お待たせしました くうみん劇場 ひねくれくうみんの聖書物語
乳がんブログであるものの、最近はお笑いブログに転向すべきな、くうみんブログ。しかしこのお笑いブログに集ってくださる人には、宗教系、哲学系、スピリチュアル系ブログを開設している人が少なくありません。
未熟な直弟子さん、霊能師shougyoku師、夏姫楓さん、そしてbeabea65さん。
特にbeabea65さん!こんな真面目な人がくうみんブログをどんな顔して読むのか、想像できません。
皆さん仏教系が多いですが、くうみんの場合は卒業した高校がプロテスタント系、おじさんの家宗がカトリックと、キリスト教系に縁があります。だから聖書も手元にあります。聖書と言うと、堅苦しい…
しかし!ありますよ、ありますよ。あなたの好きそうな物語!
ヨハネによる福音書第8章より
キャスト
イエスキリスト 畏れ多いので俳優エックス氏とする
不倫現場で捕まえられた女 あんまりなので女優ゼットさん
不倫の相手 砂浮琴さん
律法学者 オババさん
パリサイ人1の子分 くうみん
パリサイ人2の子分 どくだみさん
エキストラ 灰色うさぎさん、キララさん、マー君、よだきゅうさん
イエスは講演のため、オリーブ山に行きました。そこに集まった人に講義をするためです。
「う~ん、なるほどだぎゃ…」
観衆の一人、よだきゅうも、感心しながらイエスの教えを聞いています。
マー君が質問してきました。
「先生、俺、先日フクロウにバカにされて、悔しいから今度、傘広げて威嚇してやろうと思うんですけど…」
イエスは答えます。
「バカなことはやめなさい。許しなさい」
「やっぱそうですか?」
それを遠くから眺めるものがいます。イエスを目の敵にしている、律法学者とその子分たちです。親分の律法学者、オババは悔しそうに言います。
「ちっきしょ、イエスのやつ、あんなに人気者になりやがって…」
「親分!でも奴の人気も今日限りですわ。こいつを捕まえましたもの、おほほ」
第一の子分くうみんは足元に転がった女を見ながら言いました。
「こいつは夫ある身でありながら、不倫なんかしちゃってさ」
女は恐怖に身を縮めています。
「相手の男は素っ裸で逃げたもんね。男のパンツ、押収してあるよ。マジックで”砂”って書いてある。あたしが見つけたんだ!」
第2の子分どくだみが得意げに言いました。
「ごちゃごちゃ言っていないで、イエスのところに押しかけるのさっ」
女を引きずるように連れて、オババたちはイエスの前に現れました。
オババが言いました。
「しつも~ん!しつも~ん!」
「お話の途中ですが、失礼しますよ。先生、この女は不倫していました。その現場に私たちは乗り込んだんです!」
くうみんが続けて言います。
「わたくしたちはこの目で見たのですわっ!ベッドの上で…」
「む、おほん!あんたは黙っていらっしゃい」
「へい」
くうみんを制したオババは続けて言いました。
「モーセの教えによると、こういう女は石で打ち殺せ、と言っていますが、あなたはどう思いますか?!」
オババはここまで言うと、ニヤッと笑いました。子分のくうみんや、どくだみもにやにやしています。
そう、普段からイエスは、「人を許しなさい」と、説いています。だからそう言ったら、オババは「モーセの教えをなんと心得る!」と言うつもりです。
逆に、「打ち殺すように」と言ったら、「あなたは普段から人を許せと言っているのに、おかしいじゃありませんか!」と言ってやるのです。
「ふっふ、どうにもなるまい…」
「おほほほ…」
「えっへっへ…」
イエスは地べたにしゃがみ込んで、何か書いています。
「何やってんだよ!」
どくだみが覗き込みます。
へのへのもへじ
ドクダミは字の読み書きができません。
「難しい字なんか書きやがって!早く答えろ!」
観衆の灰色うさぎさんも、キララさんも、心配そうに見ています。
さあ、イエスはどう答えるのでしょう。
続く
クリックいただければ幸いです

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特にbeabea65さん!こんな真面目な人がくうみんブログをどんな顔して読むのか、想像できません。
皆さん仏教系が多いですが、くうみんの場合は卒業した高校がプロテスタント系、おじさんの家宗がカトリックと、キリスト教系に縁があります。だから聖書も手元にあります。聖書と言うと、堅苦しい…
しかし!ありますよ、ありますよ。あなたの好きそうな物語!
ヨハネによる福音書第8章より
キャスト
イエスキリスト 畏れ多いので俳優エックス氏とする
不倫現場で捕まえられた女 あんまりなので女優ゼットさん
不倫の相手 砂浮琴さん
律法学者 オババさん
パリサイ人1の子分 くうみん
パリサイ人2の子分 どくだみさん
エキストラ 灰色うさぎさん、キララさん、マー君、よだきゅうさん
イエスは講演のため、オリーブ山に行きました。そこに集まった人に講義をするためです。
「う~ん、なるほどだぎゃ…」
観衆の一人、よだきゅうも、感心しながらイエスの教えを聞いています。
マー君が質問してきました。
「先生、俺、先日フクロウにバカにされて、悔しいから今度、傘広げて威嚇してやろうと思うんですけど…」
イエスは答えます。
「バカなことはやめなさい。許しなさい」
「やっぱそうですか?」
それを遠くから眺めるものがいます。イエスを目の敵にしている、律法学者とその子分たちです。親分の律法学者、オババは悔しそうに言います。
「ちっきしょ、イエスのやつ、あんなに人気者になりやがって…」
「親分!でも奴の人気も今日限りですわ。こいつを捕まえましたもの、おほほ」
第一の子分くうみんは足元に転がった女を見ながら言いました。
「こいつは夫ある身でありながら、不倫なんかしちゃってさ」
女は恐怖に身を縮めています。
「相手の男は素っ裸で逃げたもんね。男のパンツ、押収してあるよ。マジックで”砂”って書いてある。あたしが見つけたんだ!」
第2の子分どくだみが得意げに言いました。
「ごちゃごちゃ言っていないで、イエスのところに押しかけるのさっ」
女を引きずるように連れて、オババたちはイエスの前に現れました。
オババが言いました。
「しつも~ん!しつも~ん!」
「お話の途中ですが、失礼しますよ。先生、この女は不倫していました。その現場に私たちは乗り込んだんです!」
くうみんが続けて言います。
「わたくしたちはこの目で見たのですわっ!ベッドの上で…」
「む、おほん!あんたは黙っていらっしゃい」
「へい」
くうみんを制したオババは続けて言いました。
「モーセの教えによると、こういう女は石で打ち殺せ、と言っていますが、あなたはどう思いますか?!」
オババはここまで言うと、ニヤッと笑いました。子分のくうみんや、どくだみもにやにやしています。
そう、普段からイエスは、「人を許しなさい」と、説いています。だからそう言ったら、オババは「モーセの教えをなんと心得る!」と言うつもりです。
逆に、「打ち殺すように」と言ったら、「あなたは普段から人を許せと言っているのに、おかしいじゃありませんか!」と言ってやるのです。
「ふっふ、どうにもなるまい…」
「おほほほ…」
「えっへっへ…」
イエスは地べたにしゃがみ込んで、何か書いています。
「何やってんだよ!」
どくだみが覗き込みます。
へのへのもへじ
ドクダミは字の読み書きができません。
「難しい字なんか書きやがって!早く答えろ!」
観衆の灰色うさぎさんも、キララさんも、心配そうに見ています。
さあ、イエスはどう答えるのでしょう。
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