トホホな宿とその仕打ち そして役に立つ紅葉と交通情報
朝7時になるとくうみんは大浴場に向かった。8時から食事だから、先に風呂に浸かって朝ビールを飲む。これは温泉に行ったときだけの楽しみだ。
海外旅行や登山でこんなことをしたら、どうなることやらわからない。
日本はいい国だ…
前日の夕方撮った風呂写真集

貸切露天風呂、笹の湯

景色はあまりよくない

だれもいなかったので、撮った。大浴場

露天風呂
朝ぶろには誰もいなかった。だいぶ熱かったので水道の水でうめて入った。
風呂に入ってビールを飲み終わると、食事会場であるレストランに向かった。席に着くとほどなく、係のお姉さんが食事を運んできた。食べホではなく、洋食のプレートだ。おいしそうだ。

何も知らずに料理を楽しんでいた頃
くうみんはまずスープを飲むと、ナイフとフォークを使ってメインディッシュを食べ始めた。スクランブルエッグも柔らかく、骨付きウインナもいい味を出している。レタスのサラダもおいしい。
ここまでは非常に良く、久々に名前を出せる宿になるだろうと思った。
最後のレタスをフォークで突き刺すと、その下に何やら筋のようなものがあるのに気が付いた。レタスを食べてから、なんだろうとよく見ると、それはなんと…
細~い髪の毛だった!!
「ゲッ!」
くうみんは絶句した。もう食べちゃったよ~。
くうみん以外のお客さんはレストランを出た。くうみんは、そっと髪の毛を紙ナプキンにくるむと、支配人と思われる人の所に行った。
「すみませんこんなものが入っていたんですけど」
支配人は紙を開くと、声を上げた。
「あらら~、言ってくれれば取り替えましたのに」
「そんなこと言ったって、全部食べてから気づいたんだもの。料理する人はキャップを被った方がいいんじゃないですか?」
くうみんは眉をひそめつつ、そう答えた。
ああ…いい宿だと思ったのに。最後の最後で、こうなるとは…旅行は天気が一番だが、いい旅行であるためには宿の良し悪しは大きなポイントになる。これって嘘のような展開。
近くの温泉寺を見物してからチェックアウトの手続きをした。
「申し訳ありません。100円以下の端数はサービスさせていただきます」
そう言って3百数十円ほどを割引してくれた。
「絵葉書と、お得な割引のある冊子をプレゼントします」
絵葉書は使うこともあまりないので、「お得な割引のある冊子」だけを貰うことにした。
「髪の毛は保健所に提出します。DNA鑑定もしますので」
「ぜひそうしてください」
しかし、DNA鑑定って、時間とお金がかかるんじゃないの?こいつ、私が入れたとでも思っているのか?
紅葉は良かったですよ。素晴らしかった!天気も良かったし。でもねえ、はぁ~。
くうみんは宿を出て湯ノ湖畔の遊歩道を進み、戦場ヶ原を抜けて竜頭の滝へ。ここは日光での一番紅葉が早いところだ。
平日にもかかわらず、かなり人がいた。バスも渋滞で遅れてきた。観光客のインド人女性がヒッチハイクをしようと腕を上げて自動車に泊まってもらおうとしている。日本人はヒッチハイクの習慣がない。無理だって。
以下、写真集

近くの宿でマスを飼っていた。食べるのかな?

湯ノ湖周辺の紅葉

湯滝

戦場ヶ原

透き通った水

リンドウです

鹿さん注意

動物の皆さんは立ち入り禁止だ!!

竜頭の滝上部

竜頭の滝。お~、なんと美しい紅葉!

