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特養 問題もあった

 特養の居心地は大変良かったらしい。ずっといてもいいと思ったようだが、一つ大きな問題があった。
 常備薬がなくなったので、かかりつけのクリニックに行って、薬をもらってきて欲しいと言われた。
「それと、持って来てほしいものがあるの」
 ブラシ、クリーム、パジャマ、上着、そしてスカーフ。

 くうみんは例のA先生のところで薬をもらって、母の住居から頼まれたものを取って来てゆうパックで送った。
 郵便局では、伝票の備考に何を送るのか書くように言われたので、降圧剤、痛み止めなどの薬品、日用品と書いた。
「割れ物があったら、割れないように何かでくるんでください」
 なので、クリームの瓶をスカーフでくるんだ。その他にもいろいろ指導が入った。
 翌日には届くということだった。

 それから10日くらい経っただろうか?母から電話があった。
「薬は届いたけど、頼んだものが来ないのよ」
「えっ、一緒に送ったけど?」
「私が言っても聞いてくれないの。あんたから言ってよ」

 なので、施設に電話をして、母の担当の介護士にこのことを伝えた。
「薬と一緒にに日用品を送ったのですが、それが本人に渡されていないようなんです」
 くうみんは送った品目を言った。
 郵便局で、品物を送るとき、局員にあれこれ指導があったので、送ったものはかなり良く覚えていた。
「そうですか。郵便物を預かっているのは看護師ですが、その看護師は今日お休みなんです。明日、来ますのでそれまでお待ちいただけますか?」
「そうですか、わかりました」
 この電話の結果を母に伝えた。

 翌日、介護士から電話があった。
「申し訳ありません。看護師がお渡しするのを忘れていたそうです」
「えっ、10日もですか?」
「はい、申し訳ありません」

 母からも連絡があった。
「悪い看護師だね。きっと、スカーフを盗ろうとしたんだよ」
「あのスカーフ、いいものだったの?」
「そうよ、高かったのよ。あのスカーフが欲しかったんだわ」

 確かに10日余りもずっと本人に渡さないのはおかしい。しかし、年寄りの持ち物なんて欲しくなるだろうか?確かにスカーフはシルクのいいもののようだが、今どき人の使い古しを盗るなんて…

 このことを友達に言うと、その人のお母さんも入居している介護施設で金の指輪がなくなったそうだ。
「母はもう、何もわからなくなっている状態だし、母が亡くなったときに確認したけど、知らないって。すっきりしないわ」

 こんなことを聞くと、う~ん…と、考えてしまう。

 母の言うことを鵜呑みにすることもできないし、かといって無視することもできない。今度ケアマネさんとの面談があったときにでも、言ってみよう。少なくとも、誤解を招くことはしないようにと。

 こちら側の対策としては、物を送るときは面倒でも、品目をきっちりと、配送の伝票に書いておくこと。別紙に書いてもいいが、こちらの方でも控えを取っておくこと。
 施設入居にあたっては、貴重品は持ち込まないこと。おしゃれは、なくしてもいい程度のもので楽しむようにする。

 母は、この施設に入居してもいいと言っていたのだが、この一件でちょっと引っかかっているようだ。

 




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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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