fc2ブログ

シイタケづくり 味噌づくり

 もうそろそろ茶碗バスの植え替え時期なので、水生植物用の土を買いに、ホームセンターに行った。
 今こそ植え替え時期だと思っていたけど、もう売り尽くしセールをやっていた。水生植物の土も安くなっていた。これはうれしい!迷わず購入。
 しかし、店先に気になるものを発見した。

 シイタケ栽培セット。半額。

 そー言えば、だいぶ前にシイタケ栽培セットを見たことがあった。この時は
「ひょっとしてもうちょっと待てば安くなるかも」
 など思って買い控えたのだが、まさしく今!半額になったではないか!

 くうみんは箱の能書きを見た。
 ~おいしい採りたてキノコをご自宅で~
 このキャッチコピーに心惹かれた。

 シイタケレシピ。
 シイタケの塩焼き、シイタケの刺身…おお、うまそ~。

視栽培セット


 458円。最近、シイタケも高いからな。これくらいなら、すぐに元を取れるんじゃないか?買いだ!!買い~~~!

 この日は、他にも買い物をしたが、なぜか重いものばかりを買ってしまい、非力なくうみんは大変だった。
 家に帰ると、説明書に従って、シイタケ栽培を開始した。まず、シイタケブロックを水洗いし、水に10時間ほどつける。この日の作業はここまで。あとは次の日に行う。

 次の日、くうみんはシイタケを水の中から取り出し、シイタケ栽培を継続すべく、説明書通りにブロックをビニール袋で覆った。
 これで、数週間後にはおいしいシイタケができるはず。

栽培開始



 そう言えば、去年の12月に仕込んだ味噌はどうなったか?時々様子を見るのだが、なんとなく味噌っぽい色にはなってきたようだ。

 かけてあるレジ袋をそっと取って、重しにしているペットボトルを取り、白い蓋を取ると、仕掛品の味噌が現れた。上を指で押すとちょっと柔らかくなって、汁が上がっている。この汁をなめてみると、甘じょっぱくて、おいしい。
 もっとも、寒仕込みは時間がかかるそうで、10か月ほども寝かせなくてはならないらしい。12月に仕込んだから、食べられるまでになるのは、10月か。今、この味なら、出来上がりは…

 こっちも期待できそうだ。

3ヶ月の味噌
 作って3か月たった味噌

バケツに投入
 はじめはこんなでした



面白い、応援、印象的…感じるところがあればクリックしてください。励みになります。Ctrlキーを押しながら、ポチポチと続けて押せば画面が飛びません。
   ↓    


FC2Blog Ranking



にほんブログ村


先に逝くのは私だと思った… - にほんブログ村





スポンサーサイト



テーマ : ♪♪生活を楽しむ♪♪
ジャンル : 趣味・実用

大酒飲みくうみん

 眠れない時はちょこっとお酒を飲んではいかが?
 そう言うアドバイスをくれた方が、2,3人いらっしゃいました。

 わたくし、大酒飲みでございます。
 
 一日にどれくらい飲むかというと、缶ビール3本にワインを一杯。場合によってはワイン2杯になることもありますの。
 もっと若い頃は、ビール4本にワインだったのですが、年のせいか酒量が少なくなりましたの。

「わっはっは!おじさん、今日も元気だビールがうまい!」
 亡くなった主人を思い出して、一人静かに飲みますの。
 
 おいしくお酒を飲んだ後には、当然、空き缶やら空き瓶が発生します。こういった資源ごみはくうみんの住む地域では、週1回ですの。

 普通のごみはむしろ少ない方なんですけど、空き缶、空き瓶の類は量が多く、捨てに行くときは人に会わないよう、周りをきょろきょろしながら捨てに行きますの。

「誰もいね~だろうなぁ。いつまでも亭主持ちのふりはできねぇしよ、もうひとり者とバレてるだろうなあ」
 無事、ゴミ捨て場に置いてきたときはホッとしますわ。

 しかし、数か月前から近所のスーパーで空き缶の回収ボックスができましたの。これに空き缶を入れるとポイントをくれるという、ありがたいボックスですの。
 だから、買い物ついでに行くんですけどね。やっぱり恥ずかしいですね。
「まったくうちの宿六はこんなに酒をのみくさって!」
 のようなふりをしてボックスに空き缶を投入しますの。

