秋を探しに日帰りツアー
チコリが来たので、今迄のように身軽ではなくなった。
旅行に行くときはチコリをどうするか、それを考えなくてはならない。今までなら、月一くらいで温泉に行ったり、近場の観光地に行ったりしていた。温泉はもとより、近場の観光地にも、朝早く行くようなら、チコリをその前の日に、ペットホテルに預けなくてはいけない。
どうしたものか、考えていたら、くうみんの住む最寄りの駅近辺で8時30分集合、最寄りの駅近辺で4時半ごろ解散という日帰りバスツアーを見つけた。
これなら行ける!
某旅行会社のミステリーツアーだが、どうやら目的地は山梨らしい。日本〇大奇矯〇橋を見学!って、日本3大奇矯猿橋だろう。
ちなみに他の橋は、山口県の錦帯橋、富山県の愛本橋だそうだ。
くうみんが惹かれたのは、観光地ではなく、お土産と、ワインの試飲。
お土産は、松茸、シイタケ、ブナしめじ、マイタケ、サツマイモ、カボチャ。そしてじゃんけんに勝ったら、ミカン3キロもくれるそうだ。
当日は集合の10分前に着くようにした。みんな時間に余裕をもって集合する。最後の客と言うのは、きまりが悪い。
バスに乗り込み、添乗員の説明を聞く。
「皆さん、どこに行くかもうお分かりですよね?だけど言っちゃいけないんです」
まあ、そうだろうな。
はじめは、猿橋の見学。
「時間は40分間、お取りしております」
10分程度のハイキングコースもあるらしいが、雨も降っているのに、ハイキングはちょっと…しかし、バスが来るまでは、時間をかせがねばならないので、あっちこっち歩いた。コンビニがないか、調べたが、なかった。

雨降る猿橋

立札も入れた

なぜ奇橋なのかと言うと、橋脚がないからだそうだ。橋の下に見える瓦のようなもので、橋を支えている。
時間より早めにバスが戻ってきたので助かった。
「皆様、次は御昼食で~す」
早めの昼食ということで、11時頃にとあるレストランに着いた。団体さん向けの所だろう。そこで、牛肉と松茸の炊き込みご飯と、キノコうどんを食べた。どちらも熱々で、おいしかったが、こんなに炭水化物ばかり食べるのは久々のことだ。食べきれないこともないが、持ってきたポリ袋に炊き込みご飯の残りを入れてこれもお土産にした。

炭水化物まみれの昼食
昼食が終わると、ミカン狩り体験。お一人様2個まで。

この鉢植えのミカンでミカン狩り体験をする
くうみんは大きいミカンを選んで採った。小さい方が甘いかも?と思ったが、やはり目先の利益を優先してしまう。
ミカン狩りをした後は、建物の中でミカンの食べホ。
いくつか、ミカンが山盛りになっているかごがあるが、ある一つのかごに入っているミカンが他よりおいしいのに気づいた。同じ畑でも、日当たりのいい所にあった木になっていたんだと思う。誰もいなくなるまでひたすら食べまくった。20個くらい食べたのではなかろうか?
山梨では、寒過ぎてミカンが採れないのだそうだ。なので、これらのミカンは伊豆の方から運んできたらしいと、添乗員さんが言っていた。
なぜそこまでミカンにこだわる?ブドウやモモはもう季節ではなくなったのだろうが、カキでも出せばいいじゃないか。やっぱり輸送費をかけてでも、ミカンの方が安いからか?
ワインの試飲では、もちろん飲みまくった。
ここでミカンゼリーのつかみ取りがあった。手の大きな男性は5、6個つかむ人もいたが、超絶手の小さなくうみんは、たったの3個しか取れなかった。悔しい。負けを取り戻そうと、さらにワインを飲んだ。
次は、ランを見に行くと言っていたが、無料で入れる「ハーブ庭園・旅日記」であった。
ここは、ハーブや花がたくさん植わっていて、見て楽しいけど、早い話が土産物屋だ。話術巧みなお兄さんが、商品の説明をする。それがうまいので、つい買ってしまう。
くうみんも10年くらい前になるのか、おじさんと行ったとき、化粧水を買った。まあ、そこそこの化粧水だったけど、説明ほどのミラクルはなかったと思った。

見事なコチョウラン

大きなポインセチアのツリー

これはラベンダーではなくて紫サルビア
バスに乗り込むと、3キロのミカンをかけてじゃんけん大会。
くうみんはすぐに負けてしまった。ここでも悔しい。
バスがくうみんの住む町に着いた。雨が上がっている。バッカやろ。
今、4時半。チコリが待っている。
「チコリ、ただいま~」
チコリは玄関まで出てくることもあるし、クレートの中で寝ていることもある。玄関まで来てくれると嬉しいが、クレートの中で顔だけこっちに向けているのを見ると、年寄りだからしようがないか、とあきらめる。
帰るとすぐにお散歩だ。
散歩の用意をすると、チコリは鼻息を荒くする。
「フン!ブフォッ!」
犬を飼っていて、一番困るのはワンワンとうるさいことだそうだ。近所迷惑で肩身が狭い…チコリはせいぜい鼻息を荒くする程度。
時々近所の犬がワンワン吠えていることがある。
「あのバカ犬が、また吠えているわ~!!オホホ~!」
と言って秘かにバカにする。
「さ、行こう」
近所の散歩だけでなく、たまには遠出させてあげたいけど、車がないから、どんなもんだろうね。運搬用リュックに入れるのもかわいそうな気がするし。

