高尾山に行きました そして梅干しの漬け方2通り 絶対失敗しない梅干しの作り方指南
嫌になるほど海を見続けたせいか、山に行きたくなった。かと言って、大げさなところでなくていい。そんな時は高尾山。
今頃はきっとウメがなっているはずだ。うまくすれば拾ったウメで、梅酒くらいは作れるかもしれぬ。そんな下心もあった。
梅雨の晴れ間の26日、くうみんはひとり高尾山に向かったのだった。今の住まいから高尾山は近い。水筒にお茶を詰め、ローソンで昼食とするおにぎりを買った。
平日だったが、高尾山は結構にぎわっていた。しかし、皆ジイさんバアさんばかりだ。しかし、自分もバアさんと言えばバアさんなので人のことは言えない。
今回は6号路を進むことにした。
お尻の深層筋である梨状筋を痛めて2年以上たった。この数カ月、以前のようなトレーニングがやっとできるようになって、くうみんはうれしくて仕方ない。
歩くのもかなり速く歩けるようになった。
高尾山の頂上から一丁平に行くのに、いつもオーソドックスな道ばかり行っていたので、今回は「南巻道」を行くことにした。
巻道とは、一般的な道より遠回りだが、楽な道が多い。それを期待していたのだが、なかなか人に遭遇しない。

人通りがなく、細い道
やっと人がいてホッとしたのも束の間、道が二つに分かれている。
「すみません、一丁平はどちらですか?」
泉谷しげる似のオヤジが道を教えてくれた。
「こっちだけどあまりいい道じゃないよ」
オヤジは言ったが、登りのほとんどない楽な道だった。
一丁平で昼食。ここは水もあるしトイレもある。おじさんと来た時もいつもここで昼食だった。

ひところはすぐに売り切れて店頭で見ることが難しかった悪魔のおにぎり。今は店頭にいくらでもある

ピンク色のヤマボウシ

なんでしょ、これ?

もやっていて富士山が見えなかった

ウラシマソウの実。熟すと鮮やかな赤に

お茶の花に似たマタタビの花
ここで昼食を終えると、帰り道という気がする。道が崩れているから注意という張り紙もあったが、そんなに心配することもなく、バス通りに出た。
いつもなら梅の実が落ちている所に今日は落ちていない。誰かが拾った後だ。仕方ない、次行くか。
そんなことを思いつつ道路を歩いていると、一台のかなりボロいオープンカーがくうみんのそばで止まった。運転しているのは80前後と思われるじいちゃんだ。
「乗って行くかよ」
巨人の星で飛雄馬のライバル花形が、確か中学生のはずなのに乗っていたかっこいいオープンカーではない。それでも、オープンカーであるということがくうみんの心を激しく揺さぶった。でも、ウメの実も拾いたい…オープンカーとウメの実のどちらを取るかと言えば…ウメの勝ち。
「ありがとうございます、でも大丈夫です」
「そうか、バスもすぐ来ると思うよ」
じいちゃんはそのまま走り去った。
目の前の山並みを眺め、ウメの木があると、落ちていないかと下を見た。途中の公園でいくつか、道端でいくつか、落ちているウメをさりげないふうで拾い上げる。これくらいあれば梅酒ができるだろう。いっぱいになったウエストポーチからビニール袋に梅の実を移し替えた。
いつも通る高尾山口への近道が工事のために通れない。この際JR高尾駅に行くか。
のんびりプラプラ歩いているが、もう4時間近くも歩いている。駅に着いた。くうみんがこの日身に着けていた時計はマラソン用で距離を測ることができる。歩いたねえ、14キロ以上も!

さて、翌日。拾ったウメはホワイトリカーに漬けた。砂糖を適当に入れて、梅酒を作った。
2日ほど前に、梅干し用の梅を2キロ買った。まだ少し青かったので、黄色くなるまで追熟させた。甘いいい香りがする。
一キロは普通の梅干しにした。150gの塩とウメを交互に入れて、最後に焼酎を50cc入れて重しをする。減塩だから、ちょっと心配。カビなきゃいいけど。
もう一キロは絶対に失敗しない梅干し。さし酢の梅干し。これは楽天にいたときのブロ友から教わった。やまんばやさん、どうしているかなあ。
ウメ一キロ、砂糖300グラム、塩100g、酢800cc。今回は黒酢で試してみることに。いつもは普通の酢。これを容器に入れて一日一回ゆする。ひと月かふた月たったらウメを取り出して3日ほど干す。これで出来上がり。この梅干しは実は副産物。残った梅酢はさし酢と言って、実はこちらが主役。酢の物や、すし飯を作るのに使える。梅の香りがなんとも言えずおいしい調味料になる。

