箱根に行っていましたの 高級ホテル 驚愕の食卓
時間通りにレストランに着くと、ウエイターが恭しく席に案内してくれましたわ。椅子を引いてくれたところに座ると、ドリンクメニューを渡されましたの。上流階級・くうみんは鷹揚にメニューを開きましたわ。
「何を頼もうかしら」
どひゃ~~~!!
メニューには、信じられない金額が羅列してありましたの。一番安いビールでさえ、千円以上ですことよ。グラスワインは、というと一番安くて、千250円?思わずハーフボトルの値段だと思いましたが、グラスワインの値段で間違いないんですの!サービス料は込みらしいですけど、これに消費税10%が付くと、いくらかしら?
バッカヤロウ!こんな高いもの、飲める訳がないだろう!
「お飲み物はお決まりですか?」
ウエイターが聞いて来たので、答えましたわ。
「飲み物は要りませんわ」
「それではお冷やをお持ちいたします」
わたくしはお品書きを見ました。これが今日のメニュー。これだけ品数があれば十分ですことよ。

料理がしずしずと運ばれて来ましたの。
「本日のアミューズでございます」
来た!やった!お楽しみの夕食!食べきれないほどの御馳走。おいしい食事!
しかし、初めの一皿を見て、目を疑いましたの。
「なんなの、これは!!す、少くねぇ!」

甘くないクリームの乗っかったケーキのようなアミューズ
しかし、小さいのはこれだけかも知れませんわ。だって、これ、アミューズですもの。次に期待ですわ。
またもやウエィターがしずしずと料理を運んできましたの。
「ううっ!」
期待も虚しく、とんでもなく少ない量ですわ。その後の料理も、デパートの試食品並みの量ですの。

マスの冷製。太さは、マジでえんぴつくらい

サツマイモのスープ

カマスのポワレ。これは20グラムくらい

一応牛肉のステーキ。肉は切手大

イチジクのデザート

食後のティー。他の客にはミルクかレモンか聞いたのに、くうみんには何もなし。レモンを持ってこさせた
写真では、大きさがよくわからないかも知れません。でも、その小ささは、お子様ランチもここまで少なくないというレベルですわ。
あまりの少なさに、残ったソースはパンですべてさらって食べましたの。おいしいからというより、量が少ないからというのに、ホテル側は気づいているでしょうか?
そう言えば、おじさんの叔父さんが、某一流ホテルの支配人だったことがありましたの。その時に、言っていましたわ。
「試食するのが年寄りばかりなので、量が食べられない。自分たちの胃袋が基準だから、何でもかんでも量が多過ぎるって言うんだよ」
腹5分にも満たないおなかを抱えて、わたくしはレストランを後にしましたわ。
その後、また風呂に入って、持って来たクルミをつまみに、ビールを飲んで腹を満たしたことは言うまでもありませんことよ。
ソファの上で胡坐をかいて、ビールをぐびぐびあおりましたの。そしてつぶやきましたの。
「明日の朝に期待するしかねえな。ブッフェだといいがな」
このオバさんは、明日はどんなことになってしまうのでしょう?
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「お飲み物はお決まりですか?」
ウエイターが聞いて来たので、答えましたわ。
「飲み物は要りませんわ」
「それではお冷やをお持ちいたします」
わたくしはお品書きを見ました。これが今日のメニュー。これだけ品数があれば十分ですことよ。

料理がしずしずと運ばれて来ましたの。
「本日のアミューズでございます」
来た!やった!お楽しみの夕食!食べきれないほどの御馳走。おいしい食事!
しかし、初めの一皿を見て、目を疑いましたの。
「なんなの、これは!!す、少くねぇ!」

甘くないクリームの乗っかったケーキのようなアミューズ
しかし、小さいのはこれだけかも知れませんわ。だって、これ、アミューズですもの。次に期待ですわ。
またもやウエィターがしずしずと料理を運んできましたの。
「ううっ!」
期待も虚しく、とんでもなく少ない量ですわ。その後の料理も、デパートの試食品並みの量ですの。

マスの冷製。太さは、マジでえんぴつくらい

サツマイモのスープ

カマスのポワレ。これは20グラムくらい

一応牛肉のステーキ。肉は切手大

イチジクのデザート

食後のティー。他の客にはミルクかレモンか聞いたのに、くうみんには何もなし。レモンを持ってこさせた
写真では、大きさがよくわからないかも知れません。でも、その小ささは、お子様ランチもここまで少なくないというレベルですわ。
あまりの少なさに、残ったソースはパンですべてさらって食べましたの。おいしいからというより、量が少ないからというのに、ホテル側は気づいているでしょうか?
そう言えば、おじさんの叔父さんが、某一流ホテルの支配人だったことがありましたの。その時に、言っていましたわ。
「試食するのが年寄りばかりなので、量が食べられない。自分たちの胃袋が基準だから、何でもかんでも量が多過ぎるって言うんだよ」
腹5分にも満たないおなかを抱えて、わたくしはレストランを後にしましたわ。
その後、また風呂に入って、持って来たクルミをつまみに、ビールを飲んで腹を満たしたことは言うまでもありませんことよ。
ソファの上で胡坐をかいて、ビールをぐびぐびあおりましたの。そしてつぶやきましたの。
「明日の朝に期待するしかねえな。ブッフェだといいがな」
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