山屋の秘密とか、怪しい男女への天罰とか、ぶつくさ言いながら山を下りるオバさん
今回は年のせいか、人並みの速さに起きることができた。今日も起きたのは4時半だ。もう、他の人はモゾモゾ起きだしている。
ここ、阿曽原温泉小屋は、男女同じ部屋なので、着替えるのに苦労する。いくらくうみんでも、やっぱりお恥ずかしいものを見せる訳には行かない。干してある靴下やらなにやらを乾燥室からそっと取りに行き、布団の中で着た。
そう、わかるだろうか?くうみんが感じていた居心地の悪さの正体。山屋というのは山中ではずっと、同じものを着るのだ。毎日あんなに大汗をかいて、乾きもよくない山小屋で、気持ち悪いことこの上ない。自分でも臭い。
今日は着替えられる。その期待は大きい。
阿曽原温泉小屋では、今年は予約にはファックスで連絡することになった。その評判が、お客さん、従業員、ともによろしくない。
ここの奥さんも山小屋を手伝っているのだが、
「もう、ファックスの返事を電話するのが大変だったわよ!」
主も失敗したと思ったらしい。この方法はもう、使わないと言っていた。

山小屋の奥さんに撮ってもらったが、かなりピンボケだ

さらば、阿曽原温泉小屋。また来年会おう


道の修繕は毎年行っているようだ。

滝はお休み処

道を踏み外すなというが、ここから落ちたら大変だ!!

この先に志合谷という難所がある。難所と言っても、ライトを持っていて、靴がしっかりしていればどうっていうことはない。
今回、動画を撮ったのだが、アップの仕方が分からない。スマホで撮ったので、pcにどうやって取り込むのか?調べてやってみた。スマホからメールで送ればいいということだったが、サイズが大きすぎてダメだとさ。
という訳でくうみんの実況にする。
志合谷のトンネルは真っ暗なので、ヘッドライトが必要だ。今はスマホのライトでもよかろう。よし!行くぞ!
トンネル内には冷たい水が流れている。季節にもよるが、この頃は水が多い時期。ああ~、ずいぶん深いな~。
このことは予想していたので、靴にはバリバリに、撥水スプレーをかましてきた。しかし、どひゃ~!!足首に迫るような、水の深さ!!
早く行こう!前のおやじが見えてきた!もうすぐ出口だ!!
出口に着く。
前を歩くオヤジ二人もいた。
「あんたのライト、明るいね。後ろからの光で、前が良く見えたよ」
くうみんのヘッドライトは200ルーメン、かなり明るい。
このトンネルは、足首まである登山靴でないと、水が浸入してしまうであろう。あのバカップルの靴はくるぶしまでの軽登山靴だったから、靴に水が浸入して大変な目に遭ったはず。
ここから濡れた靴で歩くのは、かなり気持ち悪く、歩きにくいであろう。フッフッフ。


まだかなりある

くうみんは、今回敢えてストックを持って来なかった。ロープ場、鎖場、梯子場が多く、ストックが邪魔になるのと。こんな道を歩くので、引っかかったら怖いから。
で、持って来なくて正解だと思った。

上方、横筋のように見えるのが道です



ここからは一般のハイキングコースになる。ここまでくれば下界は近い。
この札は、ハイキング客が登山道に来ないように作ったものだが、道を間違えたか?と、ドキッとさせられる。

屋根が見える。もうすぐだ


登山道と一般道の境目。左から2段までは登山道の階段、3段目からは一般道の階段、と、勝手にくうみんが思った
やっと、欅平に着いた。ザックを下ろし、ベンチに座り込む。なんだかホッとして、脱力するのが分かる。トロッコの時間を調べてから、今から飲むビールと今日の旅館で飲む日本酒を購入。この期に及んでまだ、持ち込みをしようとする、年寄り根性。
今日は暖かいので、吹きさらしのトロッコに乗った。寒い日は、普通の列車になっている車両に乗った方がいい。乗っている時間が長いので、かなりきつい。一度、寒い日に吹きさらしの車両に乗ったときは後悔した。