左から梅酒、さし酢の梅干し、普通の梅干し
おいしくな~れ!
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今頃はきっとウメがなっているはずだ。うまくすれば拾ったウメで、梅酒くらいは作れるかもしれぬ。そんな下心もあった。
梅雨の晴れ間の26日、くうみんはひとり高尾山に向かったのだった。今の住まいから高尾山は近い。水筒にお茶を詰め、ローソンで昼食とするおにぎりを買った。
平日だったが、高尾山は結構にぎわっていた。しかし、皆ジイさんバアさんばかりだ。しかし、自分もバアさんと言えばバアさんなので人のことは言えない。
今回は6号路を進むことにした。
お尻の深層筋である梨状筋を痛めて2年以上たった。この数カ月、以前のようなトレーニングがやっとできるようになって、くうみんはうれしくて仕方ない。
歩くのもかなり速く歩けるようになった。
高尾山の頂上から一丁平に行くのに、いつもオーソドックスな道ばかり行っていたので、今回は「南巻道」を行くことにした。
巻道とは、一般的な道より遠回りだが、楽な道が多い。それを期待していたのだが、なかなか人に遭遇しない。

人通りがなく、細い道
やっと人がいてホッとしたのも束の間、道が二つに分かれている。
「すみません、一丁平はどちらですか?」
泉谷しげる似のオヤジが道を教えてくれた。
「こっちだけどあまりいい道じゃないよ」
オヤジは言ったが、登りのほとんどない楽な道だった。
一丁平で昼食。ここは水もあるしトイレもある。おじさんと来た時もいつもここで昼食だった。

ひところはすぐに売り切れて店頭で見ることが難しかった悪魔のおにぎり。今は店頭にいくらでもある

ピンク色のヤマボウシ

なんでしょ、これ?

もやっていて富士山が見えなかった

ウラシマソウの実。熟すと鮮やかな赤に

お茶の花に似たマタタビの花
ここで昼食を終えると、帰り道という気がする。道が崩れているから注意という張り紙もあったが、そんなに心配することもなく、バス通りに出た。
いつもなら梅の実が落ちている所に今日は落ちていない。誰かが拾った後だ。仕方ない、次行くか。
そんなことを思いつつ道路を歩いていると、一台のかなりボロいオープンカーがくうみんのそばで止まった。運転しているのは80前後と思われるじいちゃんだ。
「乗って行くかよ」
巨人の星で飛雄馬のライバル花形が、確か中学生のはずなのに乗っていたかっこいいオープンカーではない。それでも、オープンカーであるということがくうみんの心を激しく揺さぶった。でも、ウメの実も拾いたい…オープンカーとウメの実のどちらを取るかと言えば…ウメの勝ち。
「ありがとうございます、でも大丈夫です」
「そうか、バスもすぐ来ると思うよ」
じいちゃんはそのまま走り去った。
目の前の山並みを眺め、ウメの木があると、落ちていないかと下を見た。途中の公園でいくつか、道端でいくつか、落ちているウメをさりげないふうで拾い上げる。これくらいあれば梅酒ができるだろう。いっぱいになったウエストポーチからビニール袋に梅の実を移し替えた。
いつも通る高尾山口への近道が工事のために通れない。この際JR高尾駅に行くか。
のんびりプラプラ歩いているが、もう4時間近くも歩いている。駅に着いた。くうみんがこの日身に着けていた時計はマラソン用で距離を測ることができる。歩いたねえ、14キロ以上も!

さて、翌日。拾ったウメはホワイトリカーに漬けた。砂糖を適当に入れて、梅酒を作った。
2日ほど前に、梅干し用の梅を2キロ買った。まだ少し青かったので、黄色くなるまで追熟させた。甘いいい香りがする。
一キロは普通の梅干しにした。150gの塩とウメを交互に入れて、最後に焼酎を50cc入れて重しをする。減塩だから、ちょっと心配。カビなきゃいいけど。
もう一キロは絶対に失敗しない梅干し。さし酢の梅干し。これは楽天にいたときのブロ友から教わった。やまんばやさん、どうしているかなあ。
ウメ一キロ、砂糖300グラム、塩100g、酢800cc。今回は黒酢で試してみることに。いつもは普通の酢。これを容器に入れて一日一回ゆする。ひと月かふた月たったらウメを取り出して3日ほど干す。これで出来上がり。この梅干しは実は副産物。残った梅酢はさし酢と言って、実はこちらが主役。酢の物や、すし飯を作るのに使える。梅の香りがなんとも言えずおいしい調味料になる。

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