カラスミ事件 ボケボケくうみん母・西太后陛下の付け届け
西太后陛下から電話がかかってきました。
「いつもお世話になっているI先生に、何か送りたいんだけど、何がいいかしら?この間台湾に行った時、もっとカラスミ買ってくればよかったんだけどねえ」
I先生は陛下がお世話になっている近所の整形外科の院長です。陛下は、この先生のクリニックに日常お世話になっていらっしゃいます。
年寄りの常で、お医者さんから気にかけてもらうためには付け届けをするのがお約束、と信じています。
くうみんとしても、このボケ老人・西太后陛下を相手の診察はさぞかし世話が焼けよう、先生に感謝せねば、と言う気持ちがありました。
「カラスミならうちにまだあるから送ってあげる。お母さんの分も送るから、そのつもりでね」
「うん、わかった」
先生用には2パックもあればいいだろう、しかし陛下にも召し上がっていただく分は、はずんどこう。小遣いも貰ったし…と、計6パックを袋詰めして送りました。
ヤ〇ト運輸で、宅配を頼み、明日の午前中に着くと確認後、陛下に電話して再度言いました。
「明日の朝届くって。お母さんの分もあるから、ちゃんと分けてね」
「うん、わかった」
しかし!陛下は何もわかっていなかったのです。
最近は陛下の親心のウコンを、毎食前にせっせとすりおろして飲む日々です。
そう言えばまだバケツ一杯あると言っていたな。あっちじゃ使わないだろう、送ってもらおうと電話しました。
「ねえ、お母さん。この間のウコン、まだあるなら送ってちょうだいよ、食べるから」
「もうたくさんあるから送るわよ~。そうそう、この間カラスミを送ってもらったでしょ?先生にあげたらすごく喜んでね」
「そりゃそうでしょ」
「で、あたしも食べたいんだけど…」
「えっ、ちょっと、お母さんの分も送ったでしょ!」
「ないわよそんなの」
「だって、先生にあげる分だけじゃなくて、お母さんの分も送るって言ったじゃない?!中身確認しなかったの?!」
「してない。くうみんの送ってくれたそのまんま、あげちゃった」
「えっ!あれ、6パック入っていたのよ!言ったじゃない!お母さんの分も送るからって!」
「え~、そうなの~」
陛下はそんなに驚いた風もなく言いました。
ああ、判っていないんだ。
カラスミは高い。日本で買うとあのパックなら7千円前後するはずです。台湾で買うと安いと聞き、暑い中、問屋街をうろうろして、買ってきたのです。
くうみんはヒステリックに叫びます。
「そりゃ先生喜ぶわよ!日本で買えば4万円以上するもの!」
「ふ~ん」
もう頭がピヨピヨしている人に、何を言っても無駄と、受話器を置きました。くらくらする…ああ、高い金出して買ったカラスミ…暑い中、大汗かきながら探した店…
そりゃ、特に世話のかかる患者、西太后陛下がお世話になっている先生なら、いいものを送って当然だけど、あ~…
でも、台湾ではいくらで買ったんだろう?記録を見てみよう。
くうみんは海外旅行から日帰り旅行まで何でも記録しています。買ったもの。食べたものの値段、交通費。
「20パック買って5100元。1パック255元くらい」
1台湾ドルは、2.55円すると、1パック650円?今円高が進んでいるから買った当時は700円くらい?だとしても6パックで4800円。
ふ~ん、そんなものか。大した金額ではないと判って安心するとともに拍子抜けするくうみん。やっぱりどケチ。
陛下も食べたいとおっしゃるなら、まだあるカラスミ、宅配便で送りましょ。消費期限は…まだまだ大丈夫。
宅配を頼んで帰ってきたら、電話が鳴った。おじさんが出ました。
「はい、そうですが…え、住所が抜けてる?それでは申し上げます。えっと…」
「どうしたの?」
「ヤ〇ト運輸から。おかんから荷物が送られてきたんだけど、住所が抜けてたらしい」
ウコンだ。きょうの夕方、届くそうだ。
お世話になっている先生に、くうみんも付け届けしようかしら?品物はやはり値打ちあるものがいいわね。んでもってサプライズのあるもの。
アイドルブロガーくうみんのサイン入り色紙なんて、どうかしら?
