いよいよ帰る
いよいよ今日は帰る日だ。2週間、結構長かった。おじさんと旅行に行く時も、2週間前後の旅行だった。なぜ、こんなに長い間旅行をするようになったかと言うと、とあるツアーで、
「日本人は5日くらいで帰りますが、欧米人は2週間はいます」
と言う現地係員の言葉を聞いたからだ。
負けてはならじとうちもそれくらいの旅行をするようになった。そう言えば、日本ではストレスがたまった友人に、
「二、三日、旅行にでも行ってくればどうかい?」
と言うが、欧米では、
「二、三週間、旅行にでも行ってくればどうだい?」
と言うそうだ。もっとも、おじさんは会社勤めじゃないから、こんなことができたんだろう。
10日くらいすると帰りたくなる。ああ、帰るのが楽しみだ!
花華大飯店の朝食会場に行って食事をした。食後のコーヒーを飲もうとしたら、2台あるうちの1台のコーヒーメーカーにエラーが出ている。
日本人のオバさんが、そのコーヒーメーカーを使おうとしたので、
「それ、おかしいみたいですよ」
と声をかけた。
「本当は言った方がいいんだろうけど、何て言えばいいか、わからないわ」
と、くうみんがつぶやくと、そのおばさんは果敢にレストランの係員に声をかけた。
「そーりー、そーりー。こーひーめーかー、えらーめっせーじ」
その声に気付いた係員が、コーヒーメーカーに近づいて何かしていた。コーヒーかすが溜まっていたようだ。
すごい!しかし、この場合正しくは、「そーり―」ではなく「えくすきゅーずみー」で、英語圏では通じなかったかも知れないが、英語圏でないここでは、それでいいのだ!!通じさえすれば。
このオバはくうみんの隣の席に座った。ご主人と一緒だ。思わす声をかけた。
「奥さん、いい度胸していますね」
「まあ、オホホ」
「お前、何かやったのか?」
とご主人が聞くので、くうみんが説明すると、
「身振り手振りだな」
と、二人で笑っていた。
台湾には何回か来ているそうで、タクシーや電車を使って二人でいろいろなところを観光しているらしい。
「今日は九分へ行くんです」
「そうですか、この奥さんがいればどこでも行けますね」
花華大飯店の隣の隣にある肉まん屋の話にも花が咲いた。
「いろいろなところで食べたけど、あそこのが一番おいしい」
「あんなにおいしくて一つ15元ですものね!」
この人達もくうみんが一人旅と言うと、ちょっと驚いていた。くうみんくらいの年のオバさんは、群れたがるからなあ。
飛行機の時間までは帯に短し、たすきに長しだ。ホテルの風呂に入ったり、そこら辺をぶらつきながら過ごした。空港行きのバスもあるはずだが、バスステーションまではわかったものの、どのバスに乗っていいかわからず、やはり地下鉄で行くことにした。
切符売り場に行くと、案内係の人なのか、切符の買い方を親切に教えてくれた。
地下鉄は地球の歩き方のは160元と書いてあって、実際掲示板にも160元と会ったが、150元だった。
空港のラウンジに着くと、これから先は黙っていても安心して日本に帰れる、日本に帰ったらこっちのものさと気が緩む。ここでもしこたまビールやワインを飲んだ。

第2ターミナルのラウンジ。改装してきれいになった

庶民のビジネスクラスチャイナエアライン。喰いまくる人多数
成田のANAのラウンジの食事はすごい豪華だと聞く。いつか利用してみたいものだ。

これは確か、牛肉麺

座席もANAやJALに及ばないが、そこそこ快適

ビーフ煮込み
日本人CAが、日本発の便の和食はおいしいけど、台北発の和食はそうでもありません。と、教えてくれた。そうだよなあ、空港近くのケータリング会社に発注するんだもの。

とこぶしと卵焼き?

