高尾山お得情報 高尾山口のお風呂は誕生日は500円!
新型コロナがなかなか終息しない。県外に出るのは気が引けるが、ちょっとだけ許してもらおう。
なに、くうみんの住んでいるスモウ原は、東京の田舎と近い位置にあるのだよ。
と言うことで、8月某日、高尾山に行って来た。千葉に住んでいた時は、早起きして行ったものだが、今は近いのでのんびりと出かける。昼ごはんは、いつもなら家の近くのコンビニで調達するのだが、今はこの暑さゆえ、食中毒が心配。なので、高尾山口の駅にある売店でサンドイッチを購入した。
いつも昼休みに使う一丁平、あそこにいたあの猫はどうしているだろうか?猫のために今日は魚肉ソーセージを持ってきた。
いつも使っているトレッキングポールを使おうと伸ばそうとしたが、一本はうまく行ったが、もう一本は伸ばした所で止まってくれなくなった。しかも、何か白い粉のようなものが内側から出てくる。何だろう?これも10年以上使っているから、もう寿命かな?そうでなくても、他の人のトレッキングポールに比べると、収納したときのサイズが大きいことに気付いた。今のはもっとコンパクトだ。レキと言うメーカーの、いいものなんだけどね。
トレッキングポールはちぐはぐだけど、適当な長さにして歩き始めた。今日は暑いから、沢のある6号路を歩くことにした。
梅雨時の大水で沢もところどころ崩壊していた。
おじさんが亡くなった5年前、初めて8月の高尾山に行った。その時は、「ここがあの高尾山!」と言うくらい人がいなかった。夏の暑い時期に高尾山に登るのは、よほど酔狂な人間しかいないのだと。
今日はそこそこ人がいる。きっと、都内在住の人が、どこにも行くところがなくて、高尾山に来るのではないかと睨んだ。
ひたすら上を目指していると、汗が滝のように流れる。
いつも汗だくの体で、電車に乗るのは気が引けていたが、今回は、帰りに高尾山の駅直結の立ち寄り湯に入る予定。
なぜなら、この日はくうみんの誕生日。この立ち寄り湯は誕生日は500円で入れるというサービスがあると聞いた。
歩く前に、立ち寄り湯の前まで行ったが、どこにも誕生日は500円などとは書いていなかった。ひょっとして、ガセ?でもいいや。誕生日なんだから、500円じゃなくても、入ろう。
など思いながら、頂上を目指し、一丁平を目指す。くうみんのいつものコースは、頂上に着いたからと言って、そこで引き返す訳ではない。むしろここからが長い。裏高尾に行って、高尾山をぐるりと一周する形だ。
いつもおじさんと行っていたコース。

高尾山山頂より
そして一丁平には、あの猫がいるはず。この間行った、6月初めの日から、長雨で人間からの食料の調達も難しかっただろうから、いい加減どこかに移動しただろうか?
しかし、猫の足では、長い道中を移動することも困難だから、やっぱりあそこにいるのか?あんなところにいるのは、誰かがあそこに捨てたんだろうけど、せめてもっと里に近い所に捨てれば、拾ってくれる人もいただろうに。あそこからじゃ、連れて帰る訳にも行かない。
猫はやっぱりいた。
6月初めに会った時は、「フ~、フ~」と唸っていたのに、今回は「にゃ~」と近づいてきた。愛想を振りまくことを覚え、他の人からも何か貰っているようだ。くうみんは持って来た魚肉ソーセージをちぎって投げた。
するとこやつは、少しかじっただけで食べなかった。
どうしてだろう?くうみんは仕方なく、サンドイッチを少しちぎって投げた。すると、これはハミハミ食べている。この猫は、人からおにぎり、サンドイッチなどを主に貰っているので、そういうものしか食べなくなったのか?

