ウラジオストクへの航海は波乱の香り
5月27日に神戸を出発すると、ウラジオストクには30日の昼頃到着する。それまでは船上で優雅に過ごす…はずだった。
まず、バーで飲んでいた時に隣の男性とクルーズの話をした。この方は船が好きで、何十回といろいろな船に乗っているそうだ。ここのスタッフとも顔なじみ。そんなことはどうでもいいが、この方からまたまたトンデモ情報を手に入れた。
「ウラジオストクに行くにはビザが必要ですよ」
えっ、そんな!聞いてないよ~!
「それならツアーに参加することですね。ツアーならビザは必要ありません」
「ありがとうございます」
その後くうみんはすっ飛んでウラジオストクツアーを申し込んだ。一番安い市内観光、75ドル。円安の今、結構な出費になってしまった。
その後の調べによると、電子ビザなら手数料なしでビザが取れるとのこと。くうみんとしたことが、ぬかったわい。75ドルの損。
ロシアの電子ビザ 取得サイト
それまでの2日間は、船内の催し物やスポーツジムを利用するなどして過ごした。
ジムで汗を流して女子ロッカールームでシャワーを浴びようと支度をしていると、いきなりオヤジが入ってきた!
「ここは女子ロッカーですよ!」
くうみんは声をかけた。裸でなくて良かった。
「えっ、あ~っ、どうもすみません、間違えてしまって…いや~どうも」
など言いながらなかなか出て行こうとしない。
「トイレに人が入っているのに、ドアを開けてしまったときは、丁寧に詫びましょう。大変失礼なことです」
以前はくうみんも、家のトイレにこんなポスターを貼ったことがあった。しかし、これはおじさん向けのギャグ。
こんな場合は、
「すみません!」
と言って、風のように退去するのがマナー。このオヤジ、何を考えている!
食事は着席式のレストランと、ビュッフェ式のレストランがある。くうみんは大方着席式のレストランで食べることにしていた。席は決まっていて、メンバーもいつも同じ人。二人組と一人旅の女性、そしてくうみん。
「今日は船長主催のパーティーね」
そう、この日の夜は船長主催のパーティーがある。この4人も、着飾ってパーティーに参加することだろう。
くうみんもこのパーティーは楽しみにしていた。過去の船旅では毎回、無料でシャンパンがふるまわれ、この時とばかり何杯もおかわりしていたものだ。
今回は飲みホということで、そんなに飲むことはないだろうが、シャンパンタワーやダンサーや歌手によるきらびやかなショー…なかなか楽しいものだ。
この時のために、パールのネックレスをつけ、持っている中で一番いい服を着て、会場に赴いた。
オホホホホ…
しかし、このパーティーで、くうみんは悔しくて地団駄踏むことになるとは、夢にも思わなかった…
さあ、このオバさんは、どんな目に合うのでしょう?!
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「ここは女子ロッカーですよ!」
くうみんは声をかけた。裸でなくて良かった。
「えっ、あ~っ、どうもすみません、間違えてしまって…いや~どうも」
など言いながらなかなか出て行こうとしない。
「トイレに人が入っているのに、ドアを開けてしまったときは、丁寧に詫びましょう。大変失礼なことです」
以前はくうみんも、家のトイレにこんなポスターを貼ったことがあった。しかし、これはおじさん向けのギャグ。
こんな場合は、
「すみません!」
と言って、風のように退去するのがマナー。このオヤジ、何を考えている!
食事は着席式のレストランと、ビュッフェ式のレストランがある。くうみんは大方着席式のレストランで食べることにしていた。席は決まっていて、メンバーもいつも同じ人。二人組と一人旅の女性、そしてくうみん。
「今日は船長主催のパーティーね」
そう、この日の夜は船長主催のパーティーがある。この4人も、着飾ってパーティーに参加することだろう。
くうみんもこのパーティーは楽しみにしていた。過去の船旅では毎回、無料でシャンパンがふるまわれ、この時とばかり何杯もおかわりしていたものだ。
今回は飲みホということで、そんなに飲むことはないだろうが、シャンパンタワーやダンサーや歌手によるきらびやかなショー…なかなか楽しいものだ。
この時のために、パールのネックレスをつけ、持っている中で一番いい服を着て、会場に赴いた。
オホホホホ…
しかし、このパーティーで、くうみんは悔しくて地団駄踏むことになるとは、夢にも思わなかった…
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