ひねくれくうみんマラソンに参加 がん治療後初の入賞だぁ~い!
今日は近所でマイナーなマラソン大会がありました。マラソンと言っても、10キロ、5キロ、3キロ、1キロと、だれでも参加できる距離設定です。

おほほ、この格好で行ってきますわ
くうみんはフィットネスクラブの人達と一緒に、10キロの部に参加しました。おじさんは業界の団体旅行で参加しませんでした。
自転車で会場に行ったくうみんは、受付を済ませ、仲間はどこだときょろきょろ見ました。いたいた、あそこだ。夜に降った雨のおかげでびちゃびちゃです。そろりそろりとぬかるみを通りました。
スタートまではみんなとおしゃべりです。単独行が多いくうみんには、今までないことでしたが、仲間がいるって楽しいですね。
いよいよスタート!いつものように鬼の形相!酸欠の金魚!死にかけの鯉!
これまでは抗癌剤の後遺症で、いい成績なんて出ませんでした。
もう走れないかも知れない…そんなことを考えて新しい趣味としてブログも始めました。でも、このまま終わりたくない。諦めた訳じゃない。もうちょっと、もうちょっと…
ネットタイム49分42秒。キロ5分弱。10キロランは初めてなので自己ベストは、判らないけれど、ハーフの10キロ通過は、ベストで45分だった。それに比べるとよくないタイムだけれど、周りに女性が少なかった。マイナー大会だし、ひょっとして…
ひょっとしました!40歳以上の部、5位です!

どうじゃ!
みんなのところにガッツポーズで走っていくと、先にゴールした男性陣が聞きます。
「くうみんさん、どうだった?」
「タイムはこれ!5位よ~」
「うわ、すげーなあ」
「お~っほっほっほ!」
輪になって話していると、二人、三人と、ゴールしてきました。女性もほとんど揃ったところで放送がありました。
「10位までの入賞者は、表彰式を行いますので、役員詰所前までお集まりください」
「あの、私表彰式に行ってきます」
ほとんどの人が気付かず、おしゃべりに興じています。誰も気づいてくれない中、一人表彰式に走るくうみん。
40歳以上の部ですが、皆さんほとんど40代前半に見える人ばかりで、くうみんくらいの年の人はいないかと後ろを向くと、8位くらいのところに同級生っぽい人が立っていました。
(こんにちは)
(よかったですね)
うんうんと、目顔でうなづき合う二人。
いよいよ表彰が始まります。一位から順番に賞状と記念品が手渡されます。
でも、記念品は?あれれ、3位までには手渡されましたが、それ以下にはなしです。
くうみんの番になり、表彰状を受け取ると、ぱちぱちとまばらな拍手がありました。2、3人の仲間内のおぢ達と、インストラクターです。インストラクターは、デジカメを構えています。
(いい人達だわ)
それに引き換え、他の人達は!
表彰が終わって、みんなのところに帰ると、女性達が言います。
「あれ、くうみんさん、どこ行ってたの?」
「いつの間にかいないんだもの、どうしたのよ」
くうみんはやや気色ばんで言いました。
「表彰式に行ってたの!」
「えっ、誰か入賞したんですか?」
「あたし!」
「え~!うそ~」
えー、えー、速そうには見えないでしょうね。
主治医角南先生に、
「あなたの体はもう細胞レベルで変わっています。無理の効かない体になっています」
そう言われて泣きながら走った日々もある。
かつて自分が立った表彰台を横目に見て、すごすごと帰るのがお約束になってしまった今まで。
あまりいいとは言えない成績だけど、少しづつ、少しづつ、元に戻っている。この調子…
来年はぜひ3位以内に入って、記念品をもらいたい。年代別、もっと細かくすべきだ!だって男は40代の部の上に50歳以上の部があるのに、女は40歳以上は全部同じなんだもの。
くうみんは一億歳、だからせめて50歳以上の部を、作って欲しいですわ!

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おほほ、この格好で行ってきますわ
くうみんはフィットネスクラブの人達と一緒に、10キロの部に参加しました。おじさんは業界の団体旅行で参加しませんでした。
自転車で会場に行ったくうみんは、受付を済ませ、仲間はどこだときょろきょろ見ました。いたいた、あそこだ。夜に降った雨のおかげでびちゃびちゃです。そろりそろりとぬかるみを通りました。
スタートまではみんなとおしゃべりです。単独行が多いくうみんには、今までないことでしたが、仲間がいるって楽しいですね。
いよいよスタート!いつものように鬼の形相!酸欠の金魚!死にかけの鯉!
これまでは抗癌剤の後遺症で、いい成績なんて出ませんでした。
もう走れないかも知れない…そんなことを考えて新しい趣味としてブログも始めました。でも、このまま終わりたくない。諦めた訳じゃない。もうちょっと、もうちょっと…
ネットタイム49分42秒。キロ5分弱。10キロランは初めてなので自己ベストは、判らないけれど、ハーフの10キロ通過は、ベストで45分だった。それに比べるとよくないタイムだけれど、周りに女性が少なかった。マイナー大会だし、ひょっとして…
ひょっとしました!40歳以上の部、5位です!

どうじゃ!
みんなのところにガッツポーズで走っていくと、先にゴールした男性陣が聞きます。
「くうみんさん、どうだった?」
「タイムはこれ!5位よ~」
「うわ、すげーなあ」
「お~っほっほっほ!」
輪になって話していると、二人、三人と、ゴールしてきました。女性もほとんど揃ったところで放送がありました。
「10位までの入賞者は、表彰式を行いますので、役員詰所前までお集まりください」
「あの、私表彰式に行ってきます」
ほとんどの人が気付かず、おしゃべりに興じています。誰も気づいてくれない中、一人表彰式に走るくうみん。
40歳以上の部ですが、皆さんほとんど40代前半に見える人ばかりで、くうみんくらいの年の人はいないかと後ろを向くと、8位くらいのところに同級生っぽい人が立っていました。
(こんにちは)
(よかったですね)
うんうんと、目顔でうなづき合う二人。
いよいよ表彰が始まります。一位から順番に賞状と記念品が手渡されます。
でも、記念品は?あれれ、3位までには手渡されましたが、それ以下にはなしです。
くうみんの番になり、表彰状を受け取ると、ぱちぱちとまばらな拍手がありました。2、3人の仲間内のおぢ達と、インストラクターです。インストラクターは、デジカメを構えています。
(いい人達だわ)
それに引き換え、他の人達は!
表彰が終わって、みんなのところに帰ると、女性達が言います。
「あれ、くうみんさん、どこ行ってたの?」
「いつの間にかいないんだもの、どうしたのよ」
くうみんはやや気色ばんで言いました。
「表彰式に行ってたの!」
「えっ、誰か入賞したんですか?」
「あたし!」
「え~!うそ~」
えー、えー、速そうには見えないでしょうね。
主治医角南先生に、
「あなたの体はもう細胞レベルで変わっています。無理の効かない体になっています」
そう言われて泣きながら走った日々もある。
かつて自分が立った表彰台を横目に見て、すごすごと帰るのがお約束になってしまった今まで。
あまりいいとは言えない成績だけど、少しづつ、少しづつ、元に戻っている。この調子…
来年はぜひ3位以内に入って、記念品をもらいたい。年代別、もっと細かくすべきだ!だって男は40代の部の上に50歳以上の部があるのに、女は40歳以上は全部同じなんだもの。
くうみんは一億歳、だからせめて50歳以上の部を、作って欲しいですわ!

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