 親戚の男子中学生が地震に気付かなかったらしい。これはあり得ない!と、思っていましたが、くうみん様も!!とコメントくれた方もいらっしゃいました。
 そうなんですよ、もうすでにバアさんに片足突っ込んだ年だというのに、男子中学生と一緒になって爆睡していたのですよ。

 地震がなければ、ずっと「眠れない」と思い込んでいたかも知れません。

 




面白い、応援、印象的…感じるところがあればクリックしてください。励みになります。Ctrlキーを押しながら、ポチポチと続けて押せば画面が飛びません。
   ↓    


FC2Blog Ranking



にほんブログ村


先に逝くのは私だと思った… - にほんブログ村




テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

眠れない夢もあるのか

 くうみんは寝付きが良かった。
 横になって何秒経ったかわからない、すぐに意識がなくなるのだった。

 しかし、これも2、3か月前からどうも話が違ってきた。

 眠れない。

 どうして?運動不足かも知れない。走り過ぎたり、筋トレを張り切り過ぎて、足の筋が変な風に痛くなった。だから走るのを控えて、ウォーキングや水中ウォークをすることにしている。だから、走ることよりもかなり運動量が減ったのが原因か?
 
 くうみんの夜は早い。夜10時頃に布団にもぐりこむ。以前であれば、すぐに眠れたのに、今ではなんとなく意識があって、それを持て余している。
 ふぅ、こんな時どうすればいいのか?
「眠れない夜のために」という本をものしたスイスの下院議員、哲学者、法学者であらせられるカール・ヒルティ様も、不眠症だったという。たまにはこんな本でも読んでみようかしら?こんなの読めば、すぐに眠くなるかも知れない。

 な~んて思っていた、ある朝のこと。

 くうみんの朝は遅い。一応6時50分に目覚ましをかけているが、ベルが鳴っても、ぐずぐずしているので、たいてい7時10分ごろ起きるようになる。それより早いと、今日は頑張ったな、と思う。

 その日は、7時10分より少し遅かった。
 すぐにテレビを付けたら、いつものテレ朝が、なんだか物々しい。何ですか、地震があったらしい。時間は、11時34分ごろだという。
 いつも、「依田さんのお天気検定」に参加するのだが、その日は依田さんの顔が引きつっていた。
「今日はお天気検定お休みです」
 そしてエンタメ検定、林先生の言葉検定もお休みだった。

 フィットネスクラブのオバ仲間も、
「怖かったわね」
と言っていたし、くうみん母までも、
「怖かったよ~」
 と述べていた。

 くうみんは全然気づかなかった。ということは熟睡していたのか?眠れないと思っていたのは、あれは何だったのか?

 眠れない、そう思っている、夢だったのだろうか?
 今夜も眠れない夢を見るのか?





面白い、応援、印象的…感じるところがあればクリックしてください。励みになります。Ctrlキーを押しながら、ポチポチと続けて押せば画面が飛びません。
   ↓    


FC2Blog Ranking



にほんブログ村


先に逝くのは私だと思った… - にほんブログ村





テーマ : どうでもいい報告
ジャンル : 日記

明治の女はそんなに「泥にまみれて」いなかったかもしれない その二

 一番初めに、本籍が書いてある。その左側に戸主の欄があるのだが、そこだけ紙が貼ってある。それをめくって驚いた。

 そこには4回の結婚歴が書かれていた。明治の終わりから大正にかけてのことだが、そこには「婚姻届出」と、「協議離婚届出」が繰り返し書いてあり、それで書くスペースがなくなって、紙を張って続きを書いてあったのだった。ひらがなではなく、漢字とカタカナで書いてあるのが昔風だ。
 みんな2、3年の結婚生活。中には数か月で別れた奥さんもいた。

 しかし、この時代、大日本帝国憲法の時代にも、協議離婚ってあったんだなあ。

 父の生家は、すごい金持ちと聞いていた。大きな鰹節問屋を営んでいて、番頭や小僧、女中が大勢いて、子供一人につき一人のねえやが付いていたという。
 
 後で聞いた話だが、じいちゃんは女好きで、妾も大勢いたという。ひょっとして女中に手を付けるようなこともあったかも知れない。
 くうみん父の母、くうみんのばあちゃんは、4番目の奥さんで、この人はじいちゃんが死ぬまで連れ添ったようだ。きっと、歳も離れていたし、
「もうちょっと頑張れば財産は私のもの」
 という計算があったと推測される。
 このばあちゃんは、じいちゃんが亡くなった後、若い男に狂って、財産を使い果たしたという。だからくうみん父もその兄弟も、貧乏。

 金持ちだったという話は聞いていたが、4回も結婚を繰り返していたとは…

 おめ~は皇帝か!!

