになりました。
「この方、足の速いくうみんさん」
と、紹介されるようになったときはうれしかった。それまでは、単なるおバカなくうみんでしかなかったからです。
ゴールの手前で男どもがくうみんのために道をあける快感、一瞬の女王様気分…
それが、今では過去のことになってしまいました。癌が原因ではありません。抗癌剤で、心肺がだめになってしまったのです。
抗癌剤をするときは、これで、生存率が上がるなら、と思っていました。効かない人のほうが多いと言うことは、後でわかりました。
確実なのは、体に大変悪いと言うことです。今までのように走れない。
楽しみながら走る?ファンランでいい?
勝てない走りがなぜ楽しい事があるのか、悟れないくうみんはそう思ってるのです。
そして夢を捨てきれずに、今でも走っているのです。
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そのレベルだったのです。毎日ラジオ体操にいそしみました。
そのうち、もうちょっとしたほうが痩せられるのではないかとスケベ心を出しました。その頃エアロビが流行りだしたのですが、そんな高度なことはできないので、走ることくらいはできようと、ランニングを始めたのでした。
はじめのうちは道路を走るのは恥ずかしいことでした。一人で走りはじめた人はわかると思いますが、
「カッコわり~走り方~」
「痩せようと必死なんだ」
と、皆が見ているような気がするのです。
でも、皆そんなに暇じゃない、ジミ~な女が走っていた所で誰も見てくれないと言うことはすぐにわかりました。
てってこてってこ毎日ジミ~に走っているうちに主人と走るようになり、マラソン大会に出るようになり、そのうち主人よりずっと早く走れることに気付きました。
はじめは悔しがっていた主人もとてもかなわないと悟り、
「いや~、こいつは早いんだよ」
と言うようになりました。フルは4時間を切れるようになり、ハーフではレベルの低い市民大会なら入賞できるようになりました。
「この方、足の速いくうみんさん」
と、紹介されるようになったときはうれしかった。それまでは、単なるおバカなくうみんでしかなかったからです。
ゴールの手前で男どもがくうみんのために道をあける快感、一瞬の女王様気分…
それが、今では過去のことになってしまいました。癌が原因ではありません。抗癌剤で、心肺がだめになってしまったのです。
抗癌剤をするときは、これで、生存率が上がるなら、と思っていました。効かない人のほうが多いと言うことは、後でわかりました。
確実なのは、体に大変悪いと言うことです。今までのように走れない。
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