戦利品の数々
さつまいもは先日たくさん買い過ぎたので、早くオーブンで焼いて、冷凍しよう。そうすれば好きな時に食べられる。
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旅行に行くときはチコリをどうするか、それを考えなくてはならない。今までなら、月一くらいで温泉に行ったり、近場の観光地に行ったりしていた。温泉はもとより、近場の観光地にも、朝早く行くようなら、チコリをその前の日に、ペットホテルに預けなくてはいけない。
どうしたものか、考えていたら、くうみんの住む最寄りの駅近辺で8時30分集合、最寄りの駅近辺で4時半ごろ解散という日帰りバスツアーを見つけた。
これなら行ける!
某旅行会社のミステリーツアーだが、どうやら目的地は山梨らしい。日本〇大奇矯〇橋を見学!って、日本3大奇矯猿橋だろう。
ちなみに他の橋は、山口県の錦帯橋、富山県の愛本橋だそうだ。
くうみんが惹かれたのは、観光地ではなく、お土産と、ワインの試飲。
お土産は、松茸、シイタケ、ブナしめじ、マイタケ、サツマイモ、カボチャ。そしてじゃんけんに勝ったら、ミカン3キロもくれるそうだ。
当日は集合の10分前に着くようにした。みんな時間に余裕をもって集合する。最後の客と言うのは、きまりが悪い。
バスに乗り込み、添乗員の説明を聞く。
「皆さん、どこに行くかもうお分かりですよね?だけど言っちゃいけないんです」
まあ、そうだろうな。
はじめは、猿橋の見学。
「時間は40分間、お取りしております」
10分程度のハイキングコースもあるらしいが、雨も降っているのに、ハイキングはちょっと…しかし、バスが来るまでは、時間をかせがねばならないので、あっちこっち歩いた。コンビニがないか、調べたが、なかった。

雨降る猿橋

立札も入れた

なぜ奇橋なのかと言うと、橋脚がないからだそうだ。橋の下に見える瓦のようなもので、橋を支えている。
時間より早めにバスが戻ってきたので助かった。
「皆様、次は御昼食で~す」
早めの昼食ということで、11時頃にとあるレストランに着いた。団体さん向けの所だろう。そこで、牛肉と松茸の炊き込みご飯と、キノコうどんを食べた。どちらも熱々で、おいしかったが、こんなに炭水化物ばかり食べるのは久々のことだ。食べきれないこともないが、持ってきたポリ袋に炊き込みご飯の残りを入れてこれもお土産にした。

炭水化物まみれの昼食
昼食が終わると、ミカン狩り体験。お一人様2個まで。

この鉢植えのミカンでミカン狩り体験をする
くうみんは大きいミカンを選んで採った。小さい方が甘いかも?と思ったが、やはり目先の利益を優先してしまう。
ミカン狩りをした後は、建物の中でミカンの食べホ。
いくつか、ミカンが山盛りになっているかごがあるが、ある一つのかごに入っているミカンが他よりおいしいのに気づいた。同じ畑でも、日当たりのいい所にあった木になっていたんだと思う。誰もいなくなるまでひたすら食べまくった。20個くらい食べたのではなかろうか?
山梨では、寒過ぎてミカンが採れないのだそうだ。なので、これらのミカンは伊豆の方から運んできたらしいと、添乗員さんが言っていた。
なぜそこまでミカンにこだわる?ブドウやモモはもう季節ではなくなったのだろうが、カキでも出せばいいじゃないか。やっぱり輸送費をかけてでも、ミカンの方が安いからか?
ワインの試飲では、もちろん飲みまくった。
ここでミカンゼリーのつかみ取りがあった。手の大きな男性は5、6個つかむ人もいたが、超絶手の小さなくうみんは、たったの3個しか取れなかった。悔しい。負けを取り戻そうと、さらにワインを飲んだ。
次は、ランを見に行くと言っていたが、無料で入れる「ハーブ庭園・旅日記」であった。
ここは、ハーブや花がたくさん植わっていて、見て楽しいけど、早い話が土産物屋だ。話術巧みなお兄さんが、商品の説明をする。それがうまいので、つい買ってしまう。
くうみんも10年くらい前になるのか、おじさんと行ったとき、化粧水を買った。まあ、そこそこの化粧水だったけど、説明ほどのミラクルはなかったと思った。

見事なコチョウラン

大きなポインセチアのツリー

これはラベンダーではなくて紫サルビア
バスに乗り込むと、3キロのミカンをかけてじゃんけん大会。
くうみんはすぐに負けてしまった。ここでも悔しい。
バスがくうみんの住む町に着いた。雨が上がっている。バッカやろ。
今、4時半。チコリが待っている。
「チコリ、ただいま~」
チコリは玄関まで出てくることもあるし、クレートの中で寝ていることもある。玄関まで来てくれると嬉しいが、クレートの中で顔だけこっちに向けているのを見ると、年寄りだからしようがないか、とあきらめる。
帰るとすぐにお散歩だ。
散歩の用意をすると、チコリは鼻息を荒くする。
「フン!ブフォッ!」
犬を飼っていて、一番困るのはワンワンとうるさいことだそうだ。近所迷惑で肩身が狭い…チコリはせいぜい鼻息を荒くする程度。
時々近所の犬がワンワン吠えていることがある。
「あのバカ犬が、また吠えているわ~!!オホホ~!」
と言って秘かにバカにする。
「さ、行こう」
近所の散歩だけでなく、たまには遠出させてあげたいけど、車がないから、どんなもんだろうね。運搬用リュックに入れるのもかわいそうな気がするし。

戦利品の数々
さつまいもは先日たくさん買い過ぎたので、早くオーブンで焼いて、冷凍しよう。そうすれば好きな時に食べられる。
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