 驚きあきれたが、系図づくりは粛々と進めた。婚姻関係は、横に書くのだが、昔の皇帝や殿様の婚姻図を参考にして系図を作る羽目になった。

 のちにこの系図はくうみん父にも渡した。4回も結婚したことは、父も知っていたようだが、前の奥さんの名前を指さして、
「この女はオヤジをめちゃくちゃ言っていたやつだ!!こういう事情があったのか!」
 など、ようやっと謎が解けたこともあったようだ。

 それにくうみんもおかしいな、と思っていたことはあった。父の兄、長男のはずなのに名前に入っている漢数字は、一じゃない。名前に入っている数字は、生まれた順番につけるのが一般的なはず。

 本当はその前に男の子がいた。だからだったんだ。

 この奥さんたち、追い出されたというより、
「こんな男、いくら金持ちでもやってられないわ!!」
と、子供を連れて実家に帰ったんだと思う。

 ということで、明治の女はそんなに「泥にまみれて」いなかったんだと思う。
 
 






面白い、応援、印象的…感じるところがあればクリックしてください。励みになります。Ctrlキーを押しながら、ポチポチと続けて押せば画面が飛びません。
   ↓    


FC2Blog Ranking



にほんブログ村


先に逝くのは私だと思った… - にほんブログ村





テーマ : 不倫・浮気
ジャンル : 結婚・家庭生活

明治の女はそんなに「泥にまみれて」いなかったかもしれない その一

前の記事で、浮気オヤジが「男とはそういうものだ!」と、自分の浮気を正当化している小説を紹介した。

 皆さんの反応は、
「昔ならともかく、今は…」
 というものだった。
 しかし、そういえば思い出したことがある。わたくし事といえば、わたくし事、昔の話と言えば昔のことだ。

 おじさんは、実家で昔の写真を見つけたか何かで、自分の系図を作ることを思いついた。父方と母方、両方の戸籍謄本を取り寄せて作った。戸籍は明治になってから作られたようで、江戸時代末期に生まれた人まで遡ることができた。
 菩提寺などに問い合わせれば、もっとさかのぼることもできるそうだが、戸籍をさかのぼっただけでも、かなり発見があった。

 おじさんの先祖の中に、子供がいなくて遠縁の娘夫婦と養子縁組した夫婦がいた。娘夫婦はもともと、〇山さんという苗字だったのを、おじさんの家の名字を名乗ることになった。
「なんで親戚の集まりに〇山さんっていう人が来るのか、わからなかったけど、こういうことだったのか」
 なんて、おじさんは言っていた。

 わ~、面白いな~。くうみんも作ってみよう。
 しかし、戸籍を取り寄せるというのは、結構面倒なことで、まず自分の戸籍を取り寄せ、親の本籍から先祖の戸籍を手繰り寄せることになる。
 自分の戸籍は難なく手に入った。あとは親が、今までいた戸籍をたどっていけばいい。戸籍を取り寄せるのに、数百円かかり、その上郵送料もかかるので結構お金もかかった。

 くうみんは戸籍が来るのを楽しみにしていた。父方と母方、両方取って、系図を作って、親にも見せてあげよう。

 そうしてある日、くうみんのもとに、父方の戸籍が届いた。これは父のお父さんが戸主だった時のものだ。
「わ~い、おじいちゃんが来た~」

 父のお父さん、くうみんのじいちゃんは、くうみん父がまだ子供の頃亡くなってしまったので、くうみんは見たことがない。見たことのない人には、ちょっとした幻想を抱くものだ。
 優しい人だったんじゃないか?もし、会ったら、かわいがってくれたんじゃないか?

 くうみんはワクワクしながら封筒を開けた。
 戸籍それ自体は、紙に書いた無機質なものだが、どこで生まれ、いつ死んだのか、そしてどんな家族構成だったのか、それが分かるだけでも故人の人となりが見えるような気がした。

 そしてパリパリと戸籍謄本を広げると、そこには驚愕のものが見えてきた。
「こ、これは!!」

 さて、このオバさんの見た驚愕のものとは、どんなものだったのでしょう?