バス、早く来い~。このバスは観光バス
予定より大幅に遅れて来たバスに乗ると、東武日光駅では、鈍行が発車しようとしている所だった。
快速がなくなってしまった今、鈍行で行くとどれくらい時間がかかるのか?ちょっと試してみようと、その電車に飛び乗った。新栃木で急行栗橋行に接続するらしい。
結果だけ言うと、有料特急券を買わなければ、快適な旅行は出来なくなった。貧乏人の味方、快速を廃止するとはとんでもない愚行だ。
東武日光駅から家まで3時間半もかかった。くうみんは帰るとすぐに旅行用品を片付けると、貰った冊子を手に取った。車内でも読んでいたが、そこでもビールを飲んだので、疲れも相まって眠ってしまったのだ。
「お得な特典って何があるんだろう?次に行ったとき使えるかな?」

くうみんは期待しながら冊子をめくった。最後の方に、信じられないことが書いていあることに気付いた。
この冊子の優待有効期限 2014年12月31日 まで

なんと!あのおやじ、チリ紙交換にも出せないような古雑誌をくれたのか!!あそこはゴミ収集車もろくに来ないらしいし、いい捨て場ができたとでも思ったんだろうか?
バカヤロ~~~~~!
気になる紅葉と交通情報
紅葉は10月中旬竜頭の滝から始まって、一番奥地の湯ノ湖は10月中旬までが見ごろ。戦場ヶ原や中禅寺湖は10月下旬まで。それ以降は平地がいいと予想される。
浅草から東武日光まで 特急券1030円 乗車券1358円(スイカ)
・日光駅から奥日光までは片道1700円かかるが、往復ならフリー乗車券3000円が400円もお得。帰りは竜頭の滝まで歩いてから乗ったとしても100円の得。
・帰りは、有料特急に乗らなかったが、本数が少ないので時間をよく調べてから乗らないとNG。
今回くうみんは13時28分に日光駅到着だったため、
13時30分発新栃木行き→新栃木で14時37分発南栗橋行きに乗り換え→南栗橋で15時21分発急行中央林間行に乗り換え→曳舟で浅草行に乗り換え→浅草16時21分着
なんと約2時間50分もかかる!!
…となったが、有料特急は14時23分まで待たねばならず、浅草に着くのは16時16分と鈍行を乗り継いでも5分しか到着時間は変わらない。
ならばJRを使ったらどうか?JRでは14時19分発宇都宮行きを待たねばならず、これも連絡が悪過ぎる。
快速の復活が望まれる。
以上
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海外旅行や登山でこんなことをしたら、どうなることやらわからない。
日本はいい国だ…
前日の夕方撮った風呂写真集

貸切露天風呂、笹の湯

景色はあまりよくない

だれもいなかったので、撮った。大浴場

露天風呂
朝ぶろには誰もいなかった。だいぶ熱かったので水道の水でうめて入った。
風呂に入ってビールを飲み終わると、食事会場であるレストランに向かった。席に着くとほどなく、係のお姉さんが食事を運んできた。食べホではなく、洋食のプレートだ。おいしそうだ。

何も知らずに料理を楽しんでいた頃
くうみんはまずスープを飲むと、ナイフとフォークを使ってメインディッシュを食べ始めた。スクランブルエッグも柔らかく、骨付きウインナもいい味を出している。レタスのサラダもおいしい。
ここまでは非常に良く、久々に名前を出せる宿になるだろうと思った。
最後のレタスをフォークで突き刺すと、その下に何やら筋のようなものがあるのに気が付いた。レタスを食べてから、なんだろうとよく見ると、それはなんと…
細~い髪の毛だった!!
「ゲッ!」
くうみんは絶句した。もう食べちゃったよ~。
くうみん以外のお客さんはレストランを出た。くうみんは、そっと髪の毛を紙ナプキンにくるむと、支配人と思われる人の所に行った。
「すみませんこんなものが入っていたんですけど」
支配人は紙を開くと、声を上げた。
「あらら~、言ってくれれば取り替えましたのに」
「そんなこと言ったって、全部食べてから気づいたんだもの。料理する人はキャップを被った方がいいんじゃないですか?」
くうみんは眉をひそめつつ、そう答えた。
ああ…いい宿だと思ったのに。最後の最後で、こうなるとは…旅行は天気が一番だが、いい旅行であるためには宿の良し悪しは大きなポイントになる。これって嘘のような展開。
近くの温泉寺を見物してからチェックアウトの手続きをした。
「申し訳ありません。100円以下の端数はサービスさせていただきます」
そう言って3百数十円ほどを割引してくれた。
「絵葉書と、お得な割引のある冊子をプレゼントします」
絵葉書は使うこともあまりないので、「お得な割引のある冊子」だけを貰うことにした。
「髪の毛は保健所に提出します。DNA鑑定もしますので」
「ぜひそうしてください」
しかし、DNA鑑定って、時間とお金がかかるんじゃないの?こいつ、私が入れたとでも思っているのか?
紅葉は良かったですよ。素晴らしかった!天気も良かったし。でもねえ、はぁ~。
くうみんは宿を出て湯ノ湖畔の遊歩道を進み、戦場ヶ原を抜けて竜頭の滝へ。ここは日光での一番紅葉が早いところだ。
平日にもかかわらず、かなり人がいた。バスも渋滞で遅れてきた。観光客のインド人女性がヒッチハイクをしようと腕を上げて自動車に泊まってもらおうとしている。日本人はヒッチハイクの習慣がない。無理だって。
以下、写真集

