仙人池ヒュッテから阿曽原温泉小屋 6.6キロ 標準歩行時間5時間50分
今日も早起きだ。

朝5時40分くらいの仙人池

山小屋の朝食。これにご飯とみそ汁が付く
朝食を食べていたら、宿の人が、
「朝焼けがきれいですよ」
との報告。

朝日の登る裏剣
周りには団体さんがいっぱい。
「さっきはきれいだったわね」
との声があり、ちょっと遅かったようだ。ま、いっか。
団体さんは6時頃出発した。先に行ってくれた方が、いざこざがなくてよろしい。
6時20分仙人池ヒュッテ出発。
くうみんは足が遅くなった。疲れたと言うより、どうやらバランスの取り方が悪くて、道が悪いと極端に遅くなるらしい。
現にどれだけすっ転んだか。
仙人池ヒュッテで食事をともにした、男性2人、女性一人の「なんちゃって富山山岳会」の皆さんに軽く追い抜かれた。でも、マイペースで行こう。

向こう側に細い線のように見えるのが道です

こういう所、苦手なんだけど、引き返す訳にも行かないし

珍しい花!あなたは誰?
仙人温泉小屋はもうすでに営業を終了している。ここにはおじさんと泊ったことがある。おじさんは温泉好きなので、仙人池ヒュッテに泊まり、ここに泊まり、次の阿曽原温泉小屋にも泊まると言う小刻み技をやってのけ、
「あんたたち、そんな!あははっ!」
「それは長い道中で」
山小屋の主や登山客に笑われてしまった。

今期は終了している仙人温泉小屋

ここに座るとパワーがみなぎると言う触れ込み

クマに注意

今まで通ったことのない雲切新道

仙人温泉小屋の源泉。周りが暖かい

さらばじゃ、仙人温泉小屋

道しるべに従って行く

急な下りが多かった。逆コースは大変だろうな

目みたいに見える関電のトンネル

次第に近くなっていく

関電の仙人谷ダム
関電の敷地だけでなく、建物の中まで通らせていただく。関電は不祥事があったが、見ず知らずの登山客を通してくれる太っ腹なところも持ち合わせている。

順路はこちら

お邪魔しま~す

こちらですか?


トロッコも走る

時刻表です
皆さん!熊が侵入しないように、ですって!虫じゃなくて、熊ですよ!

クマが入ったら怖いだろうな~

水のきれいな池
この後、上り坂を経て、平らな道に出る。

やっと平らな道に出た。ホッとする

トンネルを抜けると、そこはまだ道だった
平らな道に出ると、「ほどなくして阿曽原温泉小屋に到着する」とガイドブックにあったが、ほどなくしても全く阿曽原温泉小屋に着く気配がない。
心配になったくうみんは、宿に電話したが、深山のこととて、圏外だ。道を見落としたのかも知れないと、今来た道を引き返した。もう、30分くらい歩いた所だった。
引き返したが、見落とした訳ではないらしいので、また今来た道をたどった。
すると、水平歩道になって1時間近く歩いた所に、阿曽原温泉小屋に至る下り道が現れた。
「ほどなく」というのは「すぐに」という意味だろう。図書館から借りたガイドブックで、書き込みは禁止だったが、これは「1時間近くかかる」と書いておかねば。
「予約しております、くうみんです」
「はい、くうみんさんね、宿泊料は1万円です」
剣沢小屋は1万800円、仙人池ヒュッテは1万500円、ここは1万円か。
「他よりお安いんですね」
すると山小屋の主は言った。
「うちは時代に乗り遅れているんです」
なるほどね、消費税なんてない時代なんだ。剣沢小屋は8%の時代、仙人池ヒュッテは5%の時代だ。
一番奥の部屋に泊まるように指示され、行ってみると仙人池ヒュッテで、食事を一緒にした人たちがいた。
「同室ですね、よろしくお願いします」
お風呂は温泉で、男女別の入れ替え制。
女子の時間になったので、結構長い風呂場までの道を降りて行った。