 






面白い、応援、印象的…感じるところがあればクリックしてください。励みになります。Ctrlキーを押しながら、ポチポチと続けて押せば画面が飛びません。
   ↓    


FC2Blog Ranking



にほんブログ村


先に逝くのは私だと思った… - にほんブログ村





テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記

腹の立つ読書を思い出した 本から受ける影響 これも洗脳と言えるのか?

 どんな書でも 最後まで読めば影響を受けます。影響を受けるのは、頭の何処かが洗脳されているということ。そのことは自覚し選書の時から留意したいと…

 そのようにコメントしてくださった方がいます。
 なるほど、つまらないものなら、影響を受ける前に読むのをやめてしまうから、影響もないでしょう。しかし、面白く読めるものは何らかの影響(洗脳)を受けてしまうので、そのことに注意すべきである、という意見です。

 しかし、なんじゃこりゃ!と、腹を立てながら読んでしまった本がくうみんの一億年の人生で、ただ一冊あります。
 
 石川達三の「泥にまみれて」です。

 結婚した娘が夫の浮気で泣きながら実家に帰ってくるところから、この話は始まります。
 それなのに父親は、
「一度や2度の浮気くらいなんだ!!早く帰れ!!」
 と娘を追い返します。
 父親は娘が帰った後、お母さんに言います。
「お前、私たち夫婦のことを言って、あいつに夫婦のありかたを教えてあげなさい」

 そして言うのです。偉そ~に。
「お前にも苦労を掛けたな」

 そしてお母さんが、娘に手紙で(だと思った)、お父さんとの間にどんなことがあったかを言うのです。
 
 もう、このオヤジのやることは無茶苦茶で、あっちこっちの女に手を出してはお母さんを苦しめます。左翼の運動家なので、
「労働者、団結せよ!国民は平等だ~!」
など言うのですが、実際は女をバカにしているとしか思えない、歩く生殖器です。

 私だったら、テーブルひっくり返して、
「で~~~い!!こんな男、誰にでもくれてやる~~~!!」
 と叫ぶところですが、お母さんはあろうことか、こう決心します。
「一人の男の心も繋ぎ止められないで、本当の夫婦と言えるだろうか。絶対に私のもとにつなぎとめてみせる!!」

 それから、相変わらずあっちこっちの女に手を出すオヤジですが、そのたびに、訳の分からないことをうそぶいて、お母さんをけむに巻きます。
 
 それから歳を取って、女が寄りつかなくなったのか、はたまたアッチの方がいけなくなったのか、家に落ち着くようになります。

 この本を読んだのはくうみんが高校時代だったでしょうか?
 猛烈に腹が立ったことだけは覚えています。

 なんだ、この本は?
「お前にも苦労を掛けたな」
 だとぉ~。何を偉そうに!
「男は浮気しても最後は妻のもとに帰るもの」
 だとぉ~。冗談じゃない、最後に妻のもとに帰ったのは、誰も相手にしてくれなくなったからじゃないのか?

 お母さんも情けない。こんな男、玄関のカギを変えて家に入れないようにしてしまえばいいものを!
「あなたも、ご主人と仲良くしなさい」
なんて、どの口が言うのか。

 男は浮気をするものというが、する男もいればしない男もいるというのが真相のようだ。 

「男なんてこんなもの」
と思って、我慢することなんてない! 
 
 この本も随分前のものなので、今では通販などで10円で売っているが、送料もかかるので図書館で借りるのが良かろう。

 あ~、久々に腹の立つ読書を思い出した!!この本も一冊読んだが、くうみんは何か洗脳されたのだろうか?






面白い、応援、印象的…感じるところがあればクリックしてください。励みになります。Ctrlキーを押しながら、ポチポチと続けて押せば画面が飛びません。
   ↓    


FC2Blog Ranking



にほんブログ村


先に逝くのは私だと思った… - にほんブログ村




テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

検索フォーム
面白いと思ったら、クリックしてください。励みになります。
プロフィール

ひねくれくうみん

Author:ひねくれくうみん
 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

メールフォーム
くうみんにメールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
02 | 2022/03 | 04
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
過去記事一覧表はこちら ↓

全ての記事を表示する

アクセスカウンター
今訪問している方は?
最新記事
カテゴリ
お好きなテーマはどれ?
最新コメント
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR