富士山リベンジなるか?!そして、富士山で歯を磨けるのか?聞いてみた
「また来年頑張って」「次があるさ」
など言ってくれた皆様、こんにちは。
おば(あ)さんには、来年はないかも知れない。くうみんは今回強く、そう思った。体力が日に日に落ちていくのが分かる。例えば、時速10キロで走ることがこんなにつらいなんて、今まで思ったことがなかった。
50代前半なら、30代、40代の人にも勝てた。50代後半では、体の無理が効かなくなって、故障。治療しているうちにさらに体力が落ちる。
この恐怖は若い人にはわからないだろう。
来年はないかも知れない。だったらいつ行くの?
今でしょ?!
天気がよさそうな日を選ぶが、バスがすでに満杯のこともあり、その中で良さそうな日を選んで行った。
天気、持ってくれよ。
行ってきましたよ。富士山リベンジ。
集合場所の新宿に着き、バスに乗り込んだ。隣は若い女の子で、この人も一人参加らしい。とにかく派手な子だ。髪を薄い茶髪に染め、手足の爪もジェルネイルしている。
しかも、お尻ギリギリの短パン、ヒールの高いサンダル、持っているのは小さなポーチだけ。
荷物は預けてあるんだろうなあ。山道具一式はレンタルだろうなあ。
バスは予定通り出発した。今回は天気もよさそうだ。朝7時半に出発したバスは、10時30分ごろ富士山5合目に到着。ここで1時間ほど過ごして高度に慣れておくのが大切らしい。着替えや食事でそれくらいの時間は必要。今回は抜からずに食料は持って来た。
一人で休憩室から外に出た。さあ、今から富士山目指すぞ。
ガイド付きの集合場所に、隣に座った若い女性がいた。ちゃんと登山の格好をしている。向こうもくうみんに気付いたようだ。

今度は登らせてくれよ

馬さんもスタンバイしている

前来た時は一輪ほどだったトリカブトが花盛り

富士山で迷ったら大変だ!山頂まで5キロ

モヤがかかってきた。大丈夫か?

まだ300メートルしか進んでいない


軽装の外国人。こういう人、本当に頂上まで行くつもりかね?


クラゲみたいな雲

道なき道を突き進む

混んでいるときは個室を取りたいものだが、ここから頂上まで遥かに遠い




11時30分より登山開始、15時15分ごろ今宵の山小屋「白雲荘(びゃくうんそう)」に到着。所要時間3時間45分。先日泊ったのは、これよりもう少し上にある「元祖室(がんそむろ)」。

寝袋の幅は先日泊ったときより広いが、これは泊り客が少なくなったからだろう。やっぱ、人が少ないときに行った方がいい

富士山の山小屋ではカレーがお約束。山小屋によって若干内容が違う。ここではハンバーグ入り
元祖室のカレーは肉、ニンジン、ジャガイモが一つずつ入っている。手間を考えると、元祖室は努力賞か?

お稲荷さんもお約束のようだ。この方がおにぎりより腐りにくい
外国人の皆さんも、当然同じメニュー。今のご時世だから、すし飯は外国人にも慣れ親しんできただろうが、そうでない昔だったら、
「わ~、何これ、変な味!」
と言われたかもしれぬ。

