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くうみん走る! その五 ま~こんなもんか~

 結果を先に言います。引っ越しは無事済みました。

 引っ越し屋さんは以前くうみんが引越しをお願いした会社に。
 引っ越し当日。新居の掃除をし終わって、うちから持ってきたカーテンをつり、コンビニのサンドイッチを食べて待っていると、引っ越し屋さん到着。家具の配置をどうしようかと思っているうちに母到着。
 蛍光灯というか、今はなんというのかな?ともかく電灯がないというので、近くの量販店に買いに行った。帰ったら、まだ引っ越し屋さんのお兄さんがいたので、取り付けてもらった。助かった。

 洋服ダンスだの、着ない衣類など、いらないものばかり持ってきて、必要なものがない。普通のカーテンがあってもレースのカーテンも必要だし、ちょっとした小物も…
 必要そうなものを後日持って行き、転入の手続きもしに行った。

「介護保険の申請、しようね」
 また抵抗すると思ったが、今回は素直に
「うん」
 と答えた。もう体力がないと自覚しているのだろうか。今は、介護保険の申請書類を提出し、その返事を待っている所。

 新しいサ高住の契約の時、
「最後の子不幸だ」
 と言ったけど、いや、まだまだ続くと思うよ。

 とりあえず介護保険の認定まで、もうひと頑張り。 







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テーマ : ちょっとした報告
ジャンル : 日記

くうみん走る! その四 つい本音が出たらしい

 候補の住居を見に行く前夜、母はくうみんの家に泊まり、朝から見学に行くことになった。
 Aサ高住とBサ高住は最寄り駅は同じだ。駅から遠いBサ高住から見にいくことにした。入り口近くには営業マンが待っているのが見えた。
「どうも、お待ちしておりました」
 担当者の蒲口優人氏だ。営業らしく、声も笑い声も大きい。しかし、営業の人というのは、お客さんの前では元気にしているけど、お客がいなくなるとがっくり肩を落とし、暗い顔になることも多い。中にはトランキライザーのお世話になる人も…以前隣に住んでいたご主人がそうだった。この人はどうか?

 蒲口氏の案内で食堂やゴミ捨て場から見ていく。そして肝心の部屋。
「こちらです」
 そこは南向きの5階の部屋。目の前には遮るものがなく、近くの景色が一望できる。
「わあ、いいわねえ」
 母はガーデニングが趣味なのだが、バルコニーもあって、これなら植物の育ちもよさそうだ。
「私、ここがいいわ!」
「私もここが一番いいと思うのよ」
 蒲口氏もうれしそうだ。
「それじゃ、早いんですが、申込用紙、お渡ししておきましょうか」
「お願いします」

 次の駅近物件は、すぐそばに建物があって、あまり日当たりも良くないのでパス。
 番外編の公団は、部屋は大いに気に入った。なのでいったんは蒲口氏に断りの連絡をしたのだが、食事の支度を自分でするのは嫌だ、ということで、やはりBサ高住に決めることにした。

「すみません、お断りしたんですが、やはりそちらに決めたいと思います」
「あ~、そうですか!良かった~」

 これですんなり決まったと思ったのだが、その夜、酔った勢いで、くうみんは母に恨みつらみを言ってしまった。
 どういう流れで、そんなことを口走ったのかわからない。本当は3人きょうだいなのに、誰も助けてくれず、孤軍奮闘せざるを得なくなったのは、誰のせいか?
 そんな思いからかも知れない。 

 翌日、母がなかなか起きて来なかった。
「朝食、もうできてるよ」
「…」

 母は黙ってくうみんの用意したトマトジュースやヨーグルトを食べ終わると、
「私、あんたの世話にはならない!あの部屋も、もういらない!」
「どうしてよ!」

 昨夜のくうみんの言った母に対する恨みつらみで、母は痛く心を傷つけられたらしい。

 母は口で攻撃するのがうまい。ボケバアさんが言うこととは到底思えない罵詈雑言の数々…何を言われたのかは、シャレにならないので割愛。しかし、ここは何とか収めなくては…

