九州で大雨!頑張れ人吉!
九州はいい所だ。行くまでは、四国と同様、一生行かないかも、と思っていたのだが、行ってみると、食べる物はおいしいし、風光明媚で物価も安い、大変住みやすそうなところだった。
ゆくゆくは、九州に移住しようかしら?福岡なら、大都会だし関東よりも住居費も安そう。
など思っていたら、今回の大雨!
ここまでの被害はなくても、関東よりは台風の災害は多いし、やっぱり関東者は関東が一番住みやすいかも?今回、氾濫で報道されているのは、熊本県を流れる球磨川だ。
この川は初め、おじさんと車窓から見た。その時も雨もよいだったが、ヒスイ色の水がゆったり流れていた。指定席を取ったが、自由席の方が空いていたので自由席に移動した。
近くに座っていた年配の男性が、
「自由席の方が球磨川がよく見えますね」
と、九州なまりで、話しかけてきたのを覚えている。
そして電車は人吉駅に着いた。
この時は人吉には、駅から眺めただけで観光はしなかったが、いつか来たいと思った。
時は過ぎ、おじさんがいなくなり、一人で九州旅行をすることにした。おじさんと一緒に行った場所にも行ったし、その時行きたいと思った場所にも行った。
おじさんと一緒に行った時、行きたいと思った土地のひとつが、人吉だ。人吉は温泉が出て、球磨川が流れていて、のんびりした風情ある町だ。
一人旅だったので、泊まれる宿は限られている。一人は受けないところもあるし、バカ高い所もある。その中で、一人旅オーケー、値段も手ごろな旅館を見つけた。
それが人吉旅館だ。
手ごろな値段だったので、あまり期待していなかったのだが、とんでもない!
老舗の旅館で、磨き込まれた廊下と、球磨川の見える広々とした部屋。温泉は昔ながらの情緒あふれる名湯。飲泉もできたと記憶している。
食事は、もちろん地のものを使った、どちらかと言うと、山の幸の多い食卓。そして女将手作りのキムチ。
ここの女将は、韓国人で、観光の通訳としてこの地に来て、この旅館の跡取りに嫁いだのだと言っていた。食事の時に挨拶に来てくれた。
「韓国の方が、日本旅館なんて大変でしょう」
「これも運命ですね」
和服姿で微笑んだ。
2泊して、近所の寺社仏閣、城跡を歩き回った。観光地なのに俗な所が全くない、また来たいと思わせる土地だった。
その人吉が!!
朝の番組で人吉が大変なことになっていると聞いた。
「人吉旅館の女将はどうしているのか?!」
そう思ったら、テレビ画面に人吉旅館の女将が写っている。涙目に見えた。
「もう旅館が泥まみれです」
旅館に入ろうとするが、靴が脱げて泥に埋まってしまった。それを抜き取ろうとするがなかなか取れない…
親切にしてくれた女将さん。
女一人だと、バカにする宿もある中、人吉旅館は、とても親切だった。
私をバカにした宿は、評判のいい宿だったが、それは二人以上の場合であって、どうも一人は軽んじるらしい。くうみんだけでなく、一人の人は食事の席も末席で、窓側のいい席は二人以上の客だ。
ましてや、女一人だと、無意識にそれが出てしまうようだ。
わかっていないだろうな!霧島温泉の〇〇人山荘!二度と行かないぞ!
そんなことはどうでもいい。
人吉の皆さん!後片付けするのはあなたたちだけじゃない。必ずボランティアの人が人海戦術で手伝ってくれる。私が近所の被災地でしたように。その人たちが来れば、すぐにきれいになる。
私もできればその地に行って、ボランティアををしたい。でも、今は新型コロナの時だから、行った方がいいか、複雑なところがある。
今回は、多少なりの寄付をするのが無難だろうか?
人吉の方たちだけでなく、被災した皆様には心よりお見舞い申し上げます。一日も早く、元の生活に戻ることをお祈りいたします。

