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朝食と近鉄四日市駅に到着するまで

 日本船のいい所は自由に大浴場を使えることですわ。外国船だと、有料で、日本のお風呂と違って水着で入るとか、面倒なことこの上ありませんの。

 夕食前のお風呂は貸し切り状態だったのに、朝は混んでいましたの。コロナのため人数制限で、少し待ちましたわ。
 やっと一人出てきて、さあこれで、と思ったら、ドンくさいばあちゃんで、ロッカーのカギを置き忘れてきて、これでまた遅れましたの。

 やっと順番がきましたわ!
「さあ、普通にのんびりするか!」
 わたくしが入ると、徐々に人数が少なくなっていきましたの。ちょっとしたタイミングなのですわね。風呂から出ると、部屋でビールをいただきますの。くいっと一杯。
「おっほ~!このために生きていると言っても、過言ではない!」

 次は朝食ですわ。朝食は和食と洋食なのですが、和食なら持って来てくれるけど、洋食はビュッフェだそうですの。
「和食をチョイスして、洋食も食べて構いません」
 フィリピン人ウェイターが言うので、お言葉に甘えて欲しいものを持ってくることに。
「トマトジュースとオムレツと、あとスープも欲しいな」
 とにかく、腹パッツンパッツンになるまでいただきましたの。

朝食すべて
 朝食のすべて

オムレツ
 はじめはぐちゃぐちゃなのに、出来上がりがこんなにきれいなのはなぜだろう?


サラダと果物


 四日市上陸は午後2時半ですので、それまでアロマキャンドル教室で、キャンドルを作りましたわ。

アロマキャンドル
 ハーブの香りのアロマキャンドル

 昼食は朝食をたくさんいただいたので、食べる気はなかったのですけど、レストランにどんなもんか見に行きましたの。

「海鮮丼、茶わん蒸し、赤出汁味噌汁…うまそうじゃねえか!!よっしゃ、喰いや!喰い~~!」

昼食は海鮮丼
 マグロは神奈川県三崎港から上がったらしいですわ

 そして四日市に着きましたの。皆さん、オプショナルツアーに参加するか、船に残るかするんですけど、わたくしは個人で行動するのが好きですの。専修寺に行こうと思いましたの。せんしゅう、と読むのではなく、せんじゅ、と読むそうですの。

 外に出ると、観光協会の人がいましたので、その方にバス停がどこにあるか、聞こうと致しましたの。
 すると、サングラスをかけた、50代と思われるコワモテの一人の男性が、観光協会の人に尋ねておりましたの。
「タクシーを呼んでくれない?」
「それは船の人に…」
「船のフロントに聞いたら、こっちで呼んでもらうように言われたんだけど」
 すったもんだの末、観光協会の人が呼ぶことに。
「あんたも一緒に来るかい?」
「あ~、お願いします」
 そばに奥さんと思われる女性がいましたの。
「よろしく」
 奥さんもちょっとはすっぱな感じがしておりましたが、悪い感じではありません。
「ご夫婦で来られていいですね。私は主人が亡くなったので、仲良く二人で来ているご夫婦を見ると、うらやましいんですよ」
「まあ、そうだったんですか」

 ご主人は携帯で何か、仕事の指示をしているようでしたの。話からすると、不動産屋さん?何とかトレーダー?金額が大きいんですもの。
 タクシーが来ると、タクシーの運転手さんに、近鉄四日市とJR四日市と、どちらがいいのか聞いておりましたの。お伊勢さんに行くそうですわ。
「それなら近鉄でしょう」
 わたくしも、伊勢に行くなら近鉄の方が便利だと思いましたの。専修寺に行くのは、どっちも…という感じですが、近鉄に致しましたわ。
 しかし、四日市市に来たのにやはり四日市を観光するのではなく、わたくしは津市の専修寺、このご夫婦は伊勢市に行ってしまう。四日市市、もっと頑張らんかい!

 近鉄の駅近辺は、東京でいえば新橋のような感じ。前に訪れた神戸の三ノ宮にも似た感じでしたわ。
 港から近鉄四日市まで、1890円。半額払おうとしたら、
「いいんですよ!」
「いえ、900円、90円は負けてください」
「お気になさらずに」
 と辞退されましたの。うんま~、なんていい方達なんでしょう!ていうか、お金持ちなんだろうと思いましたわ。

 これから一人で専修寺に向かう、このオバさんは無事に観光して船に戻ることができるのでしょうか?!

 






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 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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