日光へ 逆転!逆転!また逆転!その二 天国から地獄へ おじさんがいればなあ
次の日も朝風呂に浸かって持ち込みのビール(第3のビール)を2本飲んだ。朝ごはんはブッフェだ。朝カレーもある。
おいしかったのだが、餃子がすべて冷え切っているものばかり。
「熱いのを食べたいんですけど」
と言うと、電子レンジで温めたものを持って来やがった。

いくら宇都宮餃子でも作り置きではね

第一弾

第二弾
あまり遅くならないうちに帰りたいので、9時半ごろ出発。このとき登山用のストックを取り出した。山岳用のストックは山道を歩くのが、非常に楽になる。くうみんは、ストックの先についている防護用のキャップを外し、リュックのポケットに入れると、ストックを使って歩き始めた。

湯ノ湖近辺 紅葉は葉っぱが傷んでいるのでイマイチ
天気も良く、いい気分だ。
湯ノ湖近くの草地にキノコが生えているのを発見した。これはナラタケではないか?そう思って人目を避けながらキノコ狩りをした。なぜ人目を避けたかと言うと、こんな所で何かを採取するというのは良くないことだということもあるが、くうみんが採っているのを見た人が、
「あれは食べられるキノコなんだ」
と思って採ってしまい、本当は毒キノコだったらまずいからだ。

ナラタケだと思ったら違っていたキノコ(ツチヌメリスギタケ・軽毒)
キノコをスーパーのレジ袋いっぱいに採って、また歩き始めた。秋の日が優しく感じられる。
「最高だねえ!おじさん!」
くうみんは姿の見えないおじさんに話しかけた。
この数日、天気の悪い日が続いて、昨日今日の天気予報もあまり芳しい予報ではなかった。それなのにこんないい天気。きっとおじさんが、根回ししてくれたに違いない。

湯瀧

湯瀧から戦場ヶ原へ

こんなキノコもありました

台風の足跡 立札が倒れた

なんて言う水草だろう?
男体山です

木も横倒し

紅葉の紹介でよく使われる竜頭の滝
くうみんは上機嫌で湯ノ湖を回り、戦場ヶ原を横断して竜頭の滝に到着した。バスもあと10分もすれば着くだろう。くうみんは用済みになったストックを仕舞おうと、キャップを探した。すると、ない!リュックのポケットにしまったはずのキャップがない!チャックを閉めていなかったから、どこかに落ちてしまったのだろうか?そんなに簡単に出てしまうものなのか?
仕方ないので風呂敷バッグで先端を覆い、リュックの横にあるポケットに収めた。
バスが到着した。うまいこと座れたが、後から乗ってくる人の中には、座れない人がかなりいた。
くうみんは座りながらキャップを探した。どこに行ったんだろう?リュックと言わず、来ている服のポケットも入念に探した。
ない。
キャップはなくしやすい。今日持って来たキャップも、この間買ったばかりで今日初めて使ったのだ。石井スポーツで一個580円(税別)で買ったのだ。それを二個…トホホ…
さっきまでの上機嫌はどこへやら。もうキャップは買わずにいよう。
何か、シンデレラフィットするものがあれば、それを使いたい。
シンデレラフィットとは、まったく用途の違うものだが、なぜかぴったり合うものを言うそうだ。ハーゲンダッツのアイスクリームのふたと、カメラのレンズがそれに当たると。
さすがハイシーズンだけあって、いろは坂から渋滞している。山を下りたあたりから、もっとひどくなり、運転手が放送した。
「これから神橋まで40分ほどかかります」
バス内にどよめきが起こった。普段なら10分くらいの距離なのに。
そう言えば、情報収集していたら、
「混んでいるときは神橋から歩いた方が早い」
と書いてあったな。そうしよう。
バスはのろのろとやっと神橋についた。くうみんはここで降りたが、なんと渋滞はここまでで、バスは風のように去って行ったではないか!
なんてこった!もう、こうなったら早く帰りたいのに…
神橋から駅まで約1.5キロを20分近くかけて歩いた。悔しいのでお土産に日光のけっこう漬けを買った。540円。
特急券を買うと、駅前の水場で名水を汲んだ。これ以上落とし物をしないよう気を付けたのは言うまでもない。

歩いている途中に見かけた庭になっている実。何だろう?
ストックのキャップをなくしてしまった。
こんな時、おじさんがいれば…
この意味は、ずっとくうみんブログを読んでいる人ならば、わかるであろう。わからない人のためにリンクを張ったから見るように。めんどくさい人は右側の列、「月別アーカイブ」と書いてある、ちょっと上の方から始まる文章だけ読めばよろし。
山で失せものをしたときは
くうみんは失意のどん底で、売店でビールを買った。このビールは本物のビールだ。アサヒスーパードライ500ml。いくらだか忘れた。

関東平野のこんな田舎の風景はのどかでいいね
たかが千円程度のものをなくしたからと言って、こんなにガックリ来るのは変だと思うだろうか?いや、変ではない。買ったばかりで、初めて使って失くす…この失意はただモノではない。
ガックリしながら家に帰ったくうみんであった。片づけながら探してみたが、やはりどこにもない。
取ってきたキノコを調べてみると、どうもナラタケではなく、ツチヌメリスギタケと言うキノコのようだ。これは杉の木に生えるヌメリスギタケそっくりだが、ヌメリスギタケが食べられるのに対し、土に生えるツチヌメリスギタケはNG。食べる人もいるが、どうやら消化が悪いか、軽い毒があるのか、大量に食べると腹痛を起こすらしい。
くうみんは迷ったが、君子危うきに近寄らず、と言うことでせっかく取ったキノコだが、捨てることにした。
日光の山を散策しているときは上機嫌~。
ここにきて気分は最悪~。
トホホ~。
しかし、またこの後、逆転劇があるのだった。
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おいしかったのだが、餃子がすべて冷え切っているものばかり。
「熱いのを食べたいんですけど」
と言うと、電子レンジで温めたものを持って来やがった。