ここは雪崩の巣窟ですって。雪崩で飛んで来た、一抱え以上ある大きな石
時間をもう15分すぎているのに、男性が入っている。
誰だ、バカヤロウ、など思っていると、機嫌よく出てきた男の顔を見て驚いた。
あの、どえらいガイドとその子分のガイドだ!
悪いとわかっているのか、下を向いて口走る。まだ風呂場には何人かの男がいる。
「…どうぞ~」
どうぞって、あんた、男と風呂に入れってか!
次に出てきたのは添乗員だ。
しかし、こいつら、人には「時間厳守!」など言っておきながら、自分たちはどうよ?遅くなってすみませんの一言くらい言え!!まい〇びツアー、猛省せよ!
なんですか、このどえらいガイドは、聞いた話によると、テレビにも出た名物ガイドだそうだ。フン。テレビに出たのがそんなに自慢か?
くうみんの以前住んでいた家の近所に、やぶ医者ゆえに、「ヤブハラ」と言われている医者がいたが、そのヤブハラがテレビに出た時は椅子から落っこちるほど驚いたぞ!
テレビに出るなんて言うのは、単に伝手があるかどうか、それだけなんだよ!
ここの山小屋の主とは仲がいいらしいな。主の前では尻尾があったら、プリプリ振っているだろうと思うほど懐きやがって!人を見て態度を変えるのもいい加減にしろ!
ふ~。
風呂場に最後までいたのは、あの同部屋の男性達でないの?!
しまった、という顔をして、一生懸命取り繕っていた。
「え~っと、これが温泉の出るホースで、こっちが水で~」
どうでもいいから、早く出て行ってくれ。

向こう側に走って去っていく男性達。まあ、ガイドとは立場も違うしね
ここは、以前はポピュラーな山小屋の食事を出していたが、数年前に来た時からカレーになった。

おいしい手作りカレー。2杯食べた

なんちゃって富山山岳会の皆様
男性たちは65歳だそうだ。
くうみんは「一億歳です」と言ったら、
「なんだ、我々と同じ年かと思った!」
なんだと~!
「ま~、失礼ね~」
腕をひっぱたいてやった。
わたしって、やっぱり老けているのかしら?

男性に酒を奢ってもらった。清酒立山。旨し
男性達は富山愛を語っていた。
「新潟コシヒカリより、富山の米はうまいぞ!」
「こういうのを全国に発信出来たらなあ」
それならブログが一番ですよ。金もかからないし。
山で鍛えているだけあって、65歳と言っても、体は若々しいように見受けられた。くうみんも顔は老けていても、体は若く保って行きたい。
本当は、顔も若くありたい…
アフィリ始めてみました。

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朝5時40分くらいの仙人池

山小屋の朝食。これにご飯とみそ汁が付く
朝食を食べていたら、宿の人が、
「朝焼けがきれいですよ」
との報告。

朝日の登る裏剣
周りには団体さんがいっぱい。
「さっきはきれいだったわね」
との声があり、ちょっと遅かったようだ。ま、いっか。
団体さんは6時頃出発した。先に行ってくれた方が、いざこざがなくてよろしい。
6時20分仙人池ヒュッテ出発。
くうみんは足が遅くなった。疲れたと言うより、どうやらバランスの取り方が悪くて、道が悪いと極端に遅くなるらしい。
現にどれだけすっ転んだか。
仙人池ヒュッテで食事をともにした、男性2人、女性一人の「なんちゃって富山山岳会」の皆さんに軽く追い抜かれた。でも、マイペースで行こう。

向こう側に細い線のように見えるのが道です

こういう所、苦手なんだけど、引き返す訳にも行かないし

珍しい花!あなたは誰?
仙人温泉小屋はもうすでに営業を終了している。ここにはおじさんと泊ったことがある。おじさんは温泉好きなので、仙人池ヒュッテに泊まり、ここに泊まり、次の阿曽原温泉小屋にも泊まると言う小刻み技をやってのけ、
「あんたたち、そんな!あははっ!」
「それは長い道中で」
山小屋の主や登山客に笑われてしまった。

今期は終了している仙人温泉小屋

ここに座るとパワーがみなぎると言う触れ込み

クマに注意

今まで通ったことのない雲切新道

仙人温泉小屋の源泉。周りが暖かい

さらばじゃ、仙人温泉小屋

道しるべに従って行く

急な下りが多かった。逆コースは大変だろうな

目みたいに見える関電のトンネル

次第に近くなっていく

関電の仙人谷ダム
関電の敷地だけでなく、建物の中まで通らせていただく。関電は不祥事があったが、見ず知らずの登山客を通してくれる太っ腹なところも持ち合わせている。

順路はこちら

お邪魔しま~す

こちらですか?