欅平からの黒部川はエメラルド色

普通車であるトロッコ車両の方が人気がある
特に登山の後は臭いので、嫌われたくなかったら、吹きさらしの席をお勧めする

猫股の断崖
ネズミがネコから逃れようと、この崖を登ろうとしたが、ダメで、猫もまたダメだったので、「猫股」と名付けられたそうだ。

昔の鉄橋
このオバさんは、今日は黒薙温泉という秘境宿に泊まることになっています。ここで温泉に浸かり、着ていていた衣類を全て着替え、日本人を満喫しようという魂胆です。
このオバさんは、どんな宿に泊まるのでしょう?!
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ここ、阿曽原温泉小屋は、男女同じ部屋なので、着替えるのに苦労する。いくらくうみんでも、やっぱりお恥ずかしいものを見せる訳には行かない。干してある靴下やらなにやらを乾燥室からそっと取りに行き、布団の中で着た。
そう、わかるだろうか?くうみんが感じていた居心地の悪さの正体。山屋というのは山中ではずっと、同じものを着るのだ。毎日あんなに大汗をかいて、乾きもよくない山小屋で、気持ち悪いことこの上ない。自分でも臭い。
今日は着替えられる。その期待は大きい。
阿曽原温泉小屋では、今年は予約にはファックスで連絡することになった。その評判が、お客さん、従業員、ともによろしくない。
ここの奥さんも山小屋を手伝っているのだが、
「もう、ファックスの返事を電話するのが大変だったわよ!」
主も失敗したと思ったらしい。この方法はもう、使わないと言っていた。

山小屋の奥さんに撮ってもらったが、かなりピンボケだ

さらば、阿曽原温泉小屋。また来年会おう


道の修繕は毎年行っているようだ。

滝はお休み処

道を踏み外すなというが、ここから落ちたら大変だ!!

この先に志合谷という難所がある。難所と言っても、ライトを持っていて、靴がしっかりしていればどうっていうことはない。
今回、動画を撮ったのだが、アップの仕方が分からない。スマホで撮ったので、pcにどうやって取り込むのか?調べてやってみた。スマホからメールで送ればいいということだったが、サイズが大きすぎてダメだとさ。
という訳でくうみんの実況にする。
志合谷のトンネルは真っ暗なので、ヘッドライトが必要だ。今はスマホのライトでもよかろう。よし!行くぞ!
トンネル内には冷たい水が流れている。季節にもよるが、この頃は水が多い時期。ああ~、ずいぶん深いな~。
このことは予想していたので、靴にはバリバリに、撥水スプレーをかましてきた。しかし、どひゃ~!!足首に迫るような、水の深さ!!
早く行こう!前のおやじが見えてきた!もうすぐ出口だ!!
出口に着く。
前を歩くオヤジ二人もいた。
「あんたのライト、明るいね。後ろからの光で、前が良く見えたよ」
くうみんのヘッドライトは200ルーメン、かなり明るい。
このトンネルは、足首まである登山靴でないと、水が浸入してしまうであろう。あのバカップルの靴はくるぶしまでの軽登山靴だったから、靴に水が浸入して大変な目に遭ったはず。
ここから濡れた靴で歩くのは、かなり気持ち悪く、歩きにくいであろう。フッフッフ。


まだかなりある

くうみんは、今回敢えてストックを持って来なかった。ロープ場、鎖場、梯子場が多く、ストックが邪魔になるのと。こんな道を歩くので、引っかかったら怖いから。
で、持って来なくて正解だと思った。

上方、横筋のように見えるのが道です



ここからは一般のハイキングコースになる。ここまでくれば下界は近い。
この札は、ハイキング客が登山道に来ないように作ったものだが、道を間違えたか?と、ドキッとさせられる。

屋根が見える。もうすぐだ


登山道と一般道の境目。左から2段までは登山道の階段、3段目からは一般道の階段、と、勝手にくうみんが思った
やっと、欅平に着いた。ザックを下ろし、ベンチに座り込む。なんだかホッとして、脱力するのが分かる。トロッコの時間を調べてから、今から飲むビールと今日の旅館で飲む日本酒を購入。この期に及んでまだ、持ち込みをしようとする、年寄り根性。
今日は暖かいので、吹きさらしのトロッコに乗った。寒い日は、普通の列車になっている車両に乗った方がいい。乗っている時間が長いので、かなりきつい。一度、寒い日に吹きさらしの車両に乗ったときは後悔した。

欅平からの黒部川はエメラルド色

普通車であるトロッコ車両の方が人気がある
特に登山の後は臭いので、嫌われたくなかったら、吹きさらしの席をお勧めする

猫股の断崖
ネズミがネコから逃れようと、この崖を登ろうとしたが、ダメで、猫もまたダメだったので、「猫股」と名付けられたそうだ。

昔の鉄橋
このオバさんは、今日は黒薙温泉という秘境宿に泊まることになっています。ここで温泉に浸かり、着ていていた衣類を全て着替え、日本人を満喫しようという魂胆です。
このオバさんは、どんな宿に泊まるのでしょう?!
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