10月は何かと忙しい
忙しいと言っても仕事のこともあるが遊びのこともある。今回は仕事でもあり、遊びでもある。
くうみん母、西太后陛下の様子見に行ったのだ。一泊するのだが、陛下のお住まいは狭くてあらせられるので、近くの安宿に宿を取って二人で過ごすことにしている。安い旅館チェーン、伊東園などは、一人一泊6800円からあるので食事を作る手間や、外食の値段を考えると、この方が安いと思われる。
しかし今回はちょっとだけ贅沢をしておじさんとよく行った熱川の温泉宿に行くことにした。
波打ち際に露天風呂があって、食事もそこそこおいしかったのでおじさんが気に入っていたのだが、それよりもレストランの係のお姉さんを贔屓にしていた。フロントにも顔を覚えた女性がいる。
フロントやレストランのあのお姉さん方に挨拶したい。ずっとそう思いながら2年以上過ぎてしまった。
ここはいい宿なんだけど、エレベーターがないので陛下には少し難儀かも知れないが、くうみんが介助してやろ。
ということで久々に行ったのだが、2年以上たった今でもフロントにあのお姉さんがいた。ずっといらっしゃらなかったのでどうしたんだろうと思っていたんですよ、そう言うのでおじさんが亡くなったことを告げると、大変驚いていた。涙も流してくれた。
ああよかった。「そうだったんですか~、アハハ~」とか言われたらこっちが悲しくなってしまう。
「おじさんは大変いい人で、私も頼りにしていたんですよ」
陛下がお姉さんに言った。そうだね、何言ってるんだか、ずっと婿いびりしていたくせに…ということは言わずに置こう。ま、税理士資格を取ったら態度が全然違ったけどね。
その後、陛下とともに波打ち際の露天風呂へ。おじさんと一緒に行ったときは混浴もありだったが、今では男女別に分かれている。
「いいわね~、おじさん、よくこの露天風呂のことを言っていたわよね」
陛下も喜んでいるようだ。
サービスのところてんを食べ、ビールを一杯飲んで部屋に戻る。そうこうしているうちに食事の時間。
やはり旅行の楽しみは日本人の場合はお風呂と、食事だ。いそいそとレストランに行き、テーブルに案内してもらう。
何日か前に陛下が八十八の祝いだということを連絡しておいたので、特別料理と酒がふるまわれた。ただし、酒はくうみんがほとんど飲んだ。

先付け イカ三升漬け、水菜とサクラエビのあえ物、地魚のなめろう

本日のお献立

祝いの特別料理 金箔入り日本酒とキンメダイの煮つけ

刺身とサクラエビのおこわ

子供に帰った西太后陛下

祝いのくす玉
このくす玉はあっちこっちで活躍していた。祝いがそんなにたくさんあったのかと思ったが、ひょっとしてうちの祝いを見て、写真撮影したくなったのかも知れない。

鰯の幽庵焼きとサザエのつぼ焼き

和風ブイヤベース。味が濃すぎると陛下には不評。「お客様アンケート」に文句を書いて置いた
係の人の厚意でおじさんには影膳を。

本当はビールが欲しいのかな?
てんぷら盛り合わせは自分で好きなものを注文する。アツアツのてんぷらが食べられる。

おじさんはエビが好きで何回もおかわりしていたけど、くうみんはこんなもんでいいや…と思っていたら、翌日陛下が
「てんぷらをもっと注文して、持って帰ればよかった」
などと。

サバの南蛮漬け

栗ご飯はこの季節で初めて食べた
かなり酔っぱらって寝床に着いた。西太后陛下は以前は「女が酒を飲むなんて…」と、くうみんが酒を飲むのをよしとしなかったが、最近は力関係が逆転したせいか、何も言わなくなった。
親はいずれ子供より弱くなる。ていうか、西太后陛下は大変弱い人だと最近思うようになった。
弱いから大声を張り上げる。弱いから暴力をふるう。
そして力関係が逆転したその時に…私じゃないよ。
朝食は以前はビュッフェだったが、今は和定食。魚の干物だけは焼いている所から持ってくる。だから食べホだけど、そんなに食べられるものじゃない。
和定食の方が食べすぎなくていい…けど、これでもかなりのボリューム!