夕食のカレーを食べた後、外に出て景色を眺める。
トイレは宿泊者の場合、一回目だけ200円払う。あとは自由にトイレを使うことができる。
富士山では歯を磨くことが出来ない。
「手持ちの水を使っても行けないでしょうか?」
山小屋のスタッフに聞いてみた。すると、こんな答えが返ってきた。
歯を磨いた後に水道に吐き出すことはしないでください。もし吐き出すなら、水道でない所でお願いします。
水がないからだけではなく、汚水処理問題もあるようだ。水道でない所に吐き出すのも、富士山を穢していることになるので、それはやめておこう。歯を磨くのは諦めた。
山に来ると、人間、不潔では死なないと強く感じる。
5時半くらいから寝床に着く。隣の女子二人組が、おしゃべりしてうるさいが、この間のデカい外人の男よりよほどましだ。
今度こそ!
オバさんは、そう心に決め、少しでも眠ろうと目をつぶるのだった。
さて、このオバさんには、この後どんな試練が待っているのでしょう?
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など言ってくれた皆様、こんにちは。
おば(あ)さんには、来年はないかも知れない。くうみんは今回強く、そう思った。体力が日に日に落ちていくのが分かる。例えば、時速10キロで走ることがこんなにつらいなんて、今まで思ったことがなかった。
50代前半なら、30代、40代の人にも勝てた。50代後半では、体の無理が効かなくなって、故障。治療しているうちにさらに体力が落ちる。
この恐怖は若い人にはわからないだろう。
来年はないかも知れない。だったらいつ行くの?
今でしょ?!
天気がよさそうな日を選ぶが、バスがすでに満杯のこともあり、その中で良さそうな日を選んで行った。
天気、持ってくれよ。
行ってきましたよ。富士山リベンジ。
集合場所の新宿に着き、バスに乗り込んだ。隣は若い女の子で、この人も一人参加らしい。とにかく派手な子だ。髪を薄い茶髪に染め、手足の爪もジェルネイルしている。
しかも、お尻ギリギリの短パン、ヒールの高いサンダル、持っているのは小さなポーチだけ。
荷物は預けてあるんだろうなあ。山道具一式はレンタルだろうなあ。
バスは予定通り出発した。今回は天気もよさそうだ。朝7時半に出発したバスは、10時30分ごろ富士山5合目に到着。ここで1時間ほど過ごして高度に慣れておくのが大切らしい。着替えや食事でそれくらいの時間は必要。今回は抜からずに食料は持って来た。
一人で休憩室から外に出た。さあ、今から富士山目指すぞ。
ガイド付きの集合場所に、隣に座った若い女性がいた。ちゃんと登山の格好をしている。向こうもくうみんに気付いたようだ。

今度は登らせてくれよ

馬さんもスタンバイしている

前来た時は一輪ほどだったトリカブトが花盛り

富士山で迷ったら大変だ!山頂まで5キロ

モヤがかかってきた。大丈夫か?

まだ300メートルしか進んでいない


軽装の外国人。こういう人、本当に頂上まで行くつもりかね?


クラゲみたいな雲

道なき道を突き進む

混んでいるときは個室を取りたいものだが、ここから頂上まで遥かに遠い




11時30分より登山開始、15時15分ごろ今宵の山小屋「白雲荘(びゃくうんそう)」に到着。所要時間3時間45分。先日泊ったのは、これよりもう少し上にある「元祖室(がんそむろ)」。

寝袋の幅は先日泊ったときより広いが、これは泊り客が少なくなったからだろう。やっぱ、人が少ないときに行った方がいい

富士山の山小屋ではカレーがお約束。山小屋によって若干内容が違う。ここではハンバーグ入り
元祖室のカレーは肉、ニンジン、ジャガイモが一つずつ入っている。手間を考えると、元祖室は努力賞か?

お稲荷さんもお約束のようだ。この方がおにぎりより腐りにくい
外国人の皆さんも、当然同じメニュー。今のご時世だから、すし飯は外国人にも慣れ親しんできただろうが、そうでない昔だったら、
「わ~、何これ、変な味!」
と言われたかもしれぬ。

夕食のカレーを食べた後、外に出て景色を眺める。
トイレは宿泊者の場合、一回目だけ200円払う。あとは自由にトイレを使うことができる。
富士山では歯を磨くことが出来ない。
「手持ちの水を使っても行けないでしょうか?」
山小屋のスタッフに聞いてみた。すると、こんな答えが返ってきた。
歯を磨いた後に水道に吐き出すことはしないでください。もし吐き出すなら、水道でない所でお願いします。
水がないからだけではなく、汚水処理問題もあるようだ。水道でない所に吐き出すのも、富士山を穢していることになるので、それはやめておこう。歯を磨くのは諦めた。
山に来ると、人間、不潔では死なないと強く感じる。
5時半くらいから寝床に着く。隣の女子二人組が、おしゃべりしてうるさいが、この間のデカい外人の男よりよほどましだ。
今度こそ!
オバさんは、そう心に決め、少しでも眠ろうと目をつぶるのだった。
さて、このオバさんには、この後どんな試練が待っているのでしょう?
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