その昔、エロで躓いた男 エロでトクするのは男の夢か?
エロと言えばとんでもないバカ男を思い出した。この男こそ、エロで人生を棒に振ったと言えるだろう。
その男はくうみんの大学時代のサークルの先輩だった。
彼は、不細工だったが、気がいい、人がいいと言うのが取りえだった。何か失敗しても、ずるいことをしても、その笑顔で何か憎めない、とくな性格をしていた。
しかし、そんな彼が思い違いをしてしまったのだった。
それは彼が悪所に行ったことが原因だった。いつの頃からか、女性の特殊なサービスを受けるところに、彼は頻繁に通うようになった。そこの女性に、
「あなたってテクニックが素晴らしいわ」
と褒められたらしいのだ。一人ではなく、複数の女性から言われたことで、彼は大いに自信を持ってしまった。
「俺のテクニックは最高や!」
それから彼は、サークルの飲み会で女子にさわりまくった。それも「テクニック」を披露するためだからもう大変!
ポン!と触る程度ならまだましなのだが、「テクニック」披露のためなので、ネチネチくねくねと嫌らしく手指を動かして触りまくる。もう何十年前のことで、セクハラという言葉さえないときだ。
女子たちは嫌なのだが、そういう時はつい笑ってしまう。すると彼は「喜んでいる」と思って、さらに被害者を多くしていくのだった。
くうみんはどうにかしなければ…と思った。素面のときに思い切っていってみた。
「Tさん、飲み会のとき、さわるのやめてください!」
かなり強い口調で言ったのだが、彼はきょとんとした顔をしていた。まだわからないか!そう思ってなおも続けた。
「みんな迷惑しているのがわからないんですか?」
彼は意外そうだった。
「みんな喜んでいるんやないのか?」
「どうして喜ぶんです?」
「気持ちええから」
くうみんは頭が痛くなった。
「猫じゃないんですよ!みんな嫌がってます!やめてください!」
すると、彼に助け舟を出すバカがいた。彼より一つ上のMさんという先輩だ。
「いや~、T。お前のテクニックは最高だよ。お前に乳首を吸われると、俺も変な気分になるからな」
今までうなだれていたはずのTは、またうれしそうな顔をして上を向いた。
「あっ、Mさん、やっぱりそうですか?うれしいな~」
くうみんはゾッとした。この二人、そんなことを…
もうこれ以上言っても無駄だった。自衛策としてはなるべく彼には近づかないことにした。どこかにコネでもあったのか、誰でも知っている大企業に就職を決め、彼は卒業して行った。
その後同窓会で彼に会うことがあった。どうやら南の某国の悪所に行って、そこの女性に、
「帰らないで!!」
と泣かれたと言う。
「俺だけやで」
また自信を持ってしまった。同窓会でも近くにいる女子にさわりまくっていたが、会社の飲み会でも同じようにしているようだった。
彼は自分のテクニックを会社の飲み会で披露しまくった!
どうだ!いいだろう!
「いつかいい子がいたら、結婚したい」
そんなことも言っていたが、これで本当にモテようとしていたのだろうか?
彼と縁が切れて久しいが、彼が50歳時点で、独身と聞いた。今年で確か、61になるはずだ。
普通に暮らしている人柄のいい人でも、異性と縁がない人もいるだろう。
しかし、彼の場合はこんな勘違いさえしなければ、自分の良さを正しく把握していれば、家庭を持てたのではないかと、くうみんは思っている。
助け船のつもりで
「お前のテクニックは最高だよ!!」
と言ったMさん。あなたは罪深い人だ。
今どうか知らないが、
「専属ホスト募集!いいとこの奥様の情事の相手が仕事!」
という、張り紙がくうみんの近くに貼ってあったことがあった。
こんなのウソに決まっているじゃん。数十万円の会費を取られてそのままとか、某奥様に気に入られて、専属ホストになったつもりが、あの手この手で金むしり取られたとか、そんな話ばかり聞く。
Tと言い、「専属ホスト」に乗ってしまう男と言い、エロで女を虜にするとか、稼ぐと言うのは、男にとって夢なのだろうな。
しかし、くうみんは断言する。
こんなの、ね~よ!!