ここでも西太后陛下は、取り放題の大根おろしをお持ち帰りだ。クルーズのときも、こっそりゆで卵を部屋に持ち帰っていたけど、あれは堂々とトレーにでも載せて、持ち帰ってよかったのだよ。まったく、かなりな貧乏性。
伊豆急は電車賃が高い。でも、観光に力を入れていて、リゾート21は、普通料金で乗れる観光用車両だ。窓に向かって座席が配置されている。
下田はすぐ近くなので、そこに外国人がたくさん来たのだろう。いつの絵かわからないが、外国人の姿が描かれている。今の沖縄は当時は外国で「琉球人」という扱いだ。中国も地域によって、違う国として描かれている。

向かって一番右は琉球人

陛下、きっとあなたのことは私が面倒見ることになるだろうから、私を大切にするように。
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くうみん母、西太后陛下の様子見に行ったのだ。一泊するのだが、陛下のお住まいは狭くてあらせられるので、近くの安宿に宿を取って二人で過ごすことにしている。安い旅館チェーン、伊東園などは、一人一泊6800円からあるので食事を作る手間や、外食の値段を考えると、この方が安いと思われる。
しかし今回はちょっとだけ贅沢をしておじさんとよく行った熱川の温泉宿に行くことにした。
波打ち際に露天風呂があって、食事もそこそこおいしかったのでおじさんが気に入っていたのだが、それよりもレストランの係のお姉さんを贔屓にしていた。フロントにも顔を覚えた女性がいる。
フロントやレストランのあのお姉さん方に挨拶したい。ずっとそう思いながら2年以上過ぎてしまった。
ここはいい宿なんだけど、エレベーターがないので陛下には少し難儀かも知れないが、くうみんが介助してやろ。
ということで久々に行ったのだが、2年以上たった今でもフロントにあのお姉さんがいた。ずっといらっしゃらなかったのでどうしたんだろうと思っていたんですよ、そう言うのでおじさんが亡くなったことを告げると、大変驚いていた。涙も流してくれた。
ああよかった。「そうだったんですか~、アハハ~」とか言われたらこっちが悲しくなってしまう。
「おじさんは大変いい人で、私も頼りにしていたんですよ」
陛下がお姉さんに言った。そうだね、何言ってるんだか、ずっと婿いびりしていたくせに…ということは言わずに置こう。ま、税理士資格を取ったら態度が全然違ったけどね。
その後、陛下とともに波打ち際の露天風呂へ。おじさんと一緒に行ったときは混浴もありだったが、今では男女別に分かれている。
「いいわね~、おじさん、よくこの露天風呂のことを言っていたわよね」
陛下も喜んでいるようだ。
サービスのところてんを食べ、ビールを一杯飲んで部屋に戻る。そうこうしているうちに食事の時間。
やはり旅行の楽しみは日本人の場合はお風呂と、食事だ。いそいそとレストランに行き、テーブルに案内してもらう。
何日か前に陛下が八十八の祝いだということを連絡しておいたので、特別料理と酒がふるまわれた。ただし、酒はくうみんがほとんど飲んだ。

先付け イカ三升漬け、水菜とサクラエビのあえ物、地魚のなめろう

本日のお献立

祝いの特別料理 金箔入り日本酒とキンメダイの煮つけ

刺身とサクラエビのおこわ

子供に帰った西太后陛下

祝いのくす玉
このくす玉はあっちこっちで活躍していた。祝いがそんなにたくさんあったのかと思ったが、ひょっとしてうちの祝いを見て、写真撮影したくなったのかも知れない。

鰯の幽庵焼きとサザエのつぼ焼き

和風ブイヤベース。味が濃すぎると陛下には不評。「お客様アンケート」に文句を書いて置いた
係の人の厚意でおじさんには影膳を。

本当はビールが欲しいのかな?
てんぷら盛り合わせは自分で好きなものを注文する。アツアツのてんぷらが食べられる。

おじさんはエビが好きで何回もおかわりしていたけど、くうみんはこんなもんでいいや…と思っていたら、翌日陛下が
「てんぷらをもっと注文して、持って帰ればよかった」
などと。

サバの南蛮漬け

栗ご飯はこの季節で初めて食べた
かなり酔っぱらって寝床に着いた。西太后陛下は以前は「女が酒を飲むなんて…」と、くうみんが酒を飲むのをよしとしなかったが、最近は力関係が逆転したせいか、何も言わなくなった。
親はいずれ子供より弱くなる。ていうか、西太后陛下は大変弱い人だと最近思うようになった。
弱いから大声を張り上げる。弱いから暴力をふるう。
そして力関係が逆転したその時に…私じゃないよ。
朝食は以前はビュッフェだったが、今は和定食。魚の干物だけは焼いている所から持ってくる。だから食べホだけど、そんなに食べられるものじゃない。
和定食の方が食べすぎなくていい…けど、これでもかなりのボリューム!

ここでも西太后陛下は、取り放題の大根おろしをお持ち帰りだ。クルーズのときも、こっそりゆで卵を部屋に持ち帰っていたけど、あれは堂々とトレーにでも載せて、持ち帰ってよかったのだよ。まったく、かなりな貧乏性。
伊豆急は電車賃が高い。でも、観光に力を入れていて、リゾート21は、普通料金で乗れる観光用車両だ。窓に向かって座席が配置されている。
下田はすぐ近くなので、そこに外国人がたくさん来たのだろう。いつの絵かわからないが、外国人の姿が描かれている。今の沖縄は当時は外国で「琉球人」という扱いだ。中国も地域によって、違う国として描かれている。

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陛下、きっとあなたのことは私が面倒見ることになるだろうから、私を大切にするように。
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