いくら宇都宮餃子でも作り置きではね

第一弾

第二弾
あまり遅くならないうちに帰りたいので、9時半ごろ出発。このとき登山用のストックを取り出した。山岳用のストックは山道を歩くのが、非常に楽になる。くうみんは、ストックの先についている防護用のキャップを外し、リュックのポケットに入れると、ストックを使って歩き始めた。

湯ノ湖近辺 紅葉は葉っぱが傷んでいるのでイマイチ
天気も良く、いい気分だ。
湯ノ湖近くの草地にキノコが生えているのを発見した。これはナラタケではないか?そう思って人目を避けながらキノコ狩りをした。なぜ人目を避けたかと言うと、こんな所で何かを採取するというのは良くないことだということもあるが、くうみんが採っているのを見た人が、
「あれは食べられるキノコなんだ」
と思って採ってしまい、本当は毒キノコだったらまずいからだ。

ナラタケだと思ったら違っていたキノコ(ツチヌメリスギタケ・軽毒)
キノコをスーパーのレジ袋いっぱいに採って、また歩き始めた。秋の日が優しく感じられる。
「最高だねえ!おじさん!」
くうみんは姿の見えないおじさんに話しかけた。
この数日、天気の悪い日が続いて、昨日今日の天気予報もあまり芳しい予報ではなかった。それなのにこんないい天気。きっとおじさんが、根回ししてくれたに違いない。

湯瀧

湯瀧から戦場ヶ原へ

こんなキノコもありました

台風の足跡 立札が倒れた

なんて言う水草だろう?

男体山です

木も横倒し

紅葉の紹介でよく使われる竜頭の滝
くうみんは上機嫌で湯ノ湖を回り、戦場ヶ原を横断して竜頭の滝に到着した。バスもあと10分もすれば着くだろう。くうみんは用済みになったストックを仕舞おうと、キャップを探した。すると、ない!リュックのポケットにしまったはずのキャップがない!チャックを閉めていなかったから、どこかに落ちてしまったのだろうか?そんなに簡単に出てしまうものなのか?
仕方ないので風呂敷バッグで先端を覆い、リュックの横にあるポケットに収めた。
バスが到着した。うまいこと座れたが、後から乗ってくる人の中には、座れない人がかなりいた。
くうみんは座りながらキャップを探した。どこに行ったんだろう?リュックと言わず、来ている服のポケットも入念に探した。
ない。
キャップはなくしやすい。今日持って来たキャップも、この間買ったばかりで今日初めて使ったのだ。石井スポーツで一個580円(税別)で買ったのだ。それを二個…トホホ…
さっきまでの上機嫌はどこへやら。もうキャップは買わずにいよう。
何か、シンデレラフィットするものがあれば、それを使いたい。
シンデレラフィットとは、まったく用途の違うものだが、なぜかぴったり合うものを言うそうだ。ハーゲンダッツのアイスクリームのふたと、カメラのレンズがそれに当たると。
さすがハイシーズンだけあって、いろは坂から渋滞している。山を下りたあたりから、もっとひどくなり、運転手が放送した。
「これから神橋まで40分ほどかかります」
バス内にどよめきが起こった。普段なら10分くらいの距離なのに。
そう言えば、情報収集していたら、
「混んでいるときは神橋から歩いた方が早い」
と書いてあったな。そうしよう。
バスはのろのろとやっと神橋についた。くうみんはここで降りたが、なんと渋滞はここまでで、バスは風のように去って行ったではないか!
なんてこった!もう、こうなったら早く帰りたいのに…
神橋から駅まで約1.5キロを20分近くかけて歩いた。悔しいのでお土産に日光のけっこう漬けを買った。540円。
特急券を買うと、駅前の水場で名水を汲んだ。これ以上落とし物をしないよう気を付けたのは言うまでもない。

歩いている途中に見かけた庭になっている実。何だろう?
ストックのキャップをなくしてしまった。
こんな時、おじさんがいれば…
この意味は、ずっとくうみんブログを読んでいる人ならば、わかるであろう。わからない人のためにリンクを張ったから見るように。めんどくさい人は右側の列、「月別アーカイブ」と書いてある、ちょっと上の方から始まる文章だけ読めばよろし。
山で失せものをしたときは
くうみんは失意のどん底で、売店でビールを買った。このビールは本物のビールだ。アサヒスーパードライ500ml。いくらだか忘れた。

関東平野のこんな田舎の風景はのどかでいいね
たかが千円程度のものをなくしたからと言って、こんなにガックリ来るのは変だと思うだろうか?いや、変ではない。買ったばかりで、初めて使って失くす…この失意はただモノではない。
ガックリしながら家に帰ったくうみんであった。片づけながら探してみたが、やはりどこにもない。
取ってきたキノコを調べてみると、どうもナラタケではなく、ツチヌメリスギタケと言うキノコのようだ。これは杉の木に生えるヌメリスギタケそっくりだが、ヌメリスギタケが食べられるのに対し、土に生えるツチヌメリスギタケはNG。食べる人もいるが、どうやら消化が悪いか、軽い毒があるのか、大量に食べると腹痛を起こすらしい。
くうみんは迷ったが、君子危うきに近寄らず、と言うことでせっかく取ったキノコだが、捨てることにした。
日光の山を散策しているときは上機嫌~。
ここにきて気分は最悪~。
トホホ~。
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