お待ちかねのデザート
さようなら台湾よ…
日本に到着すると、寒さに震えあがった。台湾ではみんなダウンを着たり、寒そうな格好をしているが、台北で気温は17度ちょっと。南の方はもっと暖かい。
電車の中では冷房を入れて、みんなダウンを着こんでいる。不思議に思ったが、花蓮の片桐さんは、
「おしゃれをしたいんですよ」
と言っていたが、なるほどね。
今の住まいは、以前の住まいより成田から遠い。また成田に近い彼の地に戻ろうか?
会いたくない人に会わない、いい土地があれば。

日本は寒いぞ~

あの山がなければ、富士山が見えるのに~!!チキショ~!!
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「日本人は5日くらいで帰りますが、欧米人は2週間はいます」
と言う現地係員の言葉を聞いたからだ。
負けてはならじとうちもそれくらいの旅行をするようになった。そう言えば、日本ではストレスがたまった友人に、
「二、三日、旅行にでも行ってくればどうかい?」
と言うが、欧米では、
「二、三週間、旅行にでも行ってくればどうだい?」
と言うそうだ。もっとも、おじさんは会社勤めじゃないから、こんなことができたんだろう。
10日くらいすると帰りたくなる。ああ、帰るのが楽しみだ!
花華大飯店の朝食会場に行って食事をした。食後のコーヒーを飲もうとしたら、2台あるうちの1台のコーヒーメーカーにエラーが出ている。
日本人のオバさんが、そのコーヒーメーカーを使おうとしたので、
「それ、おかしいみたいですよ」
と声をかけた。
「本当は言った方がいいんだろうけど、何て言えばいいか、わからないわ」
と、くうみんがつぶやくと、そのおばさんは果敢にレストランの係員に声をかけた。
「そーりー、そーりー。こーひーめーかー、えらーめっせーじ」
その声に気付いた係員が、コーヒーメーカーに近づいて何かしていた。コーヒーかすが溜まっていたようだ。
すごい!しかし、この場合正しくは、「そーり―」ではなく「えくすきゅーずみー」で、英語圏では通じなかったかも知れないが、英語圏でないここでは、それでいいのだ!!通じさえすれば。
このオバはくうみんの隣の席に座った。ご主人と一緒だ。思わす声をかけた。
「奥さん、いい度胸していますね」
「まあ、オホホ」
「お前、何かやったのか?」
とご主人が聞くので、くうみんが説明すると、
「身振り手振りだな」
と、二人で笑っていた。
台湾には何回か来ているそうで、タクシーや電車を使って二人でいろいろなところを観光しているらしい。
「今日は九分へ行くんです」
「そうですか、この奥さんがいればどこでも行けますね」
花華大飯店の隣の隣にある肉まん屋の話にも花が咲いた。
「いろいろなところで食べたけど、あそこのが一番おいしい」
「あんなにおいしくて一つ15元ですものね!」
この人達もくうみんが一人旅と言うと、ちょっと驚いていた。くうみんくらいの年のオバさんは、群れたがるからなあ。
飛行機の時間までは帯に短し、たすきに長しだ。ホテルの風呂に入ったり、そこら辺をぶらつきながら過ごした。空港行きのバスもあるはずだが、バスステーションまではわかったものの、どのバスに乗っていいかわからず、やはり地下鉄で行くことにした。
切符売り場に行くと、案内係の人なのか、切符の買い方を親切に教えてくれた。
地下鉄は地球の歩き方のは160元と書いてあって、実際掲示板にも160元と会ったが、150元だった。
空港のラウンジに着くと、これから先は黙っていても安心して日本に帰れる、日本に帰ったらこっちのものさと気が緩む。ここでもしこたまビールやワインを飲んだ。

第2ターミナルのラウンジ。改装してきれいになった

庶民のビジネスクラスチャイナエアライン。喰いまくる人多数
成田のANAのラウンジの食事はすごい豪華だと聞く。いつか利用してみたいものだ。

これは確か、牛肉麺

座席もANAやJALに及ばないが、そこそこ快適

ビーフ煮込み
日本人CAが、日本発の便の和食はおいしいけど、台北発の和食はそうでもありません。と、教えてくれた。そうだよなあ、空港近くのケータリング会社に発注するんだもの。

とこぶしと卵焼き?

お待ちかねのデザート
さようなら台湾よ…
日本に到着すると、寒さに震えあがった。台湾ではみんなダウンを着たり、寒そうな格好をしているが、台北で気温は17度ちょっと。南の方はもっと暖かい。
電車の中では冷房を入れて、みんなダウンを着こんでいる。不思議に思ったが、花蓮の片桐さんは、
「おしゃれをしたいんですよ」
と言っていたが、なるほどね。
今の住まいは、以前の住まいより成田から遠い。また成田に近い彼の地に戻ろうか?
会いたくない人に会わない、いい土地があれば。

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