トロッコも走る

時刻表です
皆さん!熊が侵入しないように、ですって!虫じゃなくて、熊ですよ!

クマが入ったら怖いだろうな~

水のきれいな池
この後、上り坂を経て、平らな道に出る。

やっと平らな道に出た。ホッとする

トンネルを抜けると、そこはまだ道だった
平らな道に出ると、「ほどなくして阿曽原温泉小屋に到着する」とガイドブックにあったが、ほどなくしても全く阿曽原温泉小屋に着く気配がない。
心配になったくうみんは、宿に電話したが、深山のこととて、圏外だ。道を見落としたのかも知れないと、今来た道を引き返した。もう、30分くらい歩いた所だった。
引き返したが、見落とした訳ではないらしいので、また今来た道をたどった。
すると、水平歩道になって1時間近く歩いた所に、阿曽原温泉小屋に至る下り道が現れた。
「ほどなく」というのは「すぐに」という意味だろう。図書館から借りたガイドブックで、書き込みは禁止だったが、これは「1時間近くかかる」と書いておかねば。
「予約しております、くうみんです」
「はい、くうみんさんね、宿泊料は1万円です」
剣沢小屋は1万800円、仙人池ヒュッテは1万500円、ここは1万円か。
「他よりお安いんですね」
すると山小屋の主は言った。
「うちは時代に乗り遅れているんです」
なるほどね、消費税なんてない時代なんだ。剣沢小屋は8%の時代、仙人池ヒュッテは5%の時代だ。
一番奥の部屋に泊まるように指示され、行ってみると仙人池ヒュッテで、食事を一緒にした人たちがいた。
「同室ですね、よろしくお願いします」
お風呂は温泉で、男女別の入れ替え制。
女子の時間になったので、結構長い風呂場までの道を降りて行った。

ここは雪崩の巣窟ですって。雪崩で飛んで来た、一抱え以上ある大きな石
時間をもう15分すぎているのに、男性が入っている。
誰だ、バカヤロウ、など思っていると、機嫌よく出てきた男の顔を見て驚いた。
あの、どえらいガイドとその子分のガイドだ!
悪いとわかっているのか、下を向いて口走る。まだ風呂場には何人かの男がいる。
「…どうぞ~」
どうぞって、あんた、男と風呂に入れってか!
次に出てきたのは添乗員だ。
しかし、こいつら、人には「時間厳守!」など言っておきながら、自分たちはどうよ?遅くなってすみませんの一言くらい言え!!まい〇びツアー、猛省せよ!
なんですか、このどえらいガイドは、聞いた話によると、テレビにも出た名物ガイドだそうだ。フン。テレビに出たのがそんなに自慢か?
くうみんの以前住んでいた家の近所に、やぶ医者ゆえに、「ヤブハラ」と言われている医者がいたが、そのヤブハラがテレビに出た時は椅子から落っこちるほど驚いたぞ!
テレビに出るなんて言うのは、単に伝手があるかどうか、それだけなんだよ!
ここの山小屋の主とは仲がいいらしいな。主の前では尻尾があったら、プリプリ振っているだろうと思うほど懐きやがって!人を見て態度を変えるのもいい加減にしろ!
ふ~。
風呂場に最後までいたのは、あの同部屋の男性達でないの?!
しまった、という顔をして、一生懸命取り繕っていた。
「え~っと、これが温泉の出るホースで、こっちが水で~」
どうでもいいから、早く出て行ってくれ。

向こう側に走って去っていく男性達。まあ、ガイドとは立場も違うしね
ここは、以前はポピュラーな山小屋の食事を出していたが、数年前に来た時からカレーになった。

おいしい手作りカレー。2杯食べた

なんちゃって富山山岳会の皆様
男性たちは65歳だそうだ。
くうみんは「一億歳です」と言ったら、
「なんだ、我々と同じ年かと思った!」
なんだと~!
「ま~、失礼ね~」
腕をひっぱたいてやった。
わたしって、やっぱり老けているのかしら?

男性に酒を奢ってもらった。清酒立山。旨し
男性達は富山愛を語っていた。
「新潟コシヒカリより、富山の米はうまいぞ!」
「こういうのを全国に発信出来たらなあ」
それならブログが一番ですよ。金もかからないし。
山で鍛えているだけあって、65歳と言っても、体は若々しいように見受けられた。くうみんも顔は老けていても、体は若く保って行きたい。
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