初めてのキューバ 旅の情報と共に
キューバ旅行を計画したのは2月ごろであったか。
「キューバに、もう一度行きたいのよね」
くうみん母西太后陛下は20年ほど前にキューバを訪れたことがあった。たびたび言うので、老い先短い身であるし、生きて体の動けるうちにと、それじゃ行こうよ、とあいなった訳だ。
キューバへは直行もできたらしいが、今は経由便が主流でくうみん達もカナダ経由だった。たとえトランジットでもカナダへ行くにはeTA(カナダ電子渡航許可システム)の取得が必要で、旅行会社に頼むと手数料が4千円ほどかかるというので、インターネットで自分で取った。必要事項を入力すると、数分も経たないうちに取得できた。
eTAの取り方
海外旅行保険はキューバ入国の義務なので、加入しているという英文の証明が必要だ。海外旅行保険に加入すると、普通は日本語と英語の証明書が付いているので確認すること。
クレジットカードの保険の場合は、カード会社に頼めば英文の証明書を送ってくれる。
お金はキューバ国内でキューバペソに両替する。1キューバペソ=1USドル。アメリカとは仲が悪いのでUSドルから両替すると、他の通貨よりも手数料が高いので日本円から両替した方がいい。日本円からの両替はできないということもあるので、若干のユーロかカナダドルを持って行くといい。
8日間のツアーで、食事付きだったので両替するのは飲み物代やお土産代、トイレ代くらい。一人1万円くらいか?両替しすぎないために千円札をたくさん持って行くとよい。
ツアーの参加人数は15名で、メンバーはほとんど60代から70代の皆さんだった。くうみんが最年少でくうみん母が最年長であった。ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスと座席は人それぞれだった。プレミアムエコノミーを選んだ人が一番多かった。
プレミアムエコノミーは、座席がエコノミーより広いのはもちろん、食事も少しいいらしい。JALはプレミアムエコノミーでもラウンジが使えるらしいが、エアカナダの場合空港のラウンジは使えない。
羽田で落ち合ったくうみんと西太后陛下は、団体の中でゾロゾロと手続きを終えた。飛行機に乗る待ち時間にくうみんはビール、くうみん母西太后陛下はソフトクリームを食べた。このソフトクリームが大変お気に召したようで、後々、
「あのソフトクリームはおいしかったわねえ。どこで食べたんだっけ?」
とおっしゃるのだった。
「あれは羽田よ!」
日本の食べ物はおいしい。
搭乗時刻になったので、飛行機に乗り込む。すぐにソフトドリンクのサービスが行われるが、できればビールが欲しかった。

プレミアムエコノミーのワンランク上のディナー
この次に夜食としてカップヌードルとサンドイッチが配られる。くうみん母、西太后陛下は来るもの来るもの片っ端から貰って、食べきれない。
「これ、食べれば?」
「要らねーよ!!食べられないものは貰わないの!」