今は亡きおじさんと。幸せでした
一人で行った人吉

人吉駅

人吉旅館は由緒ある旅館。それなのに高くない

家族風呂

部屋からは球磨川が見える。こののどかな球磨川が氾濫するなんて

広々した部屋

近くにある青井神社

公衆浴場に入るときの心得

人吉城3の丸からの眺め
この美しい風景が、早く見られますように。
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ゆくゆくは、九州に移住しようかしら?福岡なら、大都会だし関東よりも住居費も安そう。
など思っていたら、今回の大雨!
ここまでの被害はなくても、関東よりは台風の災害は多いし、やっぱり関東者は関東が一番住みやすいかも?今回、氾濫で報道されているのは、熊本県を流れる球磨川だ。
この川は初め、おじさんと車窓から見た。その時も雨もよいだったが、ヒスイ色の水がゆったり流れていた。指定席を取ったが、自由席の方が空いていたので自由席に移動した。
近くに座っていた年配の男性が、
「自由席の方が球磨川がよく見えますね」
と、九州なまりで、話しかけてきたのを覚えている。
そして電車は人吉駅に着いた。
この時は人吉には、駅から眺めただけで観光はしなかったが、いつか来たいと思った。
時は過ぎ、おじさんがいなくなり、一人で九州旅行をすることにした。おじさんと一緒に行った場所にも行ったし、その時行きたいと思った場所にも行った。
おじさんと一緒に行った時、行きたいと思った土地のひとつが、人吉だ。人吉は温泉が出て、球磨川が流れていて、のんびりした風情ある町だ。
一人旅だったので、泊まれる宿は限られている。一人は受けないところもあるし、バカ高い所もある。その中で、一人旅オーケー、値段も手ごろな旅館を見つけた。
それが人吉旅館だ。
手ごろな値段だったので、あまり期待していなかったのだが、とんでもない!
老舗の旅館で、磨き込まれた廊下と、球磨川の見える広々とした部屋。温泉は昔ながらの情緒あふれる名湯。飲泉もできたと記憶している。
食事は、もちろん地のものを使った、どちらかと言うと、山の幸の多い食卓。そして女将手作りのキムチ。
ここの女将は、韓国人で、観光の通訳としてこの地に来て、この旅館の跡取りに嫁いだのだと言っていた。食事の時に挨拶に来てくれた。
「韓国の方が、日本旅館なんて大変でしょう」
「これも運命ですね」
和服姿で微笑んだ。
2泊して、近所の寺社仏閣、城跡を歩き回った。観光地なのに俗な所が全くない、また来たいと思わせる土地だった。
その人吉が!!
朝の番組で人吉が大変なことになっていると聞いた。
「人吉旅館の女将はどうしているのか?!」
そう思ったら、テレビ画面に人吉旅館の女将が写っている。涙目に見えた。
「もう旅館が泥まみれです」
旅館に入ろうとするが、靴が脱げて泥に埋まってしまった。それを抜き取ろうとするがなかなか取れない…
親切にしてくれた女将さん。
女一人だと、バカにする宿もある中、人吉旅館は、とても親切だった。
私をバカにした宿は、評判のいい宿だったが、それは二人以上の場合であって、どうも一人は軽んじるらしい。くうみんだけでなく、一人の人は食事の席も末席で、窓側のいい席は二人以上の客だ。
ましてや、女一人だと、無意識にそれが出てしまうようだ。
わかっていないだろうな!霧島温泉の〇〇人山荘!二度と行かないぞ!
そんなことはどうでもいい。
人吉の皆さん!後片付けするのはあなたたちだけじゃない。必ずボランティアの人が人海戦術で手伝ってくれる。私が近所の被災地でしたように。その人たちが来れば、すぐにきれいになる。
私もできればその地に行って、ボランティアををしたい。でも、今は新型コロナの時だから、行った方がいいか、複雑なところがある。
今回は、多少なりの寄付をするのが無難だろうか?
人吉の方たちだけでなく、被災した皆様には心よりお見舞い申し上げます。一日も早く、元の生活に戻ることをお祈りいたします。

今は亡きおじさんと。幸せでした
一人で行った人吉

人吉駅

人吉旅館は由緒ある旅館。それなのに高くない

家族風呂

部屋からは球磨川が見える。こののどかな球磨川が氾濫するなんて

広々した部屋

近くにある青井神社

公衆浴場に入るときの心得

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