タイトルは秘密
六本木の怪しい夜
久々に霊能師S師から「六本木に来ない?」と、お誘いを受けた。
この方は尼僧であらせられるのに結構夜遊びが好きだ。
なんでも某雑誌の編集長を囲む会合があるという。
この時期は暑気払いなどに誘われることが多く、どうしようか少し迷ったが、たまには六本木も良かろうと、行くことにした。
当日はゲリラ雷雨のおかげで電車が止まり、どうなるかと思ったが、さすが都会。こっちの線がダメならあっちがあるさと、違う路線で無事に六本木に着いた。
道がよく分からないのでうろうろしていると、オバさんが新聞を配っている。
「顕正新聞 立正安国論の7月迎え決意新た」
何やら怪しい新聞だ。新聞を配っているオバさんにくうみんは尋ねた。
「ドン・キホーテの方に行きたいんですけど」
「えっ、ドンキですか?」
よくわからないようだった。何とか方向を確認した。
「その新聞、読んでくださいね」
「はい、わかりました、ありがとうございます」
人柄は悪くなさそうだ。しかし、怪しい新聞を配るということはあのおばさんも十分怪しいのだろう。
会場の香和は、ニューハーフを交えた人々が舞い踊る、妖しくも楽しいショーを見せてくれる。
遅れてしまうことを事前に言っておいたので、みんなはもう食事に手を付けていた。ここの食事はなかなかイケる。

こんなお弁当が出ます

サービスのフルーツは、くうみんが近くのスーパーで買うような安物ではなく、高級フルーツだ。マスカットやイチゴは見た目もきれいで味もいい。
ガッついて食べた。

お~、美女大集合。どれが本物女子でどれがニューハーフだろうか?

みんなきれいでしょう?

響さん
くうみんが贔屓にしている響さんは、バク転宙返り何でもござれの運動神経の良さ。
響さんはどうも変なことばかりがあるので、霊能師S師に霊視をしてもらったことがあるそうだ。すると、高校時代の剣道部の顧問をしていた先生の霊が憑いていたという。その先生、響さんが好きだったのかしら?S師は、霊を教え諭して、あの世に送ったそうだ。
S師はこの人のことをフェイスブックに書いたのだが、
「黒いふんどしをしていた」
と、書いたらしい。それを響さんが見咎めて、
「僕、ふんどしなんかしていません。あれは黒いパンツです!!」
と猛抗議をしていた。
「響さん、ふんどしはS師の願望ですって」
と、くうみんは仲裁した。
今日のメンバーは素晴らしい人が主人公だ。某雑誌の編集長だ。以前にも会ったことはあるが、いつも霊現象はないかアンテナを張り巡らせている。そこにとある男性ダンサーが来た。
「ありますよ、心霊写真」
見ると、動画だが、なるほどその人の後ろにぼんやりとした顔が見え隠れしている。
「これはいいですね!!使わせてください!」
編集長は興味深げに言った。

奥の人が某雑誌の編集長。手前の人はカリスマ整体師のSタロウ君
Sタロウ君は神の手を持つ整体師だということだが、なんとなくホリエモンに似ている所が怪しいと言えなくもない。
今日はここの支配人の誕生日でもあるという。