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その男はくうみんの大学時代のサークルの先輩だった。
彼は、不細工だったが、気がいい、人がいいと言うのが取りえだった。何か失敗しても、ずるいことをしても、その笑顔で何か憎めない、とくな性格をしていた。
しかし、そんな彼が思い違いをしてしまったのだった。
それは彼が悪所に行ったことが原因だった。いつの頃からか、女性の特殊なサービスを受けるところに、彼は頻繁に通うようになった。そこの女性に、
「あなたってテクニックが素晴らしいわ」
と褒められたらしいのだ。一人ではなく、複数の女性から言われたことで、彼は大いに自信を持ってしまった。
「俺のテクニックは最高や!」
それから彼は、サークルの飲み会で女子にさわりまくった。それも「テクニック」を披露するためだからもう大変!
ポン!と触る程度ならまだましなのだが、「テクニック」披露のためなので、ネチネチくねくねと嫌らしく手指を動かして触りまくる。もう何十年前のことで、セクハラという言葉さえないときだ。
女子たちは嫌なのだが、そういう時はつい笑ってしまう。すると彼は「喜んでいる」と思って、さらに被害者を多くしていくのだった。
くうみんはどうにかしなければ…と思った。素面のときに思い切っていってみた。
「Tさん、飲み会のとき、さわるのやめてください!」
かなり強い口調で言ったのだが、彼はきょとんとした顔をしていた。まだわからないか!そう思ってなおも続けた。
「みんな迷惑しているのがわからないんですか?」
彼は意外そうだった。
「みんな喜んでいるんやないのか?」
「どうして喜ぶんです?」
「気持ちええから」
くうみんは頭が痛くなった。
「猫じゃないんですよ!みんな嫌がってます!やめてください!」
すると、彼に助け舟を出すバカがいた。彼より一つ上のMさんという先輩だ。
「いや~、T。お前のテクニックは最高だよ。お前に乳首を吸われると、俺も変な気分になるからな」
今までうなだれていたはずのTは、またうれしそうな顔をして上を向いた。
「あっ、Mさん、やっぱりそうですか?うれしいな~」
くうみんはゾッとした。この二人、そんなことを…
もうこれ以上言っても無駄だった。自衛策としてはなるべく彼には近づかないことにした。どこかにコネでもあったのか、誰でも知っている大企業に就職を決め、彼は卒業して行った。
その後同窓会で彼に会うことがあった。どうやら南の某国の悪所に行って、そこの女性に、
「帰らないで!!」
と泣かれたと言う。
「俺だけやで」
また自信を持ってしまった。同窓会でも近くにいる女子にさわりまくっていたが、会社の飲み会でも同じようにしているようだった。
彼は自分のテクニックを会社の飲み会で披露しまくった!
どうだ!いいだろう!
「いつかいい子がいたら、結婚したい」
そんなことも言っていたが、これで本当にモテようとしていたのだろうか?
彼と縁が切れて久しいが、彼が50歳時点で、独身と聞いた。今年で確か、61になるはずだ。
普通に暮らしている人柄のいい人でも、異性と縁がない人もいるだろう。
しかし、彼の場合はこんな勘違いさえしなければ、自分の良さを正しく把握していれば、家庭を持てたのではないかと、くうみんは思っている。
助け船のつもりで
「お前のテクニックは最高だよ!!」
と言ったMさん。あなたは罪深い人だ。
今どうか知らないが、
「専属ホスト募集!いいとこの奥様の情事の相手が仕事!」
という、張り紙がくうみんの近くに貼ってあったことがあった。
こんなのウソに決まっているじゃん。数十万円の会費を取られてそのままとか、某奥様に気に入られて、専属ホストになったつもりが、あの手この手で金むしり取られたとか、そんな話ばかり聞く。
Tと言い、「専属ホスト」に乗ってしまう男と言い、エロで女を虜にするとか、稼ぐと言うのは、男にとって夢なのだろうな。
しかし、くうみんは断言する。
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