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再手術宣告と再手術を断った時のこと

 このブログは今は思い出話を交えて、一人暮らしのつれづれを書いているが、もとは乳がんブログだった。
 それで、乳がんの人が今でも結構訪れているようだ。病気で鬱々としている人に、希望の明かりを。

 今ではがんは、なんと消滅してしまったが、13年前はかなり深刻な状態であると、医者から指摘を受けていた。

 手術前  たぶん一期でしょう。治療もホルモン剤と放射線治療で十分。
 手術後  病期は2期b。リンパ節転移有りなので、抗がん剤、放射線、ホルモン剤治療になります。
 病理結果 思った以上に広がっており、脈管侵襲が極めて高度。全的の再手術の上、抗がん剤、放射線、ホルモン剤治療となる。

 病理結果は、医者も言い出しにくかったのか、最後にされた。おじさんと一緒に、誰もいなくなった待合室で、しり上がり寿の漫画を読んでバカ笑いをしていたら、呼び出しがかかって、思っていた以上の最悪の結果を聞くことになった。

 ま~、この間、いろいろ紆余曲折はあったのだが、「手術はしたくないな~」とつぶやいたら、このバカ医者め。


 医者は、訳の分からない怒号をまくしたてた。通訳すると、こんな感じ。

「手術しないと危険である。手術しなければ、責任が持てない!手術しなければ俺は主治医を降りる!!」

 しかし、くうみんは果敢にこの怒号の合間をかいくぐって質問をしたのだった。
 Q 手術すると、再発の可能性はどの程度下がりますか?
 A しなければ30%程度である。手術すれば再発率は10%程度に下がる。
 Q それでは10年生存率は、どのくらい向上するのですか?
 A 6%程度向上する。

 責任持てないって、あんたに責任持ってくれなんて思っていませんが。それに、再発率は結構下がるものの、手術しない場合30%って、手術しなくても70%の人は再発しないってことでしょ?
 10年生存率が6%程度向上って、ちち一つ取ってこれって、払った犠牲の割に成果がなさすぎ!!

 という訳で、結局手術をするのはやめた。後日、やめることを伝えるときは、あんなに強硬な態度だった主治医が、あっさりと、
「そうですね、やめましょう」
 と言ったのには驚いた。

 再手術宣告の時、大声をあげたので、他の診察室にもこの声は筒抜けだったはず。先輩医師から注意されたか、看護師にたしなめられたか、次の患者がおびえていたのか、そのすべて…と思ったのだが、ひょっとして。

 Q 手術すると、再発の可能性はどの程度下がりますか?
 A しなければ30%程度である。手術すれば再発率は10%程度に下がる。
 Q それでは10年生存率は、どのくらい向上するのですか?
 A 6%程度向上する。

 主治医は自分で言った、これらを心の中で反芻。
「再発率は10%程度になって、生存率は6%程度向上…アハハ~、たいしたことないじゃん」

 って気付いたのかも、と今では思っている。  
 
 




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 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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