観光する日なのに、雨が降る 買いたいものが買えず、悔しいくうみん
朝起きると、大浴場に向かった。くうみんの他には一人いるだけ。いつもなら、朝風呂って結構混んでいるものだけど、のんびりできた。誰もいない露天風呂に浸かって、外を見ると、どうもあまり天気が良くないようだ。
今日は雨か。もう一日、持って欲しかった。
部屋に帰って、ビールを飲むと、ほどなくして朝食の時間。
食べるのが一番の楽しみの、オバタヌキ達は朝食会場へと向かった。やはりお客はオバタヌキ御一行様と、もう一組しかない。だから、場所もいい所にしてもらえる。

眺めのいい窓辺の席
ここ、西浦温泉は東海の熱海と言われるそうだが、くうみんも熱海によく似ているなあ、と思った。

朝食全景 いただきま~す
チェックアウトは10時半という半端な時間だった。オバタヌキは、ぎりぎりまで部屋で粘った。
「いい旅館だったなあ」
めろんさんも気に入ったようだ。
「来年もここにしようか?」
「そやな」
めろんさんは本当は四国出身だ。しかし、今ではすっかりこちらの風土に同化し、方言もマスターしたという。しかし、これが正しい名古屋弁なのか?名古屋弁とは違う土地の方言なのか?
名古屋の方言と言えば、河村たかし市長が、非常に美しい名古屋弁を話すと評判だ。あれが正しい名古屋弁なのではないか?
くうみんもその昔、名古屋弁をマスターしようと思ったことがある。
「そうだがね」
「ここにハンコをおしてちょ」
まあ、どうでもいい。
めろんさんが車で来てくれたので、渥美半島を案内してくれた。
しかし、この雨では、外を出歩こうという気にはならない。菜の花畑を開放している所もあった。もし天気が良ければ絶対に降りて散歩をしただろうけど、何せ、かなり強い雨が降っているので、そんな気になれない。

こんな雨でっせ。この景色も悪くないが…
そうすると、やはり楽しみは食べること。
めろんさん御用達の海辺の小さな食堂に入った。コロナにもめげず、たくさんのお客さんが食事をしている。

大あさりとカキの焼き物
くうみんは牡蛎アレルギーだが、火を通してあれば大丈夫なことが判明している。おいしく頂いた。

何定食だか、忘れてしまったが、フライは熱々、刺身も新鮮だった
いつもならご飯は残す所だが、シラス丼になっているので、残さず食べた。刺身のエビには体の割には大きなはさみがあった。その中身も卑しく食べた。
驚いたのは会計の時だ。カードも使えるというのでカード払いにしようとしたら、お店の女性が言った。
「カード払いだと、野菜のお土産が付きませんが…」
「えっ、野菜のお土産があるの?!」
めろんさん、くうみん一人一人にキャベツ、小ねぎ、セロリのお土産が付いた。それぞれ大束だ。
「キャベツは要るけど、小葱とセロリは要らんわ。くうみんさん、持って行って」
「いいの~?」
キャベツもあげようか?と言われたが、いかな欲張り婆さんのくうみんでも、この重さには勘弁。
その後、道の駅にも2軒回ったが、あまりの安さに驚いた。
道の駅というのは、ものはいいけどお値段もいいという印象を持っている。しかし、渥美半島にある、この2軒の道の駅は大変安かった。
本当ならもっと買いたかった。
特に花。
直径10センチほどもある花束が150円とか200円とか、信じられない安さだった。
「スモウ原で買ったら、一本でこの値段だよ!」
「じゃ、買って行けばいいじゃん」
めろんさんは言うのだが、雨の降る中、大きな花束を抱えて行くのはかなり厳しい。泣く泣く最小限のものを買った。
お買い物ツアーを終えたくうみんは、めろんさんの運転で新幹線の駅まで送ってもらった。
「また来年ね」
新幹線は数分も待たずしてすぐに来た。この駅は、こだましか止まらない。
どこかの駅でひかりか、のぞみに乗り換えればもっと早く家にたどり着いたのかも知れないが、めんどくさいのでこのまま新横浜まで行った。
スモウ原も雨だ。天気は西から崩れていくもの。今日は西から東に移動したんだもの、雨を追いかけてきたようなものだ。
一度家に帰って、フィットネスクラブの風呂に行った。寒い一日だった。暖かい湯に、生き返った。
しかし、のど元過ぎればなんとやら。
花を買えなかったのが悔しい。スィートピーやら、名前は知らないけど、春の花。あんなに大束で150円!
来年行ったら、リベンジだ!
今度は、大きなトランク持って行くぞ!!
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今日は雨か。もう一日、持って欲しかった。
部屋に帰って、ビールを飲むと、ほどなくして朝食の時間。
食べるのが一番の楽しみの、オバタヌキ達は朝食会場へと向かった。やはりお客はオバタヌキ御一行様と、もう一組しかない。だから、場所もいい所にしてもらえる。