近くの宿でマスを飼っていた。食べるのかな?

湯ノ湖周辺の紅葉

湯滝

戦場ヶ原

透き通った水

リンドウです

鹿さん注意

動物の皆さんは立ち入り禁止だ!!

竜頭の滝上部

竜頭の滝。お~、なんと美しい紅葉!

バス、早く来い~。このバスは観光バス
予定より大幅に遅れて来たバスに乗ると、東武日光駅では、鈍行が発車しようとしている所だった。
快速がなくなってしまった今、鈍行で行くとどれくらい時間がかかるのか?ちょっと試してみようと、その電車に飛び乗った。新栃木で急行栗橋行に接続するらしい。
結果だけ言うと、有料特急券を買わなければ、快適な旅行は出来なくなった。貧乏人の味方、快速を廃止するとはとんでもない愚行だ。
東武日光駅から家まで3時間半もかかった。くうみんは帰るとすぐに旅行用品を片付けると、貰った冊子を手に取った。車内でも読んでいたが、そこでもビールを飲んだので、疲れも相まって眠ってしまったのだ。
「お得な特典って何があるんだろう?次に行ったとき使えるかな?」

くうみんは期待しながら冊子をめくった。最後の方に、信じられないことが書いていあることに気付いた。
この冊子の優待有効期限 2014年12月31日 まで

なんと!あのおやじ、チリ紙交換にも出せないような古雑誌をくれたのか!!あそこはゴミ収集車もろくに来ないらしいし、いい捨て場ができたとでも思ったんだろうか?
バカヤロ~~~~~!
気になる紅葉と交通情報
紅葉は10月中旬竜頭の滝から始まって、一番奥地の湯ノ湖は10月中旬までが見ごろ。戦場ヶ原や中禅寺湖は10月下旬まで。それ以降は平地がいいと予想される。
浅草から東武日光まで 特急券1030円 乗車券1358円(スイカ)
・日光駅から奥日光までは片道1700円かかるが、往復ならフリー乗車券3000円が400円もお得。帰りは竜頭の滝まで歩いてから乗ったとしても100円の得。
・帰りは、有料特急に乗らなかったが、本数が少ないので時間をよく調べてから乗らないとNG。
今回くうみんは13時28分に日光駅到着だったため、
13時30分発新栃木行き→新栃木で14時37分発南栗橋行きに乗り換え→南栗橋で15時21分発急行中央林間行に乗り換え→曳舟で浅草行に乗り換え→浅草16時21分着
なんと約2時間50分もかかる!!
…となったが、有料特急は14時23分まで待たねばならず、浅草に着くのは16時16分と鈍行を乗り継いでも5分しか到着時間は変わらない。
ならばJRを使ったらどうか?JRでは14時19分発宇都宮行きを待たねばならず、これも連絡が悪過ぎる。
快速の復活が望まれる。
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