東京マラソンを走る これを最後にマラソン引退しよう
11分も歩いてようやくスタートに着いた。
もう、サブフォー(4時間以内にゴールすること)は、叶わないとわかっているのに、走り始めると「もしかして」と、夢を追ってしまう。5キロで、10キロで、時計を確認すると、なんとなくサブフォーを狙えるような気がしてくる。
給水はあるたびに取った。おかげで汗はかいても、体中の水分は十分足りている。給食はパック入りの小さな羊羹が出た。これがなかなかイケる。何回目かのときに、この羊羹を3つほどポケットに入れた。こんなところでもくうみんは卑しいのだった。
マラソンは35キロからが苦しくなるというが、今回は20キロくらいで苦しくなった。今までならまだ余裕しゃくしゃくのはずなのに。
それに、全身が筋肉痛になっているのが分かった。
肩こりは僧帽筋の筋肉痛だということがよくわかる。
肩こりは日本人特有というが、他の国では「肩の筋肉痛」という表現をしているだけで、やはり肩こりはあるんだな。
たった20キロでこんなになるとは…しかし、今更やめる訳にもいかない。最後の花道…実はこれを最後にマラソンはやめようと思っている。
飲み友達の某女が言う。
「くうみんさん、マラソンって活性酸素が大量に発生するから、これから、老け見えするかもよ」
「うん、それもそうだね」
てか、もう老け見えしているよなぁ。
「今度は他の競技を考えたら?ボルダリングなんてどうかしら?」
「ボルダリングね、いいかも」
そんな会話を交わして、二人大酒を飲み、かつ食べたのだった。
それはそれとして、苦しい、体中が悲鳴を上げている。30キロ、35キロ…
早く終わって~~~!もうしません!もうしません!
なかなかゴールにたどり着かない。ゴールはすぐそばのはずなのだが、狭い東京をあっちをくねくね、こっちをくねくね…コース取り、苦労しただろうなあ。
やっとゴールにたどり着いたときは、よかった、助かったとしか思わなかった。タイムはネットタイムでで4時間34分ほど。今までなら、タイムが良くなかったら、ガックリ来ているところだが、そうではなかった。
前の人の後をくっついていって、いただくものをいただく。参加賞のメダル、ドリンク類、そしてド派手なポンチョのようなもの。はて?これはどういうときに着ればいいのか?風呂上がりにでも着るのか?

材質はフェルトのような感じ。どうやって活用したものか
普通の大会では、吹きさらしの所にテントを張ったものが更衣室になるが、東京マラソンでは、ゴール近くの近代的な建物の一室を使わせてもらえた。快適なところで着替えができる。これはありがたい。
着替えを済ませたら、お土産でパンパンになった手提げを持って、地下鉄に乗る。予想に反し、そんなに混んでいなかった。東京からは、たくさんの線が出ているせいか。
ジャージ姿でびっこを引きながら歩くランナーが三々五々見受けられた。
くうみんも、ヨレヨレではあったが、びっこを引くようなところは人に見せられないと、歩く姿勢に気を付けたのだった。
帰りはフィットネスジムのお風呂に寄って、汗を流した。
家にたどり着き、荷物を整理すると、やっぱり楽しみなのはビール!!
スーパーに寄って買ってきた半額セールの刺身を出して、まず一杯。そして、冷蔵庫の中の残り物で一杯。
う~ん、酒はいい。禁酒の後の一杯、これを一日千秋の思いと言うのか…
正面にいるおじさんが笑顔を見せる。おい、楽しそうだね。
うふふ、おじさん。楽しいよ、おじさんがいればもっと楽しいんだけどね。んでね、マラソンなんて、もうこんなバカなことやめるんだ。
フルマラソンを走った後は非常に疲れる。くうみんは9時を待たずして眠りに落ち、朝までぐっすり眠ったのだった。
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給水はあるたびに取った。おかげで汗はかいても、体中の水分は十分足りている。給食はパック入りの小さな羊羹が出た。これがなかなかイケる。何回目かのときに、この羊羹を3つほどポケットに入れた。こんなところでもくうみんは卑しいのだった。
マラソンは35キロからが苦しくなるというが、今回は20キロくらいで苦しくなった。今までならまだ余裕しゃくしゃくのはずなのに。
それに、全身が筋肉痛になっているのが分かった。
肩こりは僧帽筋の筋肉痛だということがよくわかる。
肩こりは日本人特有というが、他の国では「肩の筋肉痛」という表現をしているだけで、やはり肩こりはあるんだな。
たった20キロでこんなになるとは…しかし、今更やめる訳にもいかない。最後の花道…実はこれを最後にマラソンはやめようと思っている。
飲み友達の某女が言う。
「くうみんさん、マラソンって活性酸素が大量に発生するから、これから、老け見えするかもよ」
「うん、それもそうだね」
てか、もう老け見えしているよなぁ。
「今度は他の競技を考えたら?ボルダリングなんてどうかしら?」
「ボルダリングね、いいかも」
そんな会話を交わして、二人大酒を飲み、かつ食べたのだった。
それはそれとして、苦しい、体中が悲鳴を上げている。30キロ、35キロ…
早く終わって~~~!もうしません!もうしません!
なかなかゴールにたどり着かない。ゴールはすぐそばのはずなのだが、狭い東京をあっちをくねくね、こっちをくねくね…コース取り、苦労しただろうなあ。
やっとゴールにたどり着いたときは、よかった、助かったとしか思わなかった。タイムはネットタイムでで4時間34分ほど。今までなら、タイムが良くなかったら、ガックリ来ているところだが、そうではなかった。
前の人の後をくっついていって、いただくものをいただく。参加賞のメダル、ドリンク類、そしてド派手なポンチョのようなもの。はて?これはどういうときに着ればいいのか?風呂上がりにでも着るのか?

材質はフェルトのような感じ。どうやって活用したものか
普通の大会では、吹きさらしの所にテントを張ったものが更衣室になるが、東京マラソンでは、ゴール近くの近代的な建物の一室を使わせてもらえた。快適なところで着替えができる。これはありがたい。
着替えを済ませたら、お土産でパンパンになった手提げを持って、地下鉄に乗る。予想に反し、そんなに混んでいなかった。東京からは、たくさんの線が出ているせいか。
ジャージ姿でびっこを引きながら歩くランナーが三々五々見受けられた。
くうみんも、ヨレヨレではあったが、びっこを引くようなところは人に見せられないと、歩く姿勢に気を付けたのだった。
帰りはフィットネスジムのお風呂に寄って、汗を流した。
家にたどり着き、荷物を整理すると、やっぱり楽しみなのはビール!!
スーパーに寄って買ってきた半額セールの刺身を出して、まず一杯。そして、冷蔵庫の中の残り物で一杯。
う~ん、酒はいい。禁酒の後の一杯、これを一日千秋の思いと言うのか…
正面にいるおじさんが笑顔を見せる。おい、楽しそうだね。
うふふ、おじさん。楽しいよ、おじさんがいればもっと楽しいんだけどね。んでね、マラソンなんて、もうこんなバカなことやめるんだ。
フルマラソンを走った後は非常に疲れる。くうみんは9時を待たずして眠りに落ち、朝までぐっすり眠ったのだった。
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