九州に潜入 この旅行のハイライト SL人吉のいい席
本当は熊本ではなく、阿蘇に泊まりたかった。しかし、阿蘇鉄道が不通である上に熊本泊でなければならない理由があった。
それはSL人吉に乗ることだった。SL人吉はくうみん憧れの機関車だ。熊本を9時46分に出るので、阿蘇に泊まったのでは間に合わないのだ。近くのコンビニでおつまみとビールを買ってホームへ。
観光列車なので普通とは違う乗り場で、結構迷った。
ああ、ついにSLに乗る!

この日のためにくうみんはどの席がいいのか調べた。熊本からは進行方向左側に球磨川が見える。左側、AB側がいい。Aは窓際、Bは通路側になる。
はじめのうちは進行方向右側に球磨川が見えて、「チッキショ、だまされた!」など思うかも知れないが、それはほんの一瞬だ。
進行方向前から一号車、二号車、三号車と続く。一号車の前と、三号車の後ろには展望車両があるが、一号車の前には当然ながら機関車があるので、眺めは3号車側展望車の方がいい。
くうみんは一号車の一番A席を選んだが、一つ誤算があった。ここは4人掛けの座席なのだ。昔の車両なので、座席を回して二人掛けにすることはできない。
他の席は三人家族で、くうみん一人と3人の組み合わせで、あまり居心地が良くない。とはいえ、くうみんを含めてこの家族も展望車に行っている時間が長いので、そんなに居心地が悪い訳ではなかった。
しかし、できれば二人掛けの方がいいと思う。
一号車の二人掛けの席 4番 10番
二号車 1番 5番 10番 12番 16番
三号車 2番 5番 11番
これは熊本から人吉に向かっている場合で、人吉から出発の場合は、一号車と3号車が逆になると思われる。わざわざ電車をひっくり返すより、号車番号のプレートを取り換える方が簡単だもんね。

一号車の展望室で。機関車が見える

能書きです

石炭投入。大変な作業だ

SL人吉の雄姿。機関車はやっぱり煙を吐かなきゃ

どや!!

かわいいお見送り

焼酎のお湯割り。ロックもできる
持って来た500mlのビールを飲み終わったので車内販売のミニ焼酎を購入。410円也。ちょっと高いが、ビンがしっかりしているので持ち帰ることもできる。
楽しい汽車の旅は人吉で終わり。このひなびた駅には、何年か前におじさんと来たことがあった。その時は列車いさぶろうに乗って、駅の周りをちょっとうろついて鹿児島に向かったんだっけ。
でも、この温泉地に非常に魅力を感じて、今回ここに泊まることにしたのだ。

人吉駅。おじさんと来たなあ

今宵の宿は風流の宿
今宵の宿は人吉旅館という、建物が有形文化財に指定されている宿だ。その割にそんなに高くない。一人宿泊で1万6千350円。
まだチェックインには早い12時半ほどの時間だったので、荷物だけ預かって貰おうと思ったら、
「15分くらいお待ちいただければ、お部屋に案内しますよ」
という親切な言葉に甘えて、少し待つことにした。
「どうぞ、お部屋に案内します」
仲居さんの案内で部屋に行ったが、なんともレトロで趣のある廊下、部屋でないの!

廊下にはこんな屏風が

部屋からは川が見える

一人なのにこんなに広い部屋、悪いわね

廊下は歩くと少しギシギシ言う

お風呂は当然二つあって、時間により男女の風呂が変わる。飲泉もできる
この後、街中を観光して回った。にぎやかな温泉街もないけれど、のんびりしたいいところだ。抜け目なくビールはどこで売っているかチェックした。コンビニもあるし、小さなスーパーもある。これで安心だ。

幽霊寺能書き

きゃー、幽霊の絵ですって!

幽霊が出たと言われる池

繊月酒造では、団体さんが試飲会を行っていた。それに便乗してくうみんも試飲。なんとアルコール分40%!

街中にはこんなレトロな風呂屋が何軒かある

宿の近くにある青井神社
食事もおいしかった。しかし、ヤマメの刺身やヤマメの塩焼きなど、おじさんはあまり好きではないものばかりなので、おじさんと行く場合は、NG物を言わなきゃいけない。もう二度とないけどね。

こんなん出ますので

わー、おいしそう!

ヤマメの塩焼き

タイの土瓶蒸し
ここの女将は韓国から嫁に来たそうだ。旅館の女将なんて日本人でも大変だろうに、大変だったろうなあ。女将は日本語の通訳をしていたという。
「これも運命ですよ」
朝食には女将手作りのキムチが出る。
人吉旅館、いい宿だ。しかし一つ問題点が…
トイレが廊下側にあり、廊下に面したところが障子なのだ!これでは使用している姿が影になって見えるのではないか?

これが問題
もう旅行も終わりに近い。
「もうそろそろ帰りたいな」
おじさんと旅行していた時は感じなかったが、最近ちょっと長く家を空けると、無性に帰りたくなることがある。何でだろうね、誰が待っている訳でもないのに。
あと2泊は霧島温泉で終わり。霧島温泉の宿は、評判のいい期待の宿だ。
だんだん夢の中に入っていく。こんな時、おじさんは来ているのかなあ…おじさんは一緒にいるはずだよなあ…
くうみんはこのとき、霧島温泉の宿の仕打ちに怒り狂うことになるとは、夢にも思っていなかったのだった。
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それはSL人吉に乗ることだった。SL人吉はくうみん憧れの機関車だ。熊本を9時46分に出るので、阿蘇に泊まったのでは間に合わないのだ。近くのコンビニでおつまみとビールを買ってホームへ。
観光列車なので普通とは違う乗り場で、結構迷った。
ああ、ついにSLに乗る!