クリックいただければ幸いです。

にほんブログ村
「いつもお世話になっているI先生に、何か送りたいんだけど、何がいいかしら?この間台湾に行った時、もっとカラスミ買ってくればよかったんだけどねえ」
I先生は陛下がお世話になっている近所の整形外科の院長です。陛下は、この先生のクリニックに日常お世話になっていらっしゃいます。
年寄りの常で、お医者さんから気にかけてもらうためには付け届けをするのがお約束、と信じています。
くうみんとしても、このボケ老人・西太后陛下を相手の診察はさぞかし世話が焼けよう、先生に感謝せねば、と言う気持ちがありました。
「カラスミならうちにまだあるから送ってあげる。お母さんの分も送るから、そのつもりでね」
「うん、わかった」
先生用には2パックもあればいいだろう、しかし陛下にも召し上がっていただく分は、はずんどこう。小遣いも貰ったし…と、計6パックを袋詰めして送りました。
ヤ〇ト運輸で、宅配を頼み、明日の午前中に着くと確認後、陛下に電話して再度言いました。
「明日の朝届くって。お母さんの分もあるから、ちゃんと分けてね」
「うん、わかった」
しかし!陛下は何もわかっていなかったのです。
最近は陛下の親心のウコンを、毎食前にせっせとすりおろして飲む日々です。
そう言えばまだバケツ一杯あると言っていたな。あっちじゃ使わないだろう、送ってもらおうと電話しました。
「ねえ、お母さん。この間のウコン、まだあるなら送ってちょうだいよ、食べるから」
「もうたくさんあるから送るわよ~。そうそう、この間カラスミを送ってもらったでしょ?先生にあげたらすごく喜んでね」
「そりゃそうでしょ」
「で、あたしも食べたいんだけど…」
「えっ、ちょっと、お母さんの分も送ったでしょ!」
「ないわよそんなの」
「だって、先生にあげる分だけじゃなくて、お母さんの分も送るって言ったじゃない?!中身確認しなかったの?!」
「してない。くうみんの送ってくれたそのまんま、あげちゃった」
「えっ!あれ、6パック入っていたのよ!言ったじゃない!お母さんの分も送るからって!」
「え~、そうなの~」
陛下はそんなに驚いた風もなく言いました。
ああ、判っていないんだ。
カラスミは高い。日本で買うとあのパックなら7千円前後するはずです。台湾で買うと安いと聞き、暑い中、問屋街をうろうろして、買ってきたのです。
くうみんはヒステリックに叫びます。
「そりゃ先生喜ぶわよ!日本で買えば4万円以上するもの!」
「ふ~ん」
もう頭がピヨピヨしている人に、何を言っても無駄と、受話器を置きました。くらくらする…ああ、高い金出して買ったカラスミ…暑い中、大汗かきながら探した店…
そりゃ、特に世話のかかる患者、西太后陛下がお世話になっている先生なら、いいものを送って当然だけど、あ~…
でも、台湾ではいくらで買ったんだろう?記録を見てみよう。
くうみんは海外旅行から日帰り旅行まで何でも記録しています。買ったもの。食べたものの値段、交通費。
「20パック買って5100元。1パック255元くらい」
1台湾ドルは、2.55円すると、1パック650円?今円高が進んでいるから買った当時は700円くらい?だとしても6パックで4800円。
ふ~ん、そんなものか。大した金額ではないと判って安心するとともに拍子抜けするくうみん。やっぱりどケチ。
陛下も食べたいとおっしゃるなら、まだあるカラスミ、宅配便で送りましょ。消費期限は…まだまだ大丈夫。
宅配を頼んで帰ってきたら、電話が鳴った。おじさんが出ました。
「はい、そうですが…え、住所が抜けてる?それでは申し上げます。えっと…」
「どうしたの?」
「ヤ〇ト運輸から。おかんから荷物が送られてきたんだけど、住所が抜けてたらしい」
ウコンだ。きょうの夕方、届くそうだ。
お世話になっている先生に、くうみんも付け届けしようかしら?品物はやはり値打ちあるものがいいわね。んでもってサプライズのあるもの。
アイドルブロガーくうみんのサイン入り色紙なんて、どうかしら?
クリックいただければ幸いです。

にほんブログ村
- 関連記事
-
- フィトネスクラブで有名人になったくうみん (2011/10/24)
- カラスミ事件 ボケボケくうみん母・西太后陛下の付け届け (2011/10/23)
- 素敵な奥さんくうみん (2011/10/22)
スポンサーサイト