秘境の温泉宿
黒部峡谷沿いの温泉宿には、祖母谷(ばばだに)温泉に、泊まったことがある。ここもいい温泉だったが、一応山小屋なので、一つの部屋を独占できるかどうかはわからない。
前回は宿側の好意で大部屋を一人で使わせてもらったが、今回もそうとは限らないし、他の宿も行ってみていいんでないかい?と思い、黒薙温泉を予約した。
今までも泊まりたいと思っていたのだが、空きがなかった。でも、今回やっと予約できたのだった。
黒薙駅で降りたくうみん。トロッコからは、山小屋で一緒だった人たちに見送られ、「さよ~なら~」と手を振った。
黒薙温泉はこちら、という看板はあるものの、どこから行けばいいのかわからない。
「温泉に行くんですか?」
駅員のおっちゃんが尋ねてきたので、
「そうです」
と答えると、ここから降りてください、と指示された。
階段も何もない、ただの線路だ。普通、こんなところに降りたら、注意されるであろう。しかし、駅員の指示である。

ここから黒薙温泉の道が始まる

いきなり登り階段が

この期に及んでまだまだ続く長い道のり

さっき撮った昔の鉄橋があんなところに見える
20分ほど歩くと、宿に着いた。
宿の人のいる所で受付を済ませると、部屋に案内してくれた。

おお!いい部屋じゃ!

外の眺めはこんな感じ
川の流れの音が気になる人は山側にしてくださいと言っていたが、そんなに気にならないし、第一山側の部屋というのは眺めが全然よくない。
くうみんは、着ているものを全て脱いで、浴衣に着替えた。
バンザイ!清潔な衣類だ!!
そして、風呂や!!風呂~~~!

まず内湯で体を洗う

次に天女の湯に向かった
一番の売りの大露天風呂は、昼から夜までは混浴。朝は女性専用時間となる。なので、そちらは朝入ることにした。
いや~、いい湯だ。内湯は、湯が豊富に流れているからか、大変お湯が柔らかく感じられる。そういえば、祖母谷温泉の内湯も、お湯が柔らかいと、露天風呂より人気があった。
内湯、天女の湯を満喫したくうみんは、自販機でビールを買った。ここは、当然のことながら部屋に冷蔵庫がない。しかし、自販機のビールも、良心的な値段なので、損した気分にはならなかった。

良心的な値段

夕食は山海ならぬ山の珍味

メニュー表は壁に貼ってありました
山小屋は山の中で安全に泊まることが目的。動物の脅威や、雨風から身を守れればそれで十分。隣が男性だから嫌だなど言っていられない世界だ。
その後に、自分一人だけの部屋をあてがわれ、普段より材料もよく、手の込んだ料理を食べられるというのは最高に幸せな気持ちになる。
このオバさんは、もう一度お風呂に入って、清潔であることの幸せを嚙みしめつつ、寝入っていくのでした。
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今までも泊まりたいと思っていたのだが、空きがなかった。でも、今回やっと予約できたのだった。
黒薙駅で降りたくうみん。トロッコからは、山小屋で一緒だった人たちに見送られ、「さよ~なら~」と手を振った。
黒薙温泉はこちら、という看板はあるものの、どこから行けばいいのかわからない。
「温泉に行くんですか?」
駅員のおっちゃんが尋ねてきたので、
「そうです」
と答えると、ここから降りてください、と指示された。
階段も何もない、ただの線路だ。普通、こんなところに降りたら、注意されるであろう。しかし、駅員の指示である。

ここから黒薙温泉の道が始まる

いきなり登り階段が

この期に及んでまだまだ続く長い道のり

さっき撮った昔の鉄橋があんなところに見える
20分ほど歩くと、宿に着いた。
宿の人のいる所で受付を済ませると、部屋に案内してくれた。

おお!いい部屋じゃ!

外の眺めはこんな感じ
川の流れの音が気になる人は山側にしてくださいと言っていたが、そんなに気にならないし、第一山側の部屋というのは眺めが全然よくない。
くうみんは、着ているものを全て脱いで、浴衣に着替えた。
バンザイ!清潔な衣類だ!!
そして、風呂や!!風呂~~~!

まず内湯で体を洗う

次に天女の湯に向かった
一番の売りの大露天風呂は、昼から夜までは混浴。朝は女性専用時間となる。なので、そちらは朝入ることにした。
いや~、いい湯だ。内湯は、湯が豊富に流れているからか、大変お湯が柔らかく感じられる。そういえば、祖母谷温泉の内湯も、お湯が柔らかいと、露天風呂より人気があった。
内湯、天女の湯を満喫したくうみんは、自販機でビールを買った。ここは、当然のことながら部屋に冷蔵庫がない。しかし、自販機のビールも、良心的な値段なので、損した気分にはならなかった。

良心的な値段

夕食は山海ならぬ山の珍味

メニュー表は壁に貼ってありました
山小屋は山の中で安全に泊まることが目的。動物の脅威や、雨風から身を守れればそれで十分。隣が男性だから嫌だなど言っていられない世界だ。
その後に、自分一人だけの部屋をあてがわれ、普段より材料もよく、手の込んだ料理を食べられるというのは最高に幸せな気持ちになる。
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