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何もわからないときにあった、恥ずかしい話

 くうみん母は、見栄っ張りというか、虚勢を張るというか、くうみんの着物姿を見せびらかすのが大好きだった。

 幼稚園の頃、七五三で着物を購入したのだが、それを見せびらかすために、お遊戯会でその着物を着せられて舞台で一人踊ったことがある。

 いいですか!!主役の女王様ではない!一人!一人舞台ですよ!!

 先生にはどんな袖の下を渡したのか知らない。とにかく、くうみんは何も知らない幼稚園児。
 言われるままに舞台で踊った。
 他の子もなにがなんだかわからなかったと思う。
 しかし、他の親はどう思ったか…

 何よ、あれは?と、冷ややかな目で見たのではなかろうか?

 こちとら当時は何もわからなかったのは、せめてもの慰め。
 事情の分かるようになった今、恥ずかしくて仕方ない。

 何、くうみんさん。ずいぶんお金持ちだったんじゃないの?そんな立派な着物を買ってもらって、先生に袖の下まで…

 そう思う向きもあろうが、家庭の事情ってやつでさ。ある時から急に貧乏になったのだが、こういうときもあったのだよ。

 もう、母にはやられっぱなし…だったのだが、おじさんという強い味方が来た時、ほんのちょっとだけ、一矢報いることができたのだ。

 それはまた次にお話ししよう。






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 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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