百田尚樹様の日本国紀を読んで
朝起きて、いつもの変わり映えしない朝食を食べた。朝食後はショウガ入りの紅茶を飲むことにしている。ショウガは肉体を若々しくするというが、これも変わり映えがしない。落ちる一方や。
新聞をめくると、大きな広告が現れた。
日本国紀 百田尚樹
百田様というと、あの右翼の?ま~た、「天皇陛下万歳」「女系反対」とか、くだらないことを、言っているんだろうが。
でも、能書きを見ると、なんだかおもしろそう。買うのは嫌だけど、図書館で借りてみようかしら。
という訳で、図書館で借りることにした。広告が出たので、借りる人も何人かいたが、ほどなくして借りることができた。
しかし、かなり長そうだし、難い内容だから、途中で読むのをやめるかも知れない…な~んて思っていたら、一つのセンテンスが短くて思ったより読みやすい。そして、今までスルーしてきた歴史のわからない部分を分かりやすく解説してくれるので、勉強にもなった。
読み物として面白く(興味深く)、今までの思い込みを見直すために、大変有意義な本だと思う。例えば、中国の皇帝と、日本の天皇の違い、なぜそういった区別をする必要があったのかなど、教科書には書いていない疑問に答えてくれる。
豊臣秀吉は、罪のない宣教師を虐殺した暴君である、など思っている人が結構いると思う。しかし、この同時代、アステカ帝国や、インカ帝国はスペインに滅ぼされてしまった。
それこそ、男は皆殺し、女はレイプしたうえで虐殺。生き残った者は奴隷にされてしまい、今なおこの国のインディオと呼ばれる人たちは、貧しい暮らしをしている。
宣教師自身は侵略など考えていなかっただろうが、国として宗教を突破口にしていたことは事実のようだ。
この時に太閤秀吉様が、このように強い態度に出ていなかったら、日本人も、同じ道を歩んでいたに違いない。
全文を読んで思ったのは、日本人というのは古代から、そう大して変わっていないということ。
日本の常識は世界の非常識というが、日本人はお人よし。世界中の人も自分たちと同じ、いい人ばかりだと思っている。
残酷なことが嫌い。約束は守るものだと思っている。
だけど、世界中を見渡すと、そんなことはどうだっていいと思っている国も多い。
「なんてひどいことをするんだ!!」
「約束を破るのは卑怯だぞ~~~!」
もちろん、悪いことをする方が悪いのは当然だが、そういったことに遭ったら、どう対処すべきか?その対策を考えておくのが重要なのに、何も考えていない。
していないことはしていないと、はっきり言えばいいものを、「言い訳は見苦しい」と、黙っているから、南京大虐殺や従軍慰安婦強制連行も、あったことになってしまう。
そしてくうみんが一番怖いと思ったのは、戦後のWGIP(War Guilt Information Program)だな。何ですかそれ?と思ったら、読んでみてください。
右翼の言うことなんて…と食わず嫌いせず、たまには違う意見も聞いてみるのもいいと思うよ。
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しかし、かなり長そうだし、難い内容だから、途中で読むのをやめるかも知れない…な~んて思っていたら、一つのセンテンスが短くて思ったより読みやすい。そして、今までスルーしてきた歴史のわからない部分を分かりやすく解説してくれるので、勉強にもなった。
読み物として面白く(興味深く)、今までの思い込みを見直すために、大変有意義な本だと思う。例えば、中国の皇帝と、日本の天皇の違い、なぜそういった区別をする必要があったのかなど、教科書には書いていない疑問に答えてくれる。
豊臣秀吉は、罪のない宣教師を虐殺した暴君である、など思っている人が結構いると思う。しかし、この同時代、アステカ帝国や、インカ帝国はスペインに滅ぼされてしまった。
それこそ、男は皆殺し、女はレイプしたうえで虐殺。生き残った者は奴隷にされてしまい、今なおこの国のインディオと呼ばれる人たちは、貧しい暮らしをしている。
宣教師自身は侵略など考えていなかっただろうが、国として宗教を突破口にしていたことは事実のようだ。
この時に太閤秀吉様が、このように強い態度に出ていなかったら、日本人も、同じ道を歩んでいたに違いない。
全文を読んで思ったのは、日本人というのは古代から、そう大して変わっていないということ。
日本の常識は世界の非常識というが、日本人はお人よし。世界中の人も自分たちと同じ、いい人ばかりだと思っている。
残酷なことが嫌い。約束は守るものだと思っている。
だけど、世界中を見渡すと、そんなことはどうだっていいと思っている国も多い。
「なんてひどいことをするんだ!!」
「約束を破るのは卑怯だぞ~~~!」
もちろん、悪いことをする方が悪いのは当然だが、そういったことに遭ったら、どう対処すべきか?その対策を考えておくのが重要なのに、何も考えていない。
していないことはしていないと、はっきり言えばいいものを、「言い訳は見苦しい」と、黙っているから、南京大虐殺や従軍慰安婦強制連行も、あったことになってしまう。
そしてくうみんが一番怖いと思ったのは、戦後のWGIP(War Guilt Information Program)だな。何ですかそれ?と思ったら、読んでみてください。
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