夫婦の心理カウンセラーミコリー様の言うとおりにしました。
「女性が怒りをぶつけてきたときは、とにかく話を聞くこと」

 そうしましたとも!!
「うんうん、わかった」
「そうだったんだ、気づかなかったわ」
 そして、まるで幼児に対するように、泣き叫ぶバアさんをあやした。

「もう帰る!!」
「ん~」

 乗換がわかるところまで送っていった。
「私が死んだら、遺産は全部、今の施設にくれてやる!」
「どうせあげるなら、ユニセフあたりの方がいいんじゃない?」
「お前の嫌がることを全部してやる!」
 電車に乗るのを見送って、くうみんは帰途に就いた。

 家に着くとおじさんの遺影に向かった。
「おじさん…」
 おじさんは母の言ったあの罵詈雑言を聞いただろうか?私のことを軽蔑しただろうか?

 くうみんは、ハラハラと涙を流し、遺影に向かって叫んだ。
「おじさん!もう嫌だ!おっかあの面倒見るの、もう嫌だ!だって、一生懸命すればするほど、こっちを攻撃してくるんだもの!おじさんだってわかるでしょ?!」

「もう嫌だよ、おじさん!私も妹や弟と同じように手を引きたい!!」
 おじさんの遺影の前で、くうみんはひとしきり泣いた。

 それからほどなくして、電話が鳴った。母からだった。
「さっきはごめんなさい!私、やっぱりこんなところは嫌!!」

 泣きながら訴えてきた。啖呵を切って帰ったものの、たどり着いた部屋は、みすぼらしくて狭くて…今まで見てきたきれいな部屋とは大違いで、一気に嫌気がさしたんだろう。
「やっぱり引っ越したい!」
 くうみんは文句を何も言わずに答えた。
「うん、手続き進めよう…明日、書類を持ってそっちに行くから」

 さあ、このおばさんには、これからどんな試練が待っているのでしょう?!

  





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テーマ : 修羅場
ジャンル : ライフ

くうみん走る!!その三 候補のサービス付き高齢者住宅

 おじさんの両親の施設を探した時も、PC検索のお世話になった。これがなければ、知っている人のつてや、通りがかりのところにたまたまあった施設くらいしか見つからないだろう。

 広いところが希望ということで、ずいぶんと対象は限られてくる。60平米というのはなかなかない。結局、40平米の「Aサ高住」と、50平米の「Bサ高住」に絞った。あとは番外編として公団を一軒追加した。ここは60平米あって、エレベーターも完備。
 
 母が入居しているサ高住のことを2軒のサ高住の担当者に話した。

・施設ごと引っ越しすることになったのですが、今まで60平米の部屋に住んでいたのに、新しい建物では40平米になってしまいました。料金はそのままです。
・施設長が複数の入居者から、100万円程度のお金を借りるそうです。
・確認した訳ではありませんが、身寄りのない入居者の遺産は、施設が没収するそうです。

 2つのサ高住の担当者は、目を丸くして同じセリフを吐いた。
「どれも、ありえません!!」

 やっぱり変なんだ。その後の展開で、身元引受人も立てなかったことに気づいた。
「身元引受人がいないと、入院したときとか、なんらかの事情(死亡とか)で退去の時に困りますから」

 あの悪徳サ高住で、身元引受人を立てないのは、単なるノウハウの欠如だったのか?それとも…

「葬式も挙げてやる、最後まで面倒見てやる」というのも、遺産没収の意図があってのことではないか?身寄りがあったとしても、
「生前お母さまから一筆頂いておりますので」
とか言って、遺産没収、なんてことに…いや、あくまで噂の話。
 親切ごかしに葬式を挙げて、葬式代を10倍くらい水増しして、
「足りなかった分の400万円、お支払いいただきます」
とか言われたら…いや、あくまで想像の話…

