オバさんはおばあさんの扱いに困っている
毎月のように転んでは骨折、怪我をしているくうみん母。
先日やっと、リハビリ型のディサービスを承知したと思ったら…
ケアマネさん、ディサービスの人がくうみん母の部屋に集まって契約をすることになった。そこにくうみんも行くことにしたのだが、まあ、母の機嫌の悪いこと。
事前に聞かされていたのはケアマネさんとディサービスの人ということだったが、なぜか介護用品の人、入浴介助の人まで現れ
た。
介護用品の人は、介護用品の使用を断ってきたが、大丈夫なのかと確認のために来たらしい。そして入浴介助の人は、実際に入浴介助する担当者のことを、母が気に入らないようなので、チェンジの報告とお詫びのためだったらしい。
母は、ケアマネさんに思いっきり文句を言った。
「あなた、何の資格があるの?!」
「あの~、ケアマネと言って、皆さんの意見を取りまとめる役なんです」
「医療の資格もないくせに、偉そうな口を利かないでください」
「いえ、そんなつもりは決して」
みんなの前で、気の毒になるくらい文句を言い続けた。
矛先はディサービスの人たちにも向かった。
「あんたたちの所なんか、行きたくないわよ!」
また行く直前になってドタキャンされたら…でも、何とか足腰のリハビリをしないと、また転んで怪我されたら、こっちも困ってしまう。
「この体じゃ、行くことなんかできないわよ!タクシーだってすぐ来ないし」
「今度行くのはリハビリなのよ。送迎もあるから、心配ないの。もちろん、痛みが治まったら行けばいいのよ」
「この痛みは治まらないの!もう歳だから、どうでもいいの!早く死にたい!」
「なかなか死なせてくれないの!」
マジ腹が立って来て、そんなに死にたきゃ死にやがれ!ただし、ここじゃなくてどこか迷惑のかからない所でね!など思ってしまった。
とりあえず、ディサービスの契約だけして、痛みが治まったら行くということにした。
ディサービスの人が忍耐強くなだめていた。
ディサービスの人が帰るときに、エレベーターまで送るふりをして、ついて行った。
「あんなこと言って、申し訳ありません」
「大丈夫ですよ、我々は慣れていますから。それよりも、娘さんの方が、お母さんとけんかしないように、何か言ったら、そうね、そうねと受け流してください」
部屋に戻ると、雑巾で床を拭いた。掃除をしていないので、靴下が真っ黒になる。
「この電子レンジ、火を噴くから捨てたいんだけど」
「えっ、そうなの?」
「Ⅿさんに頼もうかしら?」
Ⅿさんは母が信頼しているここの管理人さんだ。
「それは粗大ゴミに出せばいいのよ」
くうみんは市役所に電話して粗大ごみを捨てる手配をした。近くのコンビニでごみ処理券を買って、電子レンジに貼り付け、ゴミ捨て場に電子レンジを持って行った。
もう4時だ。一人だけなら、もうちょっといて掃除を完了させるところだが、今はチコリがいる。
「じゃあ、もう帰るから」
「うん」
ケアマネさんたちが帰った後は結構普通になった。
多分入院しようとしたのが入院できなくて、怒りがケアマネさんたちの方に向かってしまったんだと思う。リハビリなら行くと言っていたのに、それもなしになってしまうのか…
本当はもう、介護付き老人ホームの方がいいんだろうなあ。
チコリの散歩のときにいたきれいな蝶

アゲハでもないような

なんて蝶だろう?

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ケアマネさん、ディサービスの人がくうみん母の部屋に集まって契約をすることになった。そこにくうみんも行くことにしたのだが、まあ、母の機嫌の悪いこと。
事前に聞かされていたのはケアマネさんとディサービスの人ということだったが、なぜか介護用品の人、入浴介助の人まで現れ
た。
介護用品の人は、介護用品の使用を断ってきたが、大丈夫なのかと確認のために来たらしい。そして入浴介助の人は、実際に入浴介助する担当者のことを、母が気に入らないようなので、チェンジの報告とお詫びのためだったらしい。
母は、ケアマネさんに思いっきり文句を言った。
「あなた、何の資格があるの?!」
「あの~、ケアマネと言って、皆さんの意見を取りまとめる役なんです」
「医療の資格もないくせに、偉そうな口を利かないでください」
「いえ、そんなつもりは決して」
みんなの前で、気の毒になるくらい文句を言い続けた。
矛先はディサービスの人たちにも向かった。
「あんたたちの所なんか、行きたくないわよ!」
また行く直前になってドタキャンされたら…でも、何とか足腰のリハビリをしないと、また転んで怪我されたら、こっちも困ってしまう。
「この体じゃ、行くことなんかできないわよ!タクシーだってすぐ来ないし」
「今度行くのはリハビリなのよ。送迎もあるから、心配ないの。もちろん、痛みが治まったら行けばいいのよ」
「この痛みは治まらないの!もう歳だから、どうでもいいの!早く死にたい!」
「なかなか死なせてくれないの!」
マジ腹が立って来て、そんなに死にたきゃ死にやがれ!ただし、ここじゃなくてどこか迷惑のかからない所でね!など思ってしまった。
とりあえず、ディサービスの契約だけして、痛みが治まったら行くということにした。
ディサービスの人が忍耐強くなだめていた。
ディサービスの人が帰るときに、エレベーターまで送るふりをして、ついて行った。
「あんなこと言って、申し訳ありません」
「大丈夫ですよ、我々は慣れていますから。それよりも、娘さんの方が、お母さんとけんかしないように、何か言ったら、そうね、そうねと受け流してください」
部屋に戻ると、雑巾で床を拭いた。掃除をしていないので、靴下が真っ黒になる。
「この電子レンジ、火を噴くから捨てたいんだけど」
「えっ、そうなの?」
「Ⅿさんに頼もうかしら?」
Ⅿさんは母が信頼しているここの管理人さんだ。
「それは粗大ゴミに出せばいいのよ」
くうみんは市役所に電話して粗大ごみを捨てる手配をした。近くのコンビニでごみ処理券を買って、電子レンジに貼り付け、ゴミ捨て場に電子レンジを持って行った。
もう4時だ。一人だけなら、もうちょっといて掃除を完了させるところだが、今はチコリがいる。
「じゃあ、もう帰るから」
「うん」
ケアマネさんたちが帰った後は結構普通になった。
多分入院しようとしたのが入院できなくて、怒りがケアマネさんたちの方に向かってしまったんだと思う。リハビリなら行くと言っていたのに、それもなしになってしまうのか…
本当はもう、介護付き老人ホームの方がいいんだろうなあ。
チコリの散歩のときにいたきれいな蝶

アゲハでもないような

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