えっ、新北投温泉の加賀屋に泊まるの?
くうみんたちは現地時間11時20分のフライトで台湾へ向かいました。飛ぶとすぐに窓が閉められ、「仮想夕方」の、雰囲気を作ります。そう、台湾時間は+6時間もう17時20分のはずですから。
一時間ほどたつと、飲み物のサービスが始まり、夕食が出てきます。食事が終わればすぐに寝る時間だと電気が消されます。
他の人は朝から眠るのも大変だったと思いますがくうみんは幸か不幸か体調が悪くてよく寝ることが出来、助かりました。
台湾時間朝5時ごろになると、朝食が出ます。中華そばと、ちょっとしたおかずのついたコースを選びました。
おかずのひとつは豚肉の角煮です。普通中華風だと八角のにおいがするはずなのに、これはしません。おじさんは八角が苦手です。良かった、おじさん食べられるじゃん、そう思っておじさんのほうを見ると、角煮に手をつけていません。
「これ、食べないの?」
「だって、八角のにおいがすごいじゃん」
「え、全然感じない。鼻がおかしいんだ」
くうみんは風邪でにおいがわからなくなっていたのです。こんなとき、何を食べてもおいしくないはず。しかし、全部おいしくいただいているのは凄まじい味音痴だからでしょうか?
程なく飛行機は台湾の桃園空港に到着。荷物を取った後、バスで台北駅まで行きます。いつもは片道125元の高速バスに乗りますがなぜかこの日は90元の各駅バスに乗ってしまいました。急いでいないからいいけど、急ぎのときは125元の方が早いです。45分で着きます。90元のほうは1時間30分かかります。
駅に着くと、いつも泊まる安くて便利なホテル、「華華大飯店」に向かいます。ここで2泊の予約をしました。すぐに部屋に入ることが出来ました。
まだ朝でしたが、疲れていたのでこの日は二人でごろごろしていました。おじさんが言います。
「3泊目、どうする?」
台湾には3泊の予定です。このホテルには2泊、後の一泊は…くうみんにはある計画がありました。
「加賀屋に行こうよ」
あの金沢の名旅館、加賀屋が台湾の新北投温泉に去年オープンしたのです。日本の加賀屋は高いです。新北投でも高いけれど話の種になるし、これまでのホテルが安かったから(ドイツでは一部屋一万円前後、華華は一部屋6千円くらい)最後の一泊くらいは…
おじさんが尋ねてきます。
「いくらまでなら泊まる?」
「う~ん、二人で5万円」
「6万円だったらどうする?一人5千円の差で行くのやめるか?」
「う~ん…6万円までなら」
少し迷いました。女はケチですから。でも、毎回こんな贅沢する訳じゃない。飛行機は贅沢出来ても、ホテルは安宿ばかりで、贅沢できないのは、なぜ?不思議なものです。
「行こう!」
ごろごろしていたベッドから跳ね起き、駅のインフォメーションで加賀屋の予約をしました。一部屋1万9千360元なり。一部屋6万円弱。
「一人3万円!」
その金額の恐ろしさに風邪ではない、めまいに襲われるくうみん。
旅館の人が電話で聞いてきます。
「お刺身、ダイジョブですかぁ?」
「は、ダイジョブです」
ダイジョブじゃなかったら、何が出るんだろう。
しかし!さいは投げられた!こんなぜ~たくは、初めてだぁ~!!
クリックいただければ幸いです。

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一時間ほどたつと、飲み物のサービスが始まり、夕食が出てきます。食事が終わればすぐに寝る時間だと電気が消されます。
他の人は朝から眠るのも大変だったと思いますがくうみんは幸か不幸か体調が悪くてよく寝ることが出来、助かりました。
台湾時間朝5時ごろになると、朝食が出ます。中華そばと、ちょっとしたおかずのついたコースを選びました。
おかずのひとつは豚肉の角煮です。普通中華風だと八角のにおいがするはずなのに、これはしません。おじさんは八角が苦手です。良かった、おじさん食べられるじゃん、そう思っておじさんのほうを見ると、角煮に手をつけていません。
「これ、食べないの?」
「だって、八角のにおいがすごいじゃん」
「え、全然感じない。鼻がおかしいんだ」
くうみんは風邪でにおいがわからなくなっていたのです。こんなとき、何を食べてもおいしくないはず。しかし、全部おいしくいただいているのは凄まじい味音痴だからでしょうか?
程なく飛行機は台湾の桃園空港に到着。荷物を取った後、バスで台北駅まで行きます。いつもは片道125元の高速バスに乗りますがなぜかこの日は90元の各駅バスに乗ってしまいました。急いでいないからいいけど、急ぎのときは125元の方が早いです。45分で着きます。90元のほうは1時間30分かかります。
駅に着くと、いつも泊まる安くて便利なホテル、「華華大飯店」に向かいます。ここで2泊の予約をしました。すぐに部屋に入ることが出来ました。
まだ朝でしたが、疲れていたのでこの日は二人でごろごろしていました。おじさんが言います。
「3泊目、どうする?」
台湾には3泊の予定です。このホテルには2泊、後の一泊は…くうみんにはある計画がありました。
「加賀屋に行こうよ」
あの金沢の名旅館、加賀屋が台湾の新北投温泉に去年オープンしたのです。日本の加賀屋は高いです。新北投でも高いけれど話の種になるし、これまでのホテルが安かったから(ドイツでは一部屋一万円前後、華華は一部屋6千円くらい)最後の一泊くらいは…
おじさんが尋ねてきます。
「いくらまでなら泊まる?」
「う~ん、二人で5万円」
「6万円だったらどうする?一人5千円の差で行くのやめるか?」
「う~ん…6万円までなら」
少し迷いました。女はケチですから。でも、毎回こんな贅沢する訳じゃない。飛行機は贅沢出来ても、ホテルは安宿ばかりで、贅沢できないのは、なぜ?不思議なものです。
「行こう!」
ごろごろしていたベッドから跳ね起き、駅のインフォメーションで加賀屋の予約をしました。一部屋1万9千360元なり。一部屋6万円弱。
「一人3万円!」
その金額の恐ろしさに風邪ではない、めまいに襲われるくうみん。
旅館の人が電話で聞いてきます。
「お刺身、ダイジョブですかぁ?」
「は、ダイジョブです」
ダイジョブじゃなかったら、何が出るんだろう。
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