 さて、2軒のサ高住はどちらも一長一短ある。Aサ高住は駅に近いけど、ちょっと騒音が気になる。
 もう一軒のBサ高住は、のどかで環境はいいが、駅から離れている。でも、近くにスーパーがあるし、駅まで行かなくても生活には支障がなさそう。Bサ高住の方がいいような気がした。

 もう一軒の候補、公団。今の公団はきれいで設備も整っている。くうみんが今回選んだのは、駅から徒歩7分くらいで、スーパーも近い。南向きで日当たりも良く、バルコニーも広い。3軒の中で一番部屋はいい。

 2軒のサ高住の担当者も、公団の担当者も、いい連絡を期待しているようだ。
 でも、入居するのは母だから、母に選ばせないと。

 くうみんは母に電話をかけた。
「良さそうなところを3件に絞ったから、明日にでもこっちに来てよ」
「うん、わかった」

 ここまで物件を絞るのも大変だった。あっちこっち数日だけど、毎日駆け回った。足の指の骨が折れ、後頭部を殴打して、鼻から脳髄液が漏れても駆け回った…ああ、これで最後のしめ…
 めでたくこれですんなり決まるはず…そう思っていたのだが、そうは問屋が卸さなかったのだった。

 さあ、このオバさんとおばあさんの間に、どんなことが起こったのでしょう? 

 
 
 




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テーマ : 頑張れ自分。
ジャンル : 日記

くうみん走る! その二 大いに問題ありの某サ高住

 その夜、くうみんは寝床の中で考えた。

 確かに40平米なら、サ高住としては広い方だ。今まで60平米もあったのは、ラッキーだった、おまけだったと考えればいいのかも知れない。しかし、今までより狭いなら、値下げして当然だろう。新しい部屋の単価を高くして、「お前たちは今まで通りの家賃で住まわせてやる」という理屈って通るものなのか?

 それ以外にも悪い話があった。
 母は施設長に100万円というお金を貸したという。このお金は返ってきたらしい。
「もう絶対に貸しちゃだめ!人からお金を借りるような人は、一回目は返しても、2回目は返さないんだから!」
「うん、わかった」
 それなのにまた貸してしまったという。
「どうして貸すのよ!!」
「だって、うまいんだもの」

 この2回目の貸金も、みんなのいる前で大騒ぎをして返してもらったそうだ。でも、それから施設長の態度がつっけんどんに…

 どうやら、母だけでなく、複数の入居者からお金を借りているようだ。期限がきた借金を返すためにまた借金をするという、いわゆる自転車操業をしているようなふしがある。

 これはあくまで噂の話だが、身寄りのない入居者が、ここで亡くなった場合は、遺産は施設のものになるという特約があるという。
 めちゃくちゃな施設だもの、あるかも知れない。身寄りがあったとしても、「生前お母様から一筆頂いておりますので」と言って、遺産没収なんてこともあるかも…まあ、これはあくまで噂話。

 そう考えると、
「葬式も挙げてやる、最後まで面倒見る」
 というのも、遺産没収が目的…まあ、これはあくまで噂話。

 何しろ何回も経営者が変わった(倒産した)そうなので、相当経営状態も悪そうだ。

 となると、狭い部屋に押し込められただけでは済まない。これはまた、倒産するかも知れない。倒産を防ぐために出資しろとかいう事態になるかも知れない。

 何より子供のように嘆く母の姿…終の棲家と選んだ住まいを奪われて、粗末な部屋にすり替えられた…こんなに人をバカにした話があるか!!