しかし、朝食はエコノミーと同じだ。これはくうみんのチョイスしたオムレツとウインナ

西太后陛下が頼んだおかゆ。後で聞くと、これが人気だったそうだ
飛行機は夕方17時40分に出発し、カナダ経由でキューバへ。フライト時間15時間半、トロントでの待ち時間2時間、計17時間半後にキューバの空港に着いた。
「しっかりしてよ、変なことして係員にしょっ引かれないようにね!」
くうみんは西太后陛下を入国審査に送り込んだ。
「ふう、あの婆さんさえうまくやれば、あとは私だから大丈夫…」
税関申告書やツーリストカード、パスポートを手に持ち、滞りなく入国していく…はずだったが、くうみんのスーツケースに他の人には付いていないビラビラがあったのに、くうみんは気づいていなかった…
税関申告書を係のお姉さんに渡そうとすると、いきなり呼び止められた。お姉さんはくうみんのスーツケースに貼ってあった黄色い短冊のようなものを見とがめたようだ。他の人にも黄色いテープのようなものはついているが、ビラビラした短冊状のものはくうみんのスーツケースだけだ。
どうやら戻って審査を受けるように言っているようだ。
さて、くうみんはこの後、どうなってしまうのでしょう?
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「キューバに、もう一度行きたいのよね」
くうみん母西太后陛下は20年ほど前にキューバを訪れたことがあった。たびたび言うので、老い先短い身であるし、生きて体の動けるうちにと、それじゃ行こうよ、とあいなった訳だ。
キューバへは直行もできたらしいが、今は経由便が主流でくうみん達もカナダ経由だった。たとえトランジットでもカナダへ行くにはeTA(カナダ電子渡航許可システム)の取得が必要で、旅行会社に頼むと手数料が4千円ほどかかるというので、インターネットで自分で取った。必要事項を入力すると、数分も経たないうちに取得できた。
eTAの取り方
海外旅行保険はキューバ入国の義務なので、加入しているという英文の証明が必要だ。海外旅行保険に加入すると、普通は日本語と英語の証明書が付いているので確認すること。
クレジットカードの保険の場合は、カード会社に頼めば英文の証明書を送ってくれる。
お金はキューバ国内でキューバペソに両替する。1キューバペソ=1USドル。アメリカとは仲が悪いのでUSドルから両替すると、他の通貨よりも手数料が高いので日本円から両替した方がいい。日本円からの両替はできないということもあるので、若干のユーロかカナダドルを持って行くといい。
8日間のツアーで、食事付きだったので両替するのは飲み物代やお土産代、トイレ代くらい。一人1万円くらいか?両替しすぎないために千円札をたくさん持って行くとよい。
ツアーの参加人数は15名で、メンバーはほとんど60代から70代の皆さんだった。くうみんが最年少でくうみん母が最年長であった。ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスと座席は人それぞれだった。プレミアムエコノミーを選んだ人が一番多かった。
プレミアムエコノミーは、座席がエコノミーより広いのはもちろん、食事も少しいいらしい。JALはプレミアムエコノミーでもラウンジが使えるらしいが、エアカナダの場合空港のラウンジは使えない。
羽田で落ち合ったくうみんと西太后陛下は、団体の中でゾロゾロと手続きを終えた。飛行機に乗る待ち時間にくうみんはビール、くうみん母西太后陛下はソフトクリームを食べた。このソフトクリームが大変お気に召したようで、後々、
「あのソフトクリームはおいしかったわねえ。どこで食べたんだっけ?」
とおっしゃるのだった。
「あれは羽田よ!」
日本の食べ物はおいしい。
搭乗時刻になったので、飛行機に乗り込む。すぐにソフトドリンクのサービスが行われるが、できればビールが欲しかった。

プレミアムエコノミーのワンランク上のディナー
この次に夜食としてカップヌードルとサンドイッチが配られる。くうみん母、西太后陛下は来るもの来るもの片っ端から貰って、食べきれない。
「これ、食べれば?」
「要らねーよ!!食べられないものは貰わないの!」

しかし、朝食はエコノミーと同じだ。これはくうみんのチョイスしたオムレツとウインナ

西太后陛下が頼んだおかゆ。後で聞くと、これが人気だったそうだ
飛行機は夕方17時40分に出発し、カナダ経由でキューバへ。フライト時間15時間半、トロントでの待ち時間2時間、計17時間半後にキューバの空港に着いた。
「しっかりしてよ、変なことして係員にしょっ引かれないようにね!」
くうみんは西太后陛下を入国審査に送り込んだ。
「ふう、あの婆さんさえうまくやれば、あとは私だから大丈夫…」
税関申告書やツーリストカード、パスポートを手に持ち、滞りなく入国していく…はずだったが、くうみんのスーツケースに他の人には付いていないビラビラがあったのに、くうみんは気づいていなかった…
税関申告書を係のお姉さんに渡そうとすると、いきなり呼び止められた。お姉さんはくうみんのスーツケースに貼ってあった黄色い短冊のようなものを見とがめたようだ。他の人にも黄色いテープのようなものはついているが、ビラビラした短冊状のものはくうみんのスーツケースだけだ。
どうやら戻って審査を受けるように言っているようだ。
さて、くうみんはこの後、どうなってしまうのでしょう?
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