いろいろ観光しながらトリニダーへ ひどい宿だ。その名は…
今日はちょっと早い8時出発。バスで3時間半も揺られて、世界遺産シエンフエゴスを観光。

この立派な建物が市役所ですって。昔からある建物なので贅沢と言うそしりは受けない。


ちょっとマヌケだと思ったので撮った写真

お昼ご飯はイスラム宮殿風レストラン「パラシオ・デ・パジェ」でいただく。

きゅうりとトマトとキャベツのサラダはこの国の定番のようだ

15ペソ支払うと、エビ、ロブスターの盛り合わせになるらしいが、追加代金を出してまでは食べたくない。魚かポークかチキンの選択で、くうみんは魚を選んだ

アイスクリームは日本のよりも固い。クリーム分が少ないのかな?

豚の丸焼きを庭で焼いていた

トリニダー市内観光
ここまでは何事もなく通過して行ったが、問題はホテルだった。この町にはあまりいいホテルがないらしく、さすがのクラツーさんもこのボロホテルにせざるを得なかったようだ。
添乗員も承知しているらしく、盛んに
「部屋に入ったらお湯が出るか、タオルは揃っているか、その他を確認してください」
と、みんなに声をかけていた。

問題の部屋
鍵が変で部屋に入れない人もいたが、くうみん達は問題なく入ることができ、お湯や備品も問題なかった。風呂はシャワーのみ。隣の部屋との間にドアがあって、閉鎖されているけれど、声が丸聞こえ。隣は同じクラツーらしいので、そんなに大騒ぎはしないだろうけど。ここは冷蔵庫がない。でも、オールインクルーシブでビールはバーで飲みホだからいいか。
シャワーを浴びてさっぱりすると、ビールが飲みたくなった。まだ食事には間がある5時半。
「ちょっとビールでも飲んでくる」
西太后陛下に声をかけ、外に出ようとしたが…開かない!ドアが開かない!
「大変、ドアが開かない!」
「えっ」
外カギと内カギがあるのだが、内カギが動かない。くうみんと陛下はかわるがわるカギを開けようとした。10分ほど格闘したが、ダメだ。添乗員に連絡しようとしたが、仕事のためか、部屋にいなくて連絡が付かない。
同じクラツー仲間がいそうな部屋番号に電話してみた。しかし、誰も出てくれない。おそらくホテル内を散策したり、バーでビールでも飲みに行っているのだろう。
5軒目の番号を回した時、やっと人が出てくれた。
「すみません、鍵が開かなくて部屋から出られなくなってしまいました。添乗員さんも部屋にいないんです。申し訳ありませんが、添乗員さんか、フロントに連絡していただけますか?こちらの部屋番号は○○、くうみんと言います」
「はい、わかりましたお伝えします」
「あの、失礼ですがお名前は?」
「T田です」
「T田さん、よろしくお願いします」
しかし救助はなかなかやって来ない。40分以上も格闘していただろうか、力任せに鍵を動かしているうちに鍵が開いた。
「どうやったの?」
「コツも何もない、力任せよ」
「この部屋じゃ出られなくなるわ。荷物をまとめて、他の部屋にしてもらいましょ」
荷物をまとめて添乗員を待った。
そのうち添乗員が走ってきた。部屋は空きがないので、添乗員の部屋と交換することになった。
部屋を交換してもらって、一息したので夕食に行った。飲みホ、食べホなので心置きなく飲みかつ食った。
部屋に戻ると、隣の部屋はテレビがつけっぱなしで外出しているようだった。10時頃ベッドに入ったが眠れやしない。そのうち、かなりデカい人の声がするようになった。スペイン語のようだったので地元キューバ人か。時刻を見たら1時半だ。
しばらく黙っていたが、あまりにうるさいので、隣との境にある閉鎖したドアをドンドンたたいた。すると声はしなくなった。
しかし、相変わらずテレビの音は丸聞こえ。本当に見ているんだろうか?しばらく様子を見ていたが、テレビを消す気配がないので、またドンドンとドアをたたき、
「テレビうるさい!!」
と叫んだ。すると、やっとテレビの音も聞こえなくなって寝ることができた。
他にも隣の騒音に悩んだ人がいたが、「言えない」そうだ。
「もし屈強な男がドアの外で待ち構えていたらと思うと…」
「そんなときはドアを開けなければいいんですよ、出るときも周りを見計らって出れば大丈夫」
添乗員にクレームを言って、フロントから注意してもらおうかと思ったとか言っていたけど、そんなことしたら添乗員が大変だし、のんびり屋のキューバ人のフロント係が注意してくれるのを待っていたら夜が明けちゃうよ。
まったくしょうもないホテル、その名はクラブアミーゴアンコン。

猫を構う西太后陛下
このホテルでたった一つ良かったのは猫がいたことだ。おかげで西太后陛下の機嫌がそんなに悪くならなかった。機嫌を損ねると大変なんだから。
西太后陛下が、朝のビュッフェで何か食べ物を包んでいる。
「また持って行くつもりなの?」
陛下はゆでたまごやパンを包んで持ち帰っては捨てる羽目になる。またそれかと思ったら、猫にあげるのだという。そんなに都合よく野良猫に出会うものか。そう思っていたら、レストランを出たところに猫がいた。
陛下が猫に食べ物をあげた。猫はあっという間に食べつくした。10秒もかからなかったと思う。
日本の猫は食べるのが遅いうえ、食べ散らかすことが多いが、この猫は何の食べこぼしもなく、さっと食べてしまった。
食糧不足なのだろうか?陛下によると、この国の犬猫は日本の犬猫に比べ、たいそう痩せているとのことだった。
さて、今日はどんな一日になるのかな?
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この立派な建物が市役所ですって。昔からある建物なので贅沢と言うそしりは受けない。


ちょっとマヌケだと思ったので撮った写真

お昼ご飯はイスラム宮殿風レストラン「パラシオ・デ・パジェ」でいただく。

きゅうりとトマトとキャベツのサラダはこの国の定番のようだ

15ペソ支払うと、エビ、ロブスターの盛り合わせになるらしいが、追加代金を出してまでは食べたくない。魚かポークかチキンの選択で、くうみんは魚を選んだ

アイスクリームは日本のよりも固い。クリーム分が少ないのかな?