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ここ、西浦温泉は東海の熱海と言われるそうだが、くうみんも熱海によく似ているなあ、と思った。

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チェックアウトは10時半という半端な時間だった。オバタヌキは、ぎりぎりまで部屋で粘った。
「いい旅館だったなあ」
めろんさんも気に入ったようだ。
「来年もここにしようか?」
「そやな」
めろんさんは本当は四国出身だ。しかし、今ではすっかりこちらの風土に同化し、方言もマスターしたという。しかし、これが正しい名古屋弁なのか?名古屋弁とは違う土地の方言なのか?
名古屋の方言と言えば、河村たかし市長が、非常に美しい名古屋弁を話すと評判だ。あれが正しい名古屋弁なのではないか?
くうみんもその昔、名古屋弁をマスターしようと思ったことがある。
「そうだがね」
「ここにハンコをおしてちょ」
まあ、どうでもいい。
めろんさんが車で来てくれたので、渥美半島を案内してくれた。
しかし、この雨では、外を出歩こうという気にはならない。菜の花畑を開放している所もあった。もし天気が良ければ絶対に降りて散歩をしただろうけど、何せ、かなり強い雨が降っているので、そんな気になれない。

こんな雨でっせ。この景色も悪くないが…
そうすると、やはり楽しみは食べること。
めろんさん御用達の海辺の小さな食堂に入った。コロナにもめげず、たくさんのお客さんが食事をしている。

大あさりとカキの焼き物
くうみんは牡蛎アレルギーだが、火を通してあれば大丈夫なことが判明している。おいしく頂いた。

何定食だか、忘れてしまったが、フライは熱々、刺身も新鮮だった
いつもならご飯は残す所だが、シラス丼になっているので、残さず食べた。刺身のエビには体の割には大きなはさみがあった。その中身も卑しく食べた。
驚いたのは会計の時だ。カードも使えるというのでカード払いにしようとしたら、お店の女性が言った。
「カード払いだと、野菜のお土産が付きませんが…」
「えっ、野菜のお土産があるの?!」
めろんさん、くうみん一人一人にキャベツ、小ねぎ、セロリのお土産が付いた。それぞれ大束だ。
「キャベツは要るけど、小葱とセロリは要らんわ。くうみんさん、持って行って」
「いいの~?」
キャベツもあげようか?と言われたが、いかな欲張り婆さんのくうみんでも、この重さには勘弁。
その後、道の駅にも2軒回ったが、あまりの安さに驚いた。
道の駅というのは、ものはいいけどお値段もいいという印象を持っている。しかし、渥美半島にある、この2軒の道の駅は大変安かった。
本当ならもっと買いたかった。
特に花。
直径10センチほどもある花束が150円とか200円とか、信じられない安さだった。
「スモウ原で買ったら、一本でこの値段だよ!」
「じゃ、買って行けばいいじゃん」
めろんさんは言うのだが、雨の降る中、大きな花束を抱えて行くのはかなり厳しい。泣く泣く最小限のものを買った。
お買い物ツアーを終えたくうみんは、めろんさんの運転で新幹線の駅まで送ってもらった。
「また来年ね」
新幹線は数分も待たずしてすぐに来た。この駅は、こだましか止まらない。
どこかの駅でひかりか、のぞみに乗り換えればもっと早く家にたどり着いたのかも知れないが、めんどくさいのでこのまま新横浜まで行った。
スモウ原も雨だ。天気は西から崩れていくもの。今日は西から東に移動したんだもの、雨を追いかけてきたようなものだ。
一度家に帰って、フィットネスクラブの風呂に行った。寒い一日だった。暖かい湯に、生き返った。
しかし、のど元過ぎればなんとやら。
花を買えなかったのが悔しい。スィートピーやら、名前は知らないけど、春の花。あんなに大束で150円!
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