 決して安くはない入居一時金を払っている。若い人なら裁判でもして取り返すことも考えられる。しかし、あと10年はないであろうババアならそれは諦めて、安心・安全の終の棲家に引っ越すのがベターだろう。

 くうみんの腹は決まった。

 翌日くうみんは、母に電話をかけた。
「お~い、そんな縁起の悪いサ高住はこっちから出て行ってやろ~。みんな引っ越して、潰してしまえ!!もっといいところに引っ越して、もう一花咲かせよう~!いいところ探してやっから、待ってろ!!」
「うん、悪いね~」

 こうしてこのオバさんは、良心的なサ高住を探して走り回ることになったのでした。




冬のブドウ
 記事とは関係ないけど、うちのブドウの木。aki様に剪定の仕方を教えてもらうのだ




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テーマ : 頑張れ自分。
ジャンル : 日記

くうみん 走る! その一

 アップの回数が少ないのはいつの日からか?始めた頃は毎日更新していた。どうしてあんなに書けたのか、今ではわからない。何かに憑りつかれていたのか?

 そんなことはどうでもいい。このところのアップの少なさは、実は駆け回っていたからだ。
「なに!!あれほど走るなと言っていたのに、駆け回っていた?!バカが、もう知らんぞ!」
 そう言うかもしれない。

 しかし、大人なら足の指の骨が折れようとも、鼻の穴から脳髄液が漏れようとも、駆け回らなければならない時だってあるのだ。

 カテゴリーが「マラソン」ではなく、「老人問題」になっていることに注目されたい。

 今回の騒動は、11月の初めにさかのぼる。

 くうみん母は、某県の某サ高住に入居している。実家に比べても訪問するのに、かなり時間がかかるところだった。そこに入るにあたり、くうみんには全く、何の相談もなかった。
「なんで勝手に決めるのよ!行くのが大変じゃない!!」
「来なくて大丈夫」
「来なくていいじゃないの!!そういう訳に行かないの!」
「ここの施設長さんが、とてもいい人で、なんでも面倒見てくれるって言っていたの」
「じゃ、葬式はどうするの!!」
「葬式もしてくれるっていうから大丈夫」
「そんなことがある訳ないでしょ!!」
「ううん、大丈夫なの」

 本人が気に入ったというなら、仕方ない。そんなこんなで7年も経っただろうか?

 母は、浮かない顔をするようになった。
 今年の夏ごろ聞いた話。入居中の施設ごと引っ越すことになったらしい。新しい建物は、古いビジホをリノベしたものだ。
「すごい狭い部屋になるらしいのよ」
「そんなことはないでしょう。同じくらいの広さの部屋になるわよ」
「もうあらかたリノベも済んでいるはずなのに、見学させてくれないの」

 くうみんは近くの老人ホームが施設ごと引っ越したのを見たことがあった。だから、こういうこともあるだろうと思っていた。通常であれば、同じくらいの部屋に転居させてもらえるはずだ。間取りが変わるだろうから、若干狭くなることもあるだろうが、60平米が58平米になるくらいなら仕方がない。
 
 それにしてもおかしいと思ったのは、新しい住居を見学させてもらえないということ。早く入居者に新しい部屋を見学させて、不安感を抱かせないようにすればいいのに…そう思っていた。

 そして11月半ば。
 母と一緒に温泉旅行に出かけた。相変わらず、新しい住まいについて、泣きださんばかりの顔で、文句を言っている。
「この間、見せてもらったの。本当に狭いのよ」

 うそでしょう?
「じゃ、ついでに私も見させてもらう」

 母の案内で、新しいサ高住に行くことにした。今までのサ高住とすぐのところにその建物はあった。
 フロントでカギを受け取り、新しい部屋に入って驚いた。
「なによ、これは!!」

 今まで母は、60平米くらいの大きな部屋に住んでした。しかし、これから住むという部屋は、40平米とのこと。
「本当だったのね」
「前の建物の、広い部屋が気に入って、ひと月前に入居した人だっていたのよ。話が違うって、市役所に相談に行ったって」
 母は、子供のように両目じりにこぶしを当てて涙をぬぐっている。
「この部屋の方が家賃は高いっていうのよ。でも、今まで住んでいた人は同じ金額でいいって。新しく入る人はもっと高いお金を出すんだって」

 そう来たか…

 なるほど、HPを見ると、ずいぶん高い家賃を設定している。強気だね。でも、こんなに高くて、新しく入居する人なんか、来るのか?
 結局今まで住んでいた入居者頼りなんではないか? 