この日のためにくうみんはどの席がいいのか調べた。熊本からは進行方向左側に球磨川が見える。左側、AB側がいい。Aは窓際、Bは通路側になる。
はじめのうちは進行方向右側に球磨川が見えて、「チッキショ、だまされた!」など思うかも知れないが、それはほんの一瞬だ。
進行方向前から一号車、二号車、三号車と続く。一号車の前と、三号車の後ろには展望車両があるが、一号車の前には当然ながら機関車があるので、眺めは3号車側展望車の方がいい。
くうみんは一号車の一番A席を選んだが、一つ誤算があった。ここは4人掛けの座席なのだ。昔の車両なので、座席を回して二人掛けにすることはできない。
他の席は三人家族で、くうみん一人と3人の組み合わせで、あまり居心地が良くない。とはいえ、くうみんを含めてこの家族も展望車に行っている時間が長いので、そんなに居心地が悪い訳ではなかった。
しかし、できれば二人掛けの方がいいと思う。
一号車の二人掛けの席 4番 10番
二号車 1番 5番 10番 12番 16番
三号車 2番 5番 11番
これは熊本から人吉に向かっている場合で、人吉から出発の場合は、一号車と3号車が逆になると思われる。わざわざ電車をひっくり返すより、号車番号のプレートを取り換える方が簡単だもんね。

一号車の展望室で。機関車が見える

能書きです

石炭投入。大変な作業だ

SL人吉の雄姿。機関車はやっぱり煙を吐かなきゃ

どや!!

かわいいお見送り

焼酎のお湯割り。ロックもできる
持って来た500mlのビールを飲み終わったので車内販売のミニ焼酎を購入。410円也。ちょっと高いが、ビンがしっかりしているので持ち帰ることもできる。
楽しい汽車の旅は人吉で終わり。このひなびた駅には、何年か前におじさんと来たことがあった。その時は列車いさぶろうに乗って、駅の周りをちょっとうろついて鹿児島に向かったんだっけ。
でも、この温泉地に非常に魅力を感じて、今回ここに泊まることにしたのだ。

人吉駅。おじさんと来たなあ

今宵の宿は風流の宿
今宵の宿は人吉旅館という、建物が有形文化財に指定されている宿だ。その割にそんなに高くない。一人宿泊で1万6千350円。
まだチェックインには早い12時半ほどの時間だったので、荷物だけ預かって貰おうと思ったら、
「15分くらいお待ちいただければ、お部屋に案内しますよ」
という親切な言葉に甘えて、少し待つことにした。
「どうぞ、お部屋に案内します」
仲居さんの案内で部屋に行ったが、なんともレトロで趣のある廊下、部屋でないの!

廊下にはこんな屏風が

部屋からは川が見える

一人なのにこんなに広い部屋、悪いわね

廊下は歩くと少しギシギシ言う

お風呂は当然二つあって、時間により男女の風呂が変わる。飲泉もできる
この後、街中を観光して回った。にぎやかな温泉街もないけれど、のんびりしたいいところだ。抜け目なくビールはどこで売っているかチェックした。コンビニもあるし、小さなスーパーもある。これで安心だ。

幽霊寺能書き

きゃー、幽霊の絵ですって!

幽霊が出たと言われる池

繊月酒造では、団体さんが試飲会を行っていた。それに便乗してくうみんも試飲。なんとアルコール分40%!

街中にはこんなレトロな風呂屋が何軒かある

宿の近くにある青井神社
食事もおいしかった。しかし、ヤマメの刺身やヤマメの塩焼きなど、おじさんはあまり好きではないものばかりなので、おじさんと行く場合は、NG物を言わなきゃいけない。もう二度とないけどね。

こんなん出ますので

わー、おいしそう!

ヤマメの塩焼き

タイの土瓶蒸し
ここの女将は韓国から嫁に来たそうだ。旅館の女将なんて日本人でも大変だろうに、大変だったろうなあ。女将は日本語の通訳をしていたという。
「これも運命ですよ」
朝食には女将手作りのキムチが出る。
人吉旅館、いい宿だ。しかし一つ問題点が…
トイレが廊下側にあり、廊下に面したところが障子なのだ!これでは使用している姿が影になって見えるのではないか?

これが問題
もう旅行も終わりに近い。
「もうそろそろ帰りたいな」
おじさんと旅行していた時は感じなかったが、最近ちょっと長く家を空けると、無性に帰りたくなることがある。何でだろうね、誰が待っている訳でもないのに。
あと2泊は霧島温泉で終わり。霧島温泉の宿は、評判のいい期待の宿だ。
だんだん夢の中に入っていく。こんな時、おじさんは来ているのかなあ…おじさんは一緒にいるはずだよなあ…
くうみんはこのとき、霧島温泉の宿の仕打ちに怒り狂うことになるとは、夢にも思っていなかったのだった。
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