愛想は良くなったが、相変わらず顔つきが険しい
落ちているソーセージをどうしようかと思ったが、上にカラスがいる。きっとカラスが食べるだろうと期待し、そこを後にした。
山を下りると、これからがまた長い。先に行ったときは、通りすがりのじいちゃんが車に乗せてくれたが、今回はそういう訳に行かなかった。ひたすら歩いて、高尾山口の駅に着いた。
「え~っと、風呂風呂」
くうみんは、高尾山温泉「極楽湯」へと向かった。平日料金千円。土日、繁忙期は千200円。
一階に券売機があるが、ここで買ったら割引がないであろうと、上に行った。そこにいた女性に、聞いた。
「誕生日は500円で入れると聞いたのですが、今でもやっていますか?」
「はい、やっています。フロントで誕生日を確認できるものをお見せください」
フロントに行き、免許証を出し、500円払った。
「誕生日おめでとうございます」
あんまり、うれしくない。
ここでは露天風呂、炭酸風呂、シルク風呂、サウナなど、いろいろなお風呂が楽しめる。タオルは200円で売っているが、くうみんは初めから風呂に入るつもりだったので、タオル、バスタオルを持って行った。もちろん着替えも。
ボディーソープやシャンプー、コンディショナー、化粧水や乳液は備え付けのものがあるが、メイク落とし及び洗顔せっけんはない。これも売っているが、持って行った方がよかろう。
さっぱりしたくうみんは、帰りの電車を調べつつ、お楽しみのビール。この際、大を注文する。ぐびぐびと至福の時を過ごした。
おじさんは、飲むとなったらとことん飲むので、こういう所でちょっと一杯、という飲み方はしなかった。でも、もし誕生日で、500円で風呂に入れて、こんな風に冷たいビールが待っていたら、どうするだろうか?
フィットネスクラブがやっていれば、風呂に入らずそのまま帰るだろうな。でも、今日はフィットネスクラブが休み、なんて時は?
…今更どうでもいい事を考えつつ、くうみんは一人、家路に着いたのだった。
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なに、くうみんの住んでいるスモウ原は、東京の田舎と近い位置にあるのだよ。
と言うことで、8月某日、高尾山に行って来た。千葉に住んでいた時は、早起きして行ったものだが、今は近いのでのんびりと出かける。昼ごはんは、いつもなら家の近くのコンビニで調達するのだが、今はこの暑さゆえ、食中毒が心配。なので、高尾山口の駅にある売店でサンドイッチを購入した。
いつも昼休みに使う一丁平、あそこにいたあの猫はどうしているだろうか?猫のために今日は魚肉ソーセージを持ってきた。
いつも使っているトレッキングポールを使おうと伸ばそうとしたが、一本はうまく行ったが、もう一本は伸ばした所で止まってくれなくなった。しかも、何か白い粉のようなものが内側から出てくる。何だろう?これも10年以上使っているから、もう寿命かな?そうでなくても、他の人のトレッキングポールに比べると、収納したときのサイズが大きいことに気付いた。今のはもっとコンパクトだ。レキと言うメーカーの、いいものなんだけどね。
トレッキングポールはちぐはぐだけど、適当な長さにして歩き始めた。今日は暑いから、沢のある6号路を歩くことにした。
梅雨時の大水で沢もところどころ崩壊していた。
おじさんが亡くなった5年前、初めて8月の高尾山に行った。その時は、「ここがあの高尾山!」と言うくらい人がいなかった。夏の暑い時期に高尾山に登るのは、よほど酔狂な人間しかいないのだと。
今日はそこそこ人がいる。きっと、都内在住の人が、どこにも行くところがなくて、高尾山に来るのではないかと睨んだ。
ひたすら上を目指していると、汗が滝のように流れる。
いつも汗だくの体で、電車に乗るのは気が引けていたが、今回は、帰りに高尾山の駅直結の立ち寄り湯に入る予定。
なぜなら、この日はくうみんの誕生日。この立ち寄り湯は誕生日は500円で入れるというサービスがあると聞いた。
歩く前に、立ち寄り湯の前まで行ったが、どこにも誕生日は500円などとは書いていなかった。ひょっとして、ガセ?でもいいや。誕生日なんだから、500円じゃなくても、入ろう。
など思いながら、頂上を目指し、一丁平を目指す。くうみんのいつものコースは、頂上に着いたからと言って、そこで引き返す訳ではない。むしろここからが長い。裏高尾に行って、高尾山をぐるりと一周する形だ。
いつもおじさんと行っていたコース。

高尾山山頂より
そして一丁平には、あの猫がいるはず。この間行った、6月初めの日から、長雨で人間からの食料の調達も難しかっただろうから、いい加減どこかに移動しただろうか?
しかし、猫の足では、長い道中を移動することも困難だから、やっぱりあそこにいるのか?あんなところにいるのは、誰かがあそこに捨てたんだろうけど、せめてもっと里に近い所に捨てれば、拾ってくれる人もいただろうに。あそこからじゃ、連れて帰る訳にも行かない。
猫はやっぱりいた。
6月初めに会った時は、「フ~、フ~」と唸っていたのに、今回は「にゃ~」と近づいてきた。愛想を振りまくことを覚え、他の人からも何か貰っているようだ。くうみんは持って来た魚肉ソーセージをちぎって投げた。
するとこやつは、少しかじっただけで食べなかった。
どうしてだろう?くうみんは仕方なく、サンドイッチを少しちぎって投げた。すると、これはハミハミ食べている。この猫は、人からおにぎり、サンドイッチなどを主に貰っているので、そういうものしか食べなくなったのか?

愛想は良くなったが、相変わらず顔つきが険しい
落ちているソーセージをどうしようかと思ったが、上にカラスがいる。きっとカラスが食べるだろうと期待し、そこを後にした。
山を下りると、これからがまた長い。先に行ったときは、通りすがりのじいちゃんが車に乗せてくれたが、今回はそういう訳に行かなかった。ひたすら歩いて、高尾山口の駅に着いた。
「え~っと、風呂風呂」
くうみんは、高尾山温泉「極楽湯」へと向かった。平日料金千円。土日、繁忙期は千200円。
一階に券売機があるが、ここで買ったら割引がないであろうと、上に行った。そこにいた女性に、聞いた。
「誕生日は500円で入れると聞いたのですが、今でもやっていますか?」
「はい、やっています。フロントで誕生日を確認できるものをお見せください」
フロントに行き、免許証を出し、500円払った。
「誕生日おめでとうございます」
あんまり、うれしくない。
ここでは露天風呂、炭酸風呂、シルク風呂、サウナなど、いろいろなお風呂が楽しめる。タオルは200円で売っているが、くうみんは初めから風呂に入るつもりだったので、タオル、バスタオルを持って行った。もちろん着替えも。
ボディーソープやシャンプー、コンディショナー、化粧水や乳液は備え付けのものがあるが、メイク落とし及び洗顔せっけんはない。これも売っているが、持って行った方がよかろう。
さっぱりしたくうみんは、帰りの電車を調べつつ、お楽しみのビール。この際、大を注文する。ぐびぐびと至福の時を過ごした。
おじさんは、飲むとなったらとことん飲むので、こういう所でちょっと一杯、という飲み方はしなかった。でも、もし誕生日で、500円で風呂に入れて、こんな風に冷たいビールが待っていたら、どうするだろうか?
フィットネスクラブがやっていれば、風呂に入らずそのまま帰るだろうな。でも、今日はフィットネスクラブが休み、なんて時は?
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