 しかし、どうなんだろう?40平米と言ってもサ高住にしては広い方だ。20平米前後の部屋が多い中、30平米だって、「広い」という評価になることもある。

 今までが広すぎたのかも?仕方ないのかも…

 う~ん、とうなって、そこでは結論を出さなかった。

 さて、このおばさんとおばあさんはどうなってしまうのでしょう?

 
(実話ですが、設定をちょこっとだけ変えています)







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テーマ : 住まい
ジャンル : ライフ

忙中閑あり 味噌作りに挑戦

 このところ、暇人のはずのくうみんがやけに忙しい。あっちこっち駆けずり回っている。
 何がそんなに忙しいのか?無事に終わったら報告したい。

 そんな忙しい中にも、ひと時、何かするくらいの時間がある。味噌作りに挑戦した。
 きっかけはフィットネスクラブのオバ仲間との世間話。
「味噌づくりの教室で作った味噌がいい匂いになってきたの。味噌汁作ったら、おいしくって」
「えっ、味噌って作れるの?」
「私は教室に入ったから。授業料と材料費込みで5千円くらいだったかしら」
「へ~」

 教室に入って5千円か。
 早速くうみんは「味噌の作り方」をネット検索してみた。材料は大豆と麹、そして塩のみ。いつ作ってもいいが、寒仕込みと言って、寒い今の時期に作るのがいいそうだ。

 自分で材料を揃えれば、2千円もしないで味噌が作れる。ドケチくうみんは、自分で作ることにした。

 うちにはなぜか大きな鍋がある。タケノコをゆでるのに使うのだが、この大きな鍋で大豆をゆでればいい。味噌の保存容器はいつも梅干を作るバケツを使おう。今年梅が生り年だったから、来年は外れの年。梅干しは作れまいから、ちょうどいい。

 味噌の作り方
 材料
・大豆   600グラム
・乾燥麹  1キロ
・塩    380グラム

 ①大豆は洗って、前の日の夕方くらいに水につける。

 ②次の日、つけておいた水を捨てて、指で軽く押して潰れるくらいまで、鍋で大豆を煮る。4時間とも6時間とも言われるが、くうみんの場合は4時間でこの程度の柔らかさになった。

 ③大豆を煮ている間に塩と麹を混ぜておく。

 ④煮あがった大豆をざるですくってすりつぶす。

 ⑤すりつぶした大豆と塩、麹を混ぜる。大豆のゆで汁を混ぜて、ボールになる地度の固さに調節する。

 ⑥ソフトボールくらいの大きさにまとめて、保存用バケツに力いっぱい投入。上をならす。

 ⑦ラップでふたをしてお皿を置いて、2キロ程度の重しを置く。

 ⑧ゴミが入らないように、ビニールなどでふたをして輪ゴムやひもで縛る。

 ⑨数か月熟成させる。置き場所はあまり寒いところだと発酵しないので、20度前後のところがいいらしい。

 

大豆を煮た
 はじめは強火で、沸騰したら弱火。大鍋で煮た大豆。ゆで汁は捨てないように

麹と塩をまぜた
 塩と麹を混ぜたところ

大豆をすりつぶす
 大豆をすりつぶす。

 かなり大量なので、ボウルでは間に合わない。洗濯用のたらいを使用。このたらいで、靴も洗ったし、茶碗バスの植え替えもした。しかし、よく洗って熱湯消毒をしたから、大丈夫だろう。

