男と女 独り者が家を買うとき
ついに家を買ってしまった。
その気は全くなかった。家なんて雨露をしのげて毎日快適に過ごせればそれでいい(これが結構難しいのだが)。今回の引っ越しでは、おじさんが手伝ってくれると言うので、希望をたくさん書いた。霊魂も言わなきゃわからないようだ。
・家賃他10万円前後、11万円までが望ましい。
・静かな環境。
・都市ガスであること。
・駅から歩いて10分以内。
・日当たり良好。
・南向き。
・スポーツジムが近い。
・天井が高い。
他に、近所に変な人がいない、家相がいい、事故物件NG…などなどてんこ盛りの希望。
きっとおじさんも困ったに違いない。
「そんなの、都合よくある訳ないだろ!!」
独り者が家を購入する理由は、男女で違いがあるらしい。
男性が独身のうちに家を買うのは、結婚した時に家があれば相手の女性も安心するだろうという計算があるそうだ。
「やっぱ家があるって言うのはある程度安定しているっていうポイントになるよね、フッフッフ」
これについて、くうみんから女性として意見を言おう。
これはダメ、NGよ。
なぜなら女性は自分で何でも選びたいものだから。
家も、一戸建てかマンションかの選択がある。間取りやカーテン、家具だって自分の好みで選びたい。
家具は買い直せばいいけど、間取りが自分の好みじゃない、一戸建て(あるいはマンション)の方がいいのに!はたまた、前カノと一緒に住んでいたなんて嫌よ!などなど、不満を数えたらきりがない。
だから男性の場合は、キャッシュを持っていて、プロポーズのときにでもこう言うのがよろしい。
「これだけ資金があるから、この範囲で君の好きな家を選ぶといい」
これで彼女はイチコロ。
さて、くうみんが今回、心ならずもマンションを買ってしまったのは、おじさんの導きだけではなく、やはり一人になってしまったのが大きな理由だと思う。
独身の女性がマンションを買うのは、もうずっと結婚しないで一人で生きていきそう、と感じた時だと聞く。くうみんもそれと同じように、もうずっと独身なんだろうと思っている。
あの時ちょっといい雰囲気だったあの人、どうしているかしら?縁があったら…などという乙女のような空想は、おのが姿を鏡で見れば、ガラガラと崩れ落ちる。
付き合う男はすべて体目当てで、もうボロボロ…若い女子はそういうが、オバさんは体なんか求められない。求められるとすれば銭がすべてであろう。
求められるのが体なら、せめてもの救いになるのだが、これじゃぁ、なぁ…
世の女性にとって、パートナーと言うものは、いざというとき頼れる力であり、隠れ家のようなものだと思う。
しかし、そういう存在がなくなったとき、「ここにいれば安心」な存在が必要になるのではないか。それが家であるような気がする。
自分を守るものとしては、キャッシュで持っていても同じなんだけど、でもキャッシュは銀行に預けてあるから、通帳に数字が並んでいるだけ。自分を守るアイテムとしては、あまりにも抽象的過ぎる。
よく、おばあさんが、現金を何千万円もリュックに入れて持ち歩いていると言う話を聞くが、これも身近に自分を守るアイテムを感じていたいからなのではなかろうか。いくら危険だとわかっていても、守ってくれるものを身近に感じていたいのではないか。
おじさんの代わりになるもの、これが今度転居するマンションだ。
パートナーにもいろいろある。一緒にいて居心地のいいパートナーだけではあるまい。荷物になるだけのパートナー、いない方がましなパートナー。
おじさんはいいパートナーだった。今度住む家はいいパートナーたりうるか、心配ではある。
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その気は全くなかった。家なんて雨露をしのげて毎日快適に過ごせればそれでいい(これが結構難しいのだが)。今回の引っ越しでは、おじさんが手伝ってくれると言うので、希望をたくさん書いた。霊魂も言わなきゃわからないようだ。
・家賃他10万円前後、11万円までが望ましい。
・静かな環境。
・都市ガスであること。
・駅から歩いて10分以内。
・日当たり良好。
・南向き。
・スポーツジムが近い。
・天井が高い。
他に、近所に変な人がいない、家相がいい、事故物件NG…などなどてんこ盛りの希望。
きっとおじさんも困ったに違いない。
「そんなの、都合よくある訳ないだろ!!」
独り者が家を購入する理由は、男女で違いがあるらしい。
男性が独身のうちに家を買うのは、結婚した時に家があれば相手の女性も安心するだろうという計算があるそうだ。
「やっぱ家があるって言うのはある程度安定しているっていうポイントになるよね、フッフッフ」
これについて、くうみんから女性として意見を言おう。
これはダメ、NGよ。
なぜなら女性は自分で何でも選びたいものだから。
家も、一戸建てかマンションかの選択がある。間取りやカーテン、家具だって自分の好みで選びたい。
家具は買い直せばいいけど、間取りが自分の好みじゃない、一戸建て(あるいはマンション)の方がいいのに!はたまた、前カノと一緒に住んでいたなんて嫌よ!などなど、不満を数えたらきりがない。
だから男性の場合は、キャッシュを持っていて、プロポーズのときにでもこう言うのがよろしい。
「これだけ資金があるから、この範囲で君の好きな家を選ぶといい」
これで彼女はイチコロ。
さて、くうみんが今回、心ならずもマンションを買ってしまったのは、おじさんの導きだけではなく、やはり一人になってしまったのが大きな理由だと思う。
独身の女性がマンションを買うのは、もうずっと結婚しないで一人で生きていきそう、と感じた時だと聞く。くうみんもそれと同じように、もうずっと独身なんだろうと思っている。
あの時ちょっといい雰囲気だったあの人、どうしているかしら?縁があったら…などという乙女のような空想は、おのが姿を鏡で見れば、ガラガラと崩れ落ちる。
付き合う男はすべて体目当てで、もうボロボロ…若い女子はそういうが、オバさんは体なんか求められない。求められるとすれば銭がすべてであろう。
求められるのが体なら、せめてもの救いになるのだが、これじゃぁ、なぁ…
世の女性にとって、パートナーと言うものは、いざというとき頼れる力であり、隠れ家のようなものだと思う。
しかし、そういう存在がなくなったとき、「ここにいれば安心」な存在が必要になるのではないか。それが家であるような気がする。
自分を守るものとしては、キャッシュで持っていても同じなんだけど、でもキャッシュは銀行に預けてあるから、通帳に数字が並んでいるだけ。自分を守るアイテムとしては、あまりにも抽象的過ぎる。
よく、おばあさんが、現金を何千万円もリュックに入れて持ち歩いていると言う話を聞くが、これも身近に自分を守るアイテムを感じていたいからなのではなかろうか。いくら危険だとわかっていても、守ってくれるものを身近に感じていたいのではないか。
おじさんの代わりになるもの、これが今度転居するマンションだ。
パートナーにもいろいろある。一緒にいて居心地のいいパートナーだけではあるまい。荷物になるだけのパートナー、いない方がましなパートナー。
おじさんはいいパートナーだった。今度住む家はいいパートナーたりうるか、心配ではある。
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