豚の丸焼きを庭で焼いていた

トリニダー市内観光
ここまでは何事もなく通過して行ったが、問題はホテルだった。この町にはあまりいいホテルがないらしく、さすがのクラツーさんもこのボロホテルにせざるを得なかったようだ。
添乗員も承知しているらしく、盛んに
「部屋に入ったらお湯が出るか、タオルは揃っているか、その他を確認してください」
と、みんなに声をかけていた。

問題の部屋
鍵が変で部屋に入れない人もいたが、くうみん達は問題なく入ることができ、お湯や備品も問題なかった。風呂はシャワーのみ。隣の部屋との間にドアがあって、閉鎖されているけれど、声が丸聞こえ。隣は同じクラツーらしいので、そんなに大騒ぎはしないだろうけど。ここは冷蔵庫がない。でも、オールインクルーシブでビールはバーで飲みホだからいいか。
シャワーを浴びてさっぱりすると、ビールが飲みたくなった。まだ食事には間がある5時半。
「ちょっとビールでも飲んでくる」
西太后陛下に声をかけ、外に出ようとしたが…開かない!ドアが開かない!
「大変、ドアが開かない!」
「えっ」
外カギと内カギがあるのだが、内カギが動かない。くうみんと陛下はかわるがわるカギを開けようとした。10分ほど格闘したが、ダメだ。添乗員に連絡しようとしたが、仕事のためか、部屋にいなくて連絡が付かない。
同じクラツー仲間がいそうな部屋番号に電話してみた。しかし、誰も出てくれない。おそらくホテル内を散策したり、バーでビールでも飲みに行っているのだろう。
5軒目の番号を回した時、やっと人が出てくれた。
「すみません、鍵が開かなくて部屋から出られなくなってしまいました。添乗員さんも部屋にいないんです。申し訳ありませんが、添乗員さんか、フロントに連絡していただけますか?こちらの部屋番号は○○、くうみんと言います」
「はい、わかりましたお伝えします」
「あの、失礼ですがお名前は?」
「T田です」
「T田さん、よろしくお願いします」
しかし救助はなかなかやって来ない。40分以上も格闘していただろうか、力任せに鍵を動かしているうちに鍵が開いた。
「どうやったの?」
「コツも何もない、力任せよ」
「この部屋じゃ出られなくなるわ。荷物をまとめて、他の部屋にしてもらいましょ」
荷物をまとめて添乗員を待った。
そのうち添乗員が走ってきた。部屋は空きがないので、添乗員の部屋と交換することになった。
部屋を交換してもらって、一息したので夕食に行った。飲みホ、食べホなので心置きなく飲みかつ食った。
部屋に戻ると、隣の部屋はテレビがつけっぱなしで外出しているようだった。10時頃ベッドに入ったが眠れやしない。そのうち、かなりデカい人の声がするようになった。スペイン語のようだったので地元キューバ人か。時刻を見たら1時半だ。
しばらく黙っていたが、あまりにうるさいので、隣との境にある閉鎖したドアをドンドンたたいた。すると声はしなくなった。
しかし、相変わらずテレビの音は丸聞こえ。本当に見ているんだろうか?しばらく様子を見ていたが、テレビを消す気配がないので、またドンドンとドアをたたき、
「テレビうるさい!!」
と叫んだ。すると、やっとテレビの音も聞こえなくなって寝ることができた。
他にも隣の騒音に悩んだ人がいたが、「言えない」そうだ。
「もし屈強な男がドアの外で待ち構えていたらと思うと…」
「そんなときはドアを開けなければいいんですよ、出るときも周りを見計らって出れば大丈夫」
添乗員にクレームを言って、フロントから注意してもらおうかと思ったとか言っていたけど、そんなことしたら添乗員が大変だし、のんびり屋のキューバ人のフロント係が注意してくれるのを待っていたら夜が明けちゃうよ。
まったくしょうもないホテル、その名はクラブアミーゴアンコン。

猫を構う西太后陛下
このホテルでたった一つ良かったのは猫がいたことだ。おかげで西太后陛下の機嫌がそんなに悪くならなかった。機嫌を損ねると大変なんだから。
西太后陛下が、朝のビュッフェで何か食べ物を包んでいる。
「また持って行くつもりなの?」
陛下はゆでたまごやパンを包んで持ち帰っては捨てる羽目になる。またそれかと思ったら、猫にあげるのだという。そんなに都合よく野良猫に出会うものか。そう思っていたら、レストランを出たところに猫がいた。
陛下が猫に食べ物をあげた。猫はあっという間に食べつくした。10秒もかからなかったと思う。
日本の猫は食べるのが遅いうえ、食べ散らかすことが多いが、この猫は何の食べこぼしもなく、さっと食べてしまった。
食糧不足なのだろうか?陛下によると、この国の犬猫は日本の犬猫に比べ、たいそう痩せているとのことだった。
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