マメにみんなの飲み物を作ってくれる支配人。支配人は、今日はお客としてきたはずなのに、ついサービスしてしまうようだ。悲しい職業のサガだろうか。

支配人の誕生日なので、従業員からプレゼントされた寿司ケーキ。支配人はほとんど食べず、他の人のおなかに入った。もちろんくうみんもいただいた
翌日くうみんは例の新聞を見た。「顕正」と書いて、「けんしょう」と読むらしい。何でも安倍政権は神道国家復活をもくろむ怪しい政権だということだ。そうか、安倍の奴、そんなことをもくろんでいたのか…
ウィキペディアによると、顕正新聞は、日蓮宗から破門された人達で組織した「冨士大石寺顕正会」という宗教団体が発行しているということだ。
しかも、彼らは自分たちの宗教を政治に生かそうなどと思っているようだ。それなら私達から見れば、神道国家復活をもくろむ安倍政権と似たようなものだ。本人達は、「違う!!」と言うだろうが。
日蓮宗から破門された人たちが造ったという点では、創価学会と同じだが、お互い余り仲がいいとは言えないらしい。こっちから見れば同じ様なものだけど、やっぱり本人達は「違う!!」と言うんだろうなあ。
個人名は出さなくても、迷惑をかけるかも知れないことは書かないようにと、ある方からお叱りを受けました。と言うことで、コメント欄も削除、編集をしましたのでご了承ください。
不快な思いをさせ、また迷惑をおかけした方々には、謹んでお詫び申し上げます。
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久々に霊能師S師から「六本木に来ない?」と、お誘いを受けた。
この方は尼僧であらせられるのに結構夜遊びが好きだ。
なんでも某雑誌の編集長を囲む会合があるという。
この時期は暑気払いなどに誘われることが多く、どうしようか少し迷ったが、たまには六本木も良かろうと、行くことにした。
当日はゲリラ雷雨のおかげで電車が止まり、どうなるかと思ったが、さすが都会。こっちの線がダメならあっちがあるさと、違う路線で無事に六本木に着いた。
道がよく分からないのでうろうろしていると、オバさんが新聞を配っている。
「顕正新聞 立正安国論の7月迎え決意新た」
何やら怪しい新聞だ。新聞を配っているオバさんにくうみんは尋ねた。
「ドン・キホーテの方に行きたいんですけど」
「えっ、ドンキですか?」
よくわからないようだった。何とか方向を確認した。
「その新聞、読んでくださいね」
「はい、わかりました、ありがとうございます」
人柄は悪くなさそうだ。しかし、怪しい新聞を配るということはあのおばさんも十分怪しいのだろう。
会場の香和は、ニューハーフを交えた人々が舞い踊る、妖しくも楽しいショーを見せてくれる。
遅れてしまうことを事前に言っておいたので、みんなはもう食事に手を付けていた。ここの食事はなかなかイケる。

こんなお弁当が出ます

サービスのフルーツは、くうみんが近くのスーパーで買うような安物ではなく、高級フルーツだ。マスカットやイチゴは見た目もきれいで味もいい。
ガッついて食べた。

お~、美女大集合。どれが本物女子でどれがニューハーフだろうか?

みんなきれいでしょう?

響さん
くうみんが贔屓にしている響さんは、バク転宙返り何でもござれの運動神経の良さ。
響さんはどうも変なことばかりがあるので、霊能師S師に霊視をしてもらったことがあるそうだ。すると、高校時代の剣道部の顧問をしていた先生の霊が憑いていたという。その先生、響さんが好きだったのかしら?S師は、霊を教え諭して、あの世に送ったそうだ。
S師はこの人のことをフェイスブックに書いたのだが、
「黒いふんどしをしていた」
と、書いたらしい。それを響さんが見咎めて、
「僕、ふんどしなんかしていません。あれは黒いパンツです!!」
と猛抗議をしていた。
「響さん、ふんどしはS師の願望ですって」
と、くうみんは仲裁した。
今日のメンバーは素晴らしい人が主人公だ。某雑誌の編集長だ。以前にも会ったことはあるが、いつも霊現象はないかアンテナを張り巡らせている。そこにとある男性ダンサーが来た。
「ありますよ、心霊写真」
見ると、動画だが、なるほどその人の後ろにぼんやりとした顔が見え隠れしている。
「これはいいですね!!使わせてください!」
編集長は興味深げに言った。

奥の人が某雑誌の編集長。手前の人はカリスマ整体師のSタロウ君
Sタロウ君は神の手を持つ整体師だということだが、なんとなくホリエモンに似ている所が怪しいと言えなくもない。
今日はここの支配人の誕生日でもあるという。

マメにみんなの飲み物を作ってくれる支配人。支配人は、今日はお客としてきたはずなのに、ついサービスしてしまうようだ。悲しい職業のサガだろうか。

支配人の誕生日なので、従業員からプレゼントされた寿司ケーキ。支配人はほとんど食べず、他の人のおなかに入った。もちろんくうみんもいただいた
翌日くうみんは例の新聞を見た。「顕正」と書いて、「けんしょう」と読むらしい。何でも安倍政権は神道国家復活をもくろむ怪しい政権だということだ。そうか、安倍の奴、そんなことをもくろんでいたのか…
ウィキペディアによると、顕正新聞は、日蓮宗から破門された人達で組織した「冨士大石寺顕正会」という宗教団体が発行しているということだ。
しかも、彼らは自分たちの宗教を政治に生かそうなどと思っているようだ。それなら私達から見れば、神道国家復活をもくろむ安倍政権と似たようなものだ。本人達は、「違う!!」と言うだろうが。
日蓮宗から破門された人たちが造ったという点では、創価学会と同じだが、お互い余り仲がいいとは言えないらしい。こっちから見れば同じ様なものだけど、やっぱり本人達は「違う!!」と言うんだろうなあ。
個人名は出さなくても、迷惑をかけるかも知れないことは書かないようにと、ある方からお叱りを受けました。と言うことで、コメント欄も削除、編集をしましたのでご了承ください。
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