すりつぶした大豆をたらいに
 塩、麹とすりつぶした大豆を混ぜる。はじめはすりこ木でやっていたが、無理っぽいので手袋をはめて手でこねた

麹と大豆をまぜる

手袋を使ってまぜる
 乾燥麹だと、水気がないので大豆のゆで汁を少しずつ混ぜる

ソフトボールくらいの大きさ
 ソフトボールくらいの大きさにまとめる

バケツに投入
 保存用のバケツに力いっぱい投入、中に空気を入れないようにして、上を平らにする

 ラップでふたをしてお皿を置いて、2キロ程度の重しを置く。

重しを置いて

 ゴミが入らないように、上にビニール袋でふたをして、輪ゴムやひもできっちり縛る。

 乾燥麹の袋にも味噌の作り方が載っていて、分量もそれぞれ違うから、結構いい加減に作っても大丈夫なのではないかと思う。これで数か月熟成すると、手作りみその出来上がりだそうだ。

 たらいとバケツで作った味噌ではあるが、うまくできたら誰かにあげよう。誰ももらっていないとしたら、それは失敗したということだ。

 





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テーマ : ♪♪生活を楽しむ♪♪
ジャンル : 趣味・実用

ご心配をおかけしました 気にしているのはスタイルじゃなくて

 皆様が、
「脳神経外科を受診した方がいい」
 というので、それもそうだと行ってきました。

「転んだ後、意識はありましたか?」
「はい、意識はずっと。痛かったです」
「一応、撮った方がいいですね」
「お願いします」

 脳神経外科はそんなに患者が多くなくて、割とすぐにMRIを撮ることができた。

 ビ~~~ン、ゴゴゴ、ガ~~~~

 あの独特な音…頭だけだったので5分程度で終わった。全身とかだったら、大変だろうなあ。
「くうみんさ~ん」
 呼びかけに従って、診察室へ。
 診察室に行くと先生が、輪切りになった画像を見せてくれた。
「異常はないですね」
「あ~、良かった!」

 ただし、あとになって、「慢性硬膜下血腫」が出ることがあるという。(まりん様もおっしゃっておられた)慢性硬膜下血腫とは、頭をぶつけた後、しばらくたってから脳の表面に血液がたまる病気だそうだ。
 受傷した時は問題がなくても、3週間から6週間くらいしてから症状が徐々に出るという。
 認知症の症状に似ているらしい。物忘れが目立つ、足を引きずる、さらにトイレが間に合わないなど。

 もしくうみんが、このような症状をきたしたら、それは認知症ではなくて、「慢性硬膜下血腫」 のはず…でも、本当に認知症だったりして。

 今回、
「タレケツでも生きていける!!しばらくは安静に!!」(たーこいず様、aishinkakura様)
「スタイルのことなんか気にしないで!!」(クーチ様、ミコリー様)
 などの意見が上がったが、運動不足で本当に気になるのはケツではなく、他にあるのだよ。

 実は名古屋ウィメンズマラソンに出られることになったのだ。2年ぶりだろうか?「オンラインマラソン」なんて、つまらん大会もあったな。やっと実際に走れる。
 それなのに、けが続きで走れなかった。今回、どうなっちゃうんだろう?

 という訳で、くうみんファンクラブ名古屋支部の皆さん、またお会いできたら、うれし~な!

 





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テーマ : どうでもいい報告
ジャンル : 日記

一難去ってまた一難 遠いプリケツへの道

 やっと足の親指骨折が治って、ほっとしていたある日。

 今日は何をしようかしら?筋トレか、または外をランニング?そんなことを思っていたら、壁の穴が目についた。これは扇風機が付いていたんだけど、何か月か前の地震で扇風機が取れてしまった跡だ。
 扇風機も壊れてしまったので、捨ててしまった。その跡だけが残っている。

 これをどうにかしなきゃな。そう思って補填材を道具箱から取り出し、椅子を壁の穴の前に置いた。椅子の上に登って、補填材を壁の穴に近づけた、その瞬間。
 くうみんはバランスを崩して、椅子から落ちた。

 ドテッ!

「痛~い」
 後頭部をしたたかに打ってしばらく動けなかった。そのうち、鼻水が出て来るのを感じ、ティッシュで鼻をかんだ。鼻をかんだ後のティッシュを見て驚いた。

 鼻水が黄色い!

 なんだろう?この黄色い鼻水は?
 すぐにスマホで検索した。
 あるまとめ記事によると、この黄色い鼻水は、「髄液鼻漏」と言って、脳やせき髄にある脳脊髄液が衝撃によって漏れ出したものらしい。医師の診察を受けたほうがいい、とのこと。 

 どひゃ~!!と思って、診察券を探した。その日は土曜日だったが、診察券を見ると、幸い、その整形外科はやっている。午後は2時からか。今、1時30分。だけど、早く行った方がいい。
 すぐに支度をして、整形外科医院に向かった。

 土曜日だから混んでいると思ったが、そうでもなかったので助かった。3人目で名前を呼ばれた。
 先生に、椅子から落ちて、後頭部を打ったこと、黄色い鼻水が出たことを伝えた。
「鼻水、まだ出ますか?」
 先生が聞いてきた。
「いえ、もう出ません」
 先生はひじやひざを小さなハンマーのようなもので叩いて、反応を見ていた。
「レントゲンを撮りましょう」

 レントゲンを撮って、結果を見ると、骨折はしていないようだった。
「鼻水がまだ出るようならいけませんが、落ち着いているようだし、これで少し様子を見ましょう」

 くうみんはお礼を言って診察室から出た。
 この黄色い鼻水は、確かに脳脊髄液が漏れ出したのだが、その傷が自然に治癒するのを待つしかないようだ。

 今、ちょっと後頭部や首のあたりに、違和感がある。この違和感がなくなるまで、またおとなしくしていなければならない羽目になった。
 プリケツ目指して頑張ろうとしていたのに…

 しばらくタレケツと縁が切れないようだ。
  






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テーマ : 頑張れ自分。
ジャンル : 日記

ひと月運動しなかった肉体

 くうみんはこのひと月の間、まったく運動をしなかった。こんなことはいつ以来であろう?癌になった時も、おじさんが亡くなった時も、運動をしなかったのは、10日か2週間くらいのものだったのではないか?
 おのが肉体がどのように変化するのか、非常に興味があった。

 体重はむしろ減った。たぶん、筋肉が減ったんだろうと思った。フィットネスジムで「インボディ検査」をしたら、筋肉は100グラム減っていて、体脂肪は200グラム増えていた。ちょっと計算が合わないのは、その日によって若干の体重変化があるせいだ。
 驚いたのは内臓脂肪で、リンゴ型体型を自認しているくうみんであるが、1.5倍くらい、増えていた!

 運動しないと、体脂肪というより、内臓脂肪が増えるのね。聞いてはいたけど、こんなに違うとは。しかし、体形は変わっていないように感じた。やっぱり筋肉質に見える。

 そんなに変わっていないじゃん…そう思ったのだが…

 その日、久々に筋トレをした。整形外科の先生は、「治ってから一週間くらい休んでからランニングをしていいですよ」と言ってくれたのだが、整体の先生が、「走るよりまず筋トレをして筋肉を付けてから」というので、筋トレに励んだのだった。
 その後、風呂に行き、この後のビールを思い描いて、のんびり湯に浸かった。サウナで汗を流すことも忘れない。

 サウナの中で知った顔と世間話をし、シャワーを浴びて水風呂に向かおうとしたその時…鏡に、おのが尻が映っているのが見えた。

 それは見慣れた筋肉隆々の尻ではなかった。桃のような形の、若い人の尻でもなかった。ウエスト近くに肉が付き、次第にしりすぼみになっている、不格好な尻…

 それはおばさんの尻。

 う~ん。ここに来たか…
 
 

 




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ひねくれくうみん

Author